匿名13番さん (1/1)
BL以外にどんな本を読んでいますか?
みなさんがBL以外にどんな本を読んでいるのか知りたいです。
前トピ
BL以外にどんな本を読んでいますか?7
https://www.chil-chil.net/answerList/question_id/14766/
匿名13番さん (1/1)
>>48
このトピの趣旨を理解していますか?
貴方の気になる本についての質問や、感想のふりをした愚痴を書く場ではないと思います。
匿名6番さん (3/3)
ハリー・ポッターシリーズを再読しています。
前にも一通りは読んでいたのですが、かなりのエピソードを忘れていました。
再度、原作7巻と呪いの子の脚本を読んで、DVDも見てます。
東京で舞台もありますが、今なら向井理さんとか藤原竜也さんが出演されています。いつか見に行きたいです。
匿名11番さん (2/2)
樋口美沙緒「ママはきみを殺したかもしれない」読了
主人公の名前「美汐(みしお)」で売れっ子物書き設定は自己投影しすぎでキツい
あと子供が発達学級への編入促された時のリアクションが……
発達障害児への見下し感とか、それだけでまだ7歳の息子絞め殺すの?ってありえなさが無理すぎて、嫌悪感が先に立った
読者の中に発達障害の人とか今まさに発達障害児育ててる人たくさんいるのに。
ぶっちゃけBL以外は微妙だな……
「ニッターズハイ!」
男子校の手芸部の話です。
全国大会に行くくらい活躍していた陸上選手だった主人公が、ケガで陸上を諦め推薦もなくなってしまい入った高校で手芸部に勧誘されます。
「男が手芸なんて変だし!」と断った主人公に「そうやって人のことを笑う人間は人に笑われるのが怖くなって何も挑戦できなくなるんだ!」と一喝した、編み物王子と呼ばれている同級生との出会いで、抜け殻みたいになっていた主人公がまた夢中になれるものを見つけるストーリー。
部室もかわいいし、学校に住みついてる猫もかわいい。
わちゃわちゃ楽しそうにしてる様子に癒されるし編み物始めたくなります。
「裸足のせいめい」
BLも描いてる作家さんの一般向け作品。
男女2:2の4人の友人関係、それぞれの矢印が誰に向いているのか。
そして「好き」がわからない主人公。
ほのぼのした絵柄、それぞれのキャラの気持ちがせつないけど、それが淡々と描かれているのがなんだかツボです。
「ブルーロック-EPISODE 凪-」
ブルーロック本編も色々と美味しい部分があるのですが、こちらのスピンオフは特に、玲王と凪の関係性の描かれ方がツボすぎて、本当にありがとうございます…!!と言う感じです!!
匿名12番さん (1/1)
魔球/東野圭吾
初期東野作品の中ではおすすめです。甲子園に出場した高校の野球部員が惨殺されるところから物語は始まる。
デビュー作「放課後」よりも前に江戸川乱歩賞に応募した、真のデビュー作と言ってもいい作品。現場には「マキュウ」というダイイングメッセージが。ミステリーであり、優れた小説
匿名2番さん (4/4)
ロバート・クレイス「容疑者」
アフガニスタンで相棒のハンドラーを喪った軍用犬マギーと、パトロール中に銃撃を受け相棒を喪った刑事スコット。
二人(一人と一匹)がバディを組んで事件解決を目指す。
心身ともに深い傷を負った二人の喪失と再生の物語。
よくある設定ながら、犬好きにはたまらない。
ジャーマンシェパードのマギーの一途さに涙、涙。
そうだよね、犬の愛情ってそうなんだよね…と。
事件の流れもさることながら、二人が徐々に心を通い合わせて絆を深めていく様子がとてもいい。
この作品は続篇があり、次作の「約束」では、作者のデビュー作で代表作である「モンキーズレインコート」から始まるシリーズの主人公エルビス・コール(ベトナム帰りの私立探偵)とその相棒ジョー・パイク(元海兵隊員でガンショップの経営者)が出てくるとのこと。
この二人がスコット&マギーとどう絡んでいくのか楽しみです。
探偵シリーズの方は30年以上前の作品で、自分が20年程前にハマった時は既に廃版となっており入手困難で、古本屋をハシゴしてシリーズ揃えたのを覚えています。
BL要素は全くありませんが、主人公エルビスが相棒パイクを『海兵隊員は精神的なゲイ』と評するように、クールでそれでいてナイーブなエルビスと、マッチョで無口なパイクの関係がすごく素敵。
この二人の未読のも2冊見つけたので次作の「約束」に次いで読んでいく予定。
楽しみすぎてワクワクしています。
匿名11番さん (1/2)
樋口さんの「ママはきみを殺したかもしれない」読んだ人いますか?
イヤミスや毒親テーマの小説は好きで普段からよく読んでおり、まさきとしか・湊かなえ・櫛木理宇・宮木あや子・深緑野分・秋吉理香子・近藤史恵あたりは押さえてるんですが、樋口さんが描く母・息子の関係性に惹かれた覚えがなく、このテーマでは上記作家さんたち以上の面白さは得られない気がして……。
そんなことないなら読んでみたいですが。
匿名1番さん (11/11)
「川の深さは」(福井晴敏)
読みました。デビュー前の処女作だそうです。軍事用語的なのがたくさん出てきて、「亡国のイージス」へと続く、「らしさ」が出てました。強くてストイックな兵隊とかおじさんと青年の心の交流や絆を書くのが好きな方だと思います。美少年の女装も出てきますよ。
福井先生が文章の師と仰いでいる作家が高村薫先生で、人生に影響を与えた10冊の中に「リヴィエラを撃て」「神の火」「地を這う虫」の3冊が入っていると知ってすごく嬉しい。しかもその中に宮部みゆき先生の作品と萩尾望都先生の作品とあの「パタリロ」も入っていて、この先生は腐女子心を理解できる人だと確信しました。パタリロは小5の時クラスの女子に「福井くんなら良さがわかると思う」と勧められ、今も90巻くらいまで買い続けていて勧めてくれた事に感謝しているって。なんか和む話だ。
匿名10番さん (1/1)
『とんスキ』
待てば0円で片っ端から読みかじってるけど、久しぶりにハマって全巻大人買いしました。
他トピで、作品タイトルがやたら長い。
って話が出てたけど、同時に、その長いタイトルを略すのはいったい誰がやってるん?と思う今日この頃。
『転スラ』やら『とんスキ』やら、この絶妙な略し方って読者が考えるのか?出版サイドが考えるのか?
匿名3番さん (7/7)
>>38 あ、書き忘れてました。
エロもあります。
匿名3番さん (6/7)
『時ありて』(イアン・マクドナルド)
廃業する書店のごみ捨て場にあった、一冊の詩集。そのページの間に一通の手紙が挟まれていた。第二次世界大戦の最中に、男から男へ宛てられた恋文だった。古書ディーラーのエメットは、興味本意で手紙の送り主・トムとその恋人・ベンの素性を調べ始めたが……。
SF小説ですが、トムとベンの幸せだった日々の描写がBL的にすごく良かったです。
昨日所用で発売日なのに受け取れなかった
【ノラガミ】26巻
さっき引き取ってきて帯みて震えた
次が最終巻って
てか 前巻の終わりが終わりだったし絶対泣くじゃん この巻 あたし
だって雪音が真名を知って自分の死も知ったところを やっと夜トが取り返したんだよ? その続きだよ? 泣くわ ぜったい
もうこれって 次の発売待って一気読みした方がいいんじゃね?
うん 1巻から読み直おそ いやでも気になる どおしょうもぉぉぉ
って 結局26巻ひん剝いて出だし 8ページをさっきから10回はリピート読みしてるアホがここにいます
匿名6番さん (2/3)
チーズはどこへ消えた?
スペンサー・ジョンソン
2000年くらいに大ベストセラーになった自己啓発本(ビジネス書かな)。2匹のネズミの話、と言えば知っている人も多いのでは。引っ張り出してきて、久しぶりに読みました。
続編の「迷路の外には何がある?」は読んでいなかったので読んでみたい。
テレビドラマで古田新太さんがガネーシャを演じた「夢をかなえるゾウ」も持ってましたね。
匿名1番さん (10/11)
「月に繭 地には果実」福井晴敏著
ターンAガンダムの小説版。アニメ版とはラストが違うらしい。萩尾望都先生の素敵なカバーイラストの別の方が書いた小説もあるらしいけど福井先生の小説が好きなのでこちらを購入。
SFファンタジー小説として大変読み応えがあり面白かった(文庫3冊完)。嫉妬に狂ったドス黒い感情の少女・キエルは萩尾望都先生の漫画にも出てきそうなキャラなのでむしろこっちバージョンの方がイラスト合っているんじゃないのか。登場人物多いけどアニメ公式ホームページのキャラクター紹介と照らし合わせると読みやすいです。プラチナ色の髪と緑の瞳で褐色の肌の中性的な少年・ロランが主役のガンダムパイロットです。ゲイの若い金持ちの御曹子・グエンに出会った時からめっちゃ狙われています。最後までそこはぶれないです。
YouTubeでアニメ版も少し見たけどガンダムなのに絵が世界名作劇場っぽく童話の要素もありファンタジック。しかしやはりガンダムなのでとても残酷です。有名な赤い人も過去の黒歴史映像として少し出てきます。1stの宇宙世紀時代が滅びてから2000年以上経ったという設定なので。歴史のスケールの大きい話です。
福井ガンダムが大好きなのでガンダムではない福井先生の一般小説も大人買いしてしまいました。読むのが楽しみです。ナチュラルに同性愛要素とか匂い系要素が入っている所が好き。それ以外の魅力もたくさんあるけど。
匿名9番さん (1/1)
自分はボカロ好きなので「シェーマ」読みました。
結局は女の子と結ばれますが、最初の方ところどころ男の子に「惚れちまうだろ」みたいに言ってたり、冗談ですが告白しててよかったです。
匿名8番さん (1/1)
いびってこない義母と義姉/おつじ
快読シェイクスピア/河合隼雄、松岡知子
スモールワールド/一穂ミチ
手のひらの京/綿谷りさ
いびってこない~はこんなのがタイトルになるから現実はさぞかしと思ってしまった。
想像を超える意地悪な人って居るもんですね。
河合隼雄さんは惜しい人が急逝してしまった。
匿名7番さん (1/1)
「猫を拾った話。」寺田亜太朗
一巻無料だったので読んでみたらwww
ホラー…だけど猫あるある…でもホラー…
クスっと出来てぞくっと出来てハートフルという…不思議w
癖になりそう
新潮クレストブックの
”あなたはひとりぼっちじゃない”(アダム・ヘイズリット著)
はゲイ率高めの短編集でした。
特に、”悲しみの始まり”ってゆー作品が、あまりに切ないボーイズのラブ!で、”うぅっ!”ってなりました…。
匿名6番さん (1/3)
14歳の世渡り術
世界の見方が変わる「数学入門」 桜井進
一年は360日・古代メソポタミア文明の60進法、アラビア数字と0の発明、緯度と経度はデカルト座標
和算の天才・関孝和と弟子の建部賢弘
天文学者プトレマイオスが作った三角関数、大航海時代に船の測位計算を簡単にするために必要だった対数logを作った城主ネイピア、小数点を広めた息子のロバート、微分積分を発明したオイラー
集合の世界にも論理の法則があることを発見したド・モルガン、論理における真偽の演算・記号論理学の祖ブール、真か偽か2進法を電気回路の中に実現・論理(集積)回路を生んだシャノン
学生時代に習った数学は、世の中で必要とされて発展してきたことが分かる数学史の良書です。
こんにちは。
去年の正月に読もうと思ったのに今年まで積んでた
V・I・ウォーショースキーシリーズの
「クロス・ボーダー」(上下巻)
腐要素は全然ないんですけど女性が痛快に活躍するんで昔から好きなシリーズでした。アラフィフになっても体張って頑張ってる主人公に元気もらえるんですよね。山本やよいさんの翻訳も読み易くて、長いんですけど、読み始めたら一気にいけちゃいます。
匿名4番さん (2/2)
最近はBLやブロマンスでも一般向けっぽい話それなりにあるからそれ読んでます。
商業BL以外のBL。
山吹あやめ先生
『死にたがりの完全犯罪』シリーズ
これがめちゃくちゃ最高です。
現在2巻まで刊行されています。
『〜部屋に降る七時前の雨』が1巻、『〜祭りに舞う炎の雨』が2巻という扱いです。
日常ミステリを科学・物理学で解決しながら、男二人が強固に結び付いていく話です。
親から愛されず、一生消えない傷を負わされ、復讐心と希死念慮を抱えた先輩(大学3年生)と、先輩と一緒に生きていきたい、『家族』になりたいと切に願う後輩(大学2年生)がルームシェアをしています。
二人は家父長制の根強く残る東北の田舎町でそれぞれ"大きな"家に生まれましたが、『家』を嫌い、周囲が求める像に逆らって生きていました。
しかし、高校時代にあることがきっかけで、互いの前でだけは本当の自分で居られるようになったのです。
人と人との関わりを物理で解くロマンがこのシリーズの醍醐味で、互いだけが本当の自分の観測者である、とか、二人で居る場が自分を自分らしくする、とか、そういうエモに心が踊ってしまいます。
先輩の名前は『月也』、後輩の名前は『陽介』といって、この月と太陽のパワーバランスというのがとてつもなく刺さります。
ちるちるに来ている姐様方も、絶対に好きになる方は多いと思うのでまだ出会ってない方は是非読んでみていただきたいです。
Kindle Unlimitedなら2巻とも0円で読めます。
匿名5番さん (1/1)
オカモトゴム太郎「SKIN-スキン」
作者名が衝撃的ですが、漫画自体にも爆笑しました…!一応アダルト?だけどポップなアメコミ調でギャグ中心、男が男に掘られるシーンも一話目にあり。
匿名3番さん (5/7)
『彼女は水曜日に死んだ』(リチャード・ラング)
多くはアメリカとメキシコの国境付近を舞台とした、犯罪にまつわる短編小説集。犯罪目撃者、薬物中毒、不法入国などなど。
夢破れた人、普通の暮らしすら出来ない人、世界の滅亡後に生き延びるために手段を選ばなかった人、人生のどん底をやっと這い上がろうとしている人、恋人を喪い孤独に生き老いていく人などの人生の悲哀を淡々とした文体で描きます。
ブロマンス好きな人におすすめの話もあります。
匿名2番さん (3/4)
秋里和国さんの「TOMOI」
家で納豆巻を作っていて、ふと、
「どっちが太い」「そんなの口に入れてみたら分かるだろ」って言うセリフを思い出し、急に読みたくなり久々に読みました。
(作中そういうシーンがあるのです)
何度も読み返しているので、そんなイチャコラシーンが愛しくも切ない。
ジャンルとしてはBLではないけれど、答姐でも時々紹介される名作です。何度読んでも泣かされるー。
匿名4番さん (1/2)
BL以外はあんまり~
匿名3番さん (4/7)
『雨に打たれて』(アンネマリー・シュヴァルツェンバッハ)
短編集です。20世紀初頭、ナチスから逃れて中近東に渡った人々の旅や日常の話など。
ただふと目についたので手に取ったのですが、この著者の書いた短編『ベルンハルトをめぐる友人たち』が『古典BL小説集』(平凡社 2015年)に収録されているらしいですね。
あまり聞いたことのない作家ですが、戦後になって再評価されるようになったそうです。
匿名1番さん (9/11)
「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」福井晴敏 著
スニーカー文庫(美しいイラスト付き)の小説1〜10巻完読しました。いやー、良かった!神×100くらいだよ。ここしばらくBL読むのも忘れ没頭しました。さすが「亡国のイージス」の福井先生、腐女子の心にもビンビン響く作品を書いてくださいます。
宇宙世紀叙事詩とでも言うべき壮大なストーリー、魅力あるキャラクター達の人間ドラマの素晴らしさは、さすがの日本SFアニメの金字塔・巨大ジャンルに間違いないのですが…
ネオ・ジオンサイドの美貌の青年MSパイロットで元男娼の経歴を持ち名前がアンジェロ(天使)。彼を娼館から救い出したのがあの伝説のシャアそっくりの容貌を待つ謎めいたカリスマ・フル・フロンタル大佐。こんな耽美な人達がガンダムシリーズにいたとは知りませんでした。
2人の関係はBLではないだろうし、ガンダムパイロットの主役には理解出来なかっただろうけど、彼らなりの愛の形で惹かれ想い合っていたと思う。広い宇宙の中で2人を出会わせ、ある意味添い遂げさせてくれた作者に心からお礼を言いたい。ラストでアンジェロが大佐を見つけたシーンは泣いた。闇の悪魔に寄り添う天使。アンジェロには大佐が、大佐にはアンジェロが存在していて本当に良かった。昔から連邦よりジオンサイドの方が退廃的・ストイックで滅びの美学がありキャラクターが魅力的。美形多いし。
美しい2人の幸せを求めて(二次とも言う)ネットの腐海を彷徨いたいと思います。
匿名2番さん (2/4)
染井為人さんの『正体』
一家惨殺事件で逮捕され、死刑囚となった少年が脱獄。
潜伏、逃亡を繰り返し、ある人物を探し求める少年の目的とは…
と言うお話し。
先程読み終わったのだけど、余韻が半端ない。
孤独な闘いに身を投じる少年の気持ちを考えると胸が詰まる。
途中の登場人物の一人に感情移入し過ぎて辛かった。
今夜は眠れないかも。
スタインベックの『ハツカネズミと人間』
本棚の整理中に子供の頃大好きだった本を見つけて、そのまま読みふけってしまいました。
本棚整理って進まないわぁー…つい読み始めちゃう
ぼくはくま! くまッ くま くま〜
車じゃないよッ! くまッ くま くま〜♪
って歌いながら【こぐまちゃんえほん】シリーズ ガチ読みしてます
絵本とか童話とか
アニメだと まんが日本昔ばなし
そんなものを眺めてるときが昔から 箸休め?的な
最近じゃ 息継ぎのタイミングにしてる気がするな
匿名3番さん (3/7)
『風味絶佳』(山田詠美)を読みました。
私にとっては恋愛小説家といえば山田詠美先生。
久しぶりに読みましたが、やっぱりすごいなぁ……。
匿名1番さん (8/11)
「第三の時効」横山秀夫
最近なかなかBL警察小説に出会えないのでガチ警察小説を読んでいます。これはドラマ化もされている作品で捜査一課の刑事達のキャラクターが面白い。皆仲悪い(笑)。捜一の刑事達ってプライドが高く、犯人捜査だけでなく同じ課内での出世争いも激しくて神経をすり減らしそう。BL要素はなくても魅力的な男性キャラがたくさん出てくる話は惹きつけられます。
BL小説作家と同姓同名の別人の岩本薫氏(男性)による「ヘンな名湯」。
全国各地の一風変わった温泉が紹介されてます。電子書籍でたまたま見つけて目次を読んで、すごく面白そうだったので買ってしまいました。読んでみたら思った以上に変な温泉ばかりで圧倒されました。
匿名1番さん (7/11)
「仕事でも仕事じゃなくても」
よしながふみさんへのインタビュー集。「漫画家・よしながふみ」のルーツが全てわかる。今まで彼女が読んできた漫画、育ってきた環境、等々。個々の作品についても細かくインタビューされており、制作裏話、本人による作品解説も詳しく書かれておりファン必見です。
同人誌→BL商業誌→少女漫画誌→青年漫画誌とそれぞれで活躍し、映像化された作品も多い高学歴漫画家という業界の中でも珍しい経歴の方だと思います。
匿名1番さん (6/11)
「おいしいごはんが食べられますように」高瀬 隼子
不穏で嫌なムードたっぷりと話題の芥川賞読みましたよ。あの凪良ゆうさんがラジオ番組でおすすめされてて興味を持ったんです。名前のある登場人物5人くらいに、誰一人として好感の持てる人がいない(笑)でも嫌な奴が出てくる話って面白いんだよね。美人で愛されキャラでか弱くて男に守られるキャラが彼氏には軽蔑され好意を陰で踏み付けにされている…ホラーのようです。女の悪意がたっぷり詰まった話です。仕事さぼってお菓子作りする人ってどうなん?って皆思ってるけど注意するのも面倒臭いから誰一人しないって世界が怖い。
BLの世界の甘さのかけらもないです。なんかでろ甘の話を読んで口直ししたい。BLとか匂い系の世界は過酷な状況が続いても愛だけはひたむきな真実だった…みたいなのが多いのでこの話とは真逆。浸りたい。フィクションの世界に。
匿名3番さん (2/7)
『老神介護』(劉慈欣)
SFものです。ある日、地球に20億人の神々が降臨。人類創造の恩に報いて老後の世話をして欲しいと要求してきます。高度な科学技術の提供と引き換えに、人類は一戸につき一人の神を受け入れ介護する事にしましたが、徐々に生活を介護負担に圧迫されていき、人々の心は荒み神々との関係が悪化していきます。
歳の差のものすごいブロマンスあり。『火守』もそうだったけど、劉慈欣の小説には師弟愛や父子愛みたいなものが欠かせなかったりするのか……? 肝心の『三体』を読んだことがないのでわかりませんが。
そもそも中華小説は文化的にブロマンスとの相性がとても良さそうですしね。(だからBL表現を抜きにしたバージョンの『魔道祖師』が大ヒットしたわけで)
匿名1番さん (5/11)
「霊応ゲーム」パトリック・レドモンド
イギリスのとあるパブリックスクールで起きる数々の恐ろしい事件の物語。上質のサスペンス・ホラー小説です。BLの舞台になる事も多い男子寄宿舎物なので腐女子の皆様にはおすすめ。少年達の同性愛の匂いもほんのり感じる序盤からどんどん怖くなっていく中盤、戦慄のラストへのカウントダウンは圧巻です。先を読むのが怖くてたまらないのに続きを知りたくてページをめくる手が止められない本です。生徒達だけでなく教師や親達の人間関係もドロドロでもうヒイィーッとなります。皆が憧れるほど男子寄宿舎、素敵な所ではありませんでした。学校生活が辛い子供達にとっては逃げる事のできない監獄のようで辛いだろうなと思いました。
匿名3番さん (1/7)
『犯罪者の心のなかでは何が起きているのか ある司法心理学者がみた犯罪者たち』(ケリー・デインズ)を読んでいます。
創作の参考になるかなと思ったんですが、著者の自伝的なエッセイに近く、犯罪者への言及が少なくて微妙かも……。
匿名1番さん (4/11)
「インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー」皆川博子
エドワード・ターナー3部作の最終巻。舞台は18世紀ロンドンから独立戦争真っ只中の新大陸・アメリカへと移ります。原住民侵略・虐殺というアメリカ独立の影の部分が描かれています。重いです。いつも弱者の側に立つエドは最後まで真のヒーローでした。今回萌えはなかったけど(男性同性愛的視点はあり)読み応えがあり満足の一冊でした。
以前に出てる作品もあるかもですが
「ホテル・メッツァペウラへようこそ」
これはBL好きには刺さる要素が多いんじゃないかなと。
ワイルドな中年シェフ、紳士な中年ホテルマン、訳ありな美少年、そしてホテルに訪れる様々な事情のあるお客様との物語です。
「天狗の台所」
ほのぼの田舎スローライフが好きな人にオススメしたいです。
天狗の兄弟(落ち着きのある兄とやんちゃおばかわいい弟)と大きくてかわいい犬、美味しい食事、癒されます。
「氷の城壁」
リアルな学生生活の閉塞感や恋愛でぐちゃぐちゃになるあの感じ、家族との気まずさなど、すごく生々しく当時を思い出して変な声出そうになった作品です。
匿名1番さん (3/11)
「アルモニカ・ディアポリカ」皆川博子
「開かせていただき光栄です」の続編小説。こ、これは…良かったー!こちらの方がBLっぽかったです。前作に続き登場の美青年・エド。彼は頭が良くてカッコいいダークヒーロー。汚れた天使・魔性の美青年ナイジェルとの関係が切なすぎます。これはJUNEってやつです。たぶん。正義の判事と解剖医のおじさんコンビも職務に対して熱い所が好き。
1930年生まれで人生の大先輩の皆川先生、こんなに難解で面白い歴史ミステリーかつお耽美な話を書いて下さってありがとうございます。去年出版されたシリーズ3作目も絶対読みます。
匿名1番さん (2/11)
「沈黙のパレード」東野圭吾
有名なガリレオシリーズ。映画も今やってます。今回出世して教授と警部になった2人のブロマンスがいいー!しかも大学時代からの友人だなんて美味しすぎる。ミステリー部分ももちろん目が離せませんが、2人きりでやたらとモーニング食べに行ったり飲みに行ったりする場面に癒されました。映画も萌えるんだろうか。見たいな。
匿名2番さん (1/4)
太田愛さんの「天井の葦」読み始めました。
同シリーズの「犯罪者」と「幻夏」をAudibleで聴いて、凄く面白かったのですが、3作目の「天井の葦」はまだAudibleになくて読みたいと思っていたところ、ちょうど電子書籍でセール対象だったのでシリーズまとめて購入。
ストーリー展開もさることながら、主人公3人の関係性が凄くいい。
まだ読み始めたばかりなので、明日からの3連休にじっくり読みたい。楽しみです。
ヘミングウェイの”移動祝祭日”
ア○ルセッ○スを”ギリシャ式”って表現してて、とても活用したくなりました。
(が、そんな機会はなく…)
だめだめなフィッツジェラルドの世話を焼くヘミングウェイにちょっと萌え。。嫁からTNKの大きさにダメ出しされたフィッツジェラルドを慰める描写(トイレで確認→”完璧じゃないか!”→さらに、ルーブル美術館行って彫刻観察…ひたすら励ます)、微笑ましすぎる!!
匿名1番さん (1/11)
「開かせていただき光栄です」皆川博子著
ちるちるでおすすめされていた、匂い系小説です。正直私には匂いはあまり感じられませんでしたが、18世紀ロンドンの美青年と女装青年が出てくるので腐女子は買いだと思います。二転三転するミステリー部分は面白い。日本人作品なのに洋書の翻訳みたいな雰囲気はすごいと思う。同じキャラクターのシリーズがあと2冊出てるので読みたいと思います。
レスが50になりましたのでもう書き込めません。新しいスレッドを建ててくださいね!