最新レビュー一覧

別れるために色仕掛けしてみた コミック

わじ 

人前でのキスは居た堪れない…

わじ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
チョロい 5
おバカ 4
溺愛 4
エロ 3
な感じだと思います。

八木くん×まことくんのカプです。

まず、わじ先生のコメントで判明しますが今作は続きものです。仕方無いことだと思いますが、でもやっぱりタイトルに巻数を表記してほしかったですね。初っ端で読むモチベーションが変わってしまい…

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Platinum 小説

冬木真魚 

切なさたっぷり甘々たっぷり

切なさをたっぷり味わえる表題作と、甘々たっぷりのその後のお話。最後の二人は交際歴九年のカップルになっており、これからもきっと大丈夫と安心できる雰囲気で、幸せな気持ちで読み終えることができた。

冒頭一言目から、とても辛い始まり。そしてわざと泥酔した葵は、真夜中の冬の河原で意識を手放す。そんな葵を拾って持って帰ったのが梶原という、運命なんだか気まぐれなんだか分からない出会い。で、なし崩し的に同居…

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つらつら椿 小説

月夜堂 

医師を志す青年の日常

京言葉が良い味出してる江戸時代もの。医師を志す伊純の日常が淡々と描かれている。BL要素はあるが、恋心より医療者としての矜持が強く語られていたように思う。とはいえ想い合う二人のハピエンで終わるので、そこは安心できた。

伊純は想い人である有岡と気持ちを確かめ合いつつも、身体をつなげる前に長崎遊学に向かう。そこで出会った和蘭人医師は、身体を捧げなければまともな指導をしてくれない。そんな状況に耐えな…

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リバーサイドベイビーズ 小説

砂原糖子  雨隠ギド 

ツッコミなしのボケ×ボケ高校生

ツッコむ人がおらず、ボケ×ボケ状態になっている高校生カプ。序盤から多真上の言動に恐怖を感じていたら、ついにやらかしてしまった。いくらマイペースでズレているといっても、脳震盪で倒れた意識のない相手を強姦するのはさすがに許容範囲外。反省はしてたが、もう少し挽回して欲しかったと思う。

三丈は感情は分かりやすいけど、あらすじでおバカ高校生と言われている通り考え無しな行動を簡単に起こし、その思考にはつ…

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世界のすべてを君にあげるよ 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

切なさを演出する文章が好きすぎて

結構ガチに駆け落ちしてたお話。省也視点で、省也の葛藤がめちゃくちゃ伝わってくるのに、どうしても洸生の方が不憫で気の毒でそちらに肩入れして読んでしまう。切なさを演出する文章が素晴らしく、その表現力で泣かされた気がした。

省也は心理描写がしっかりあるので気持ちは分かるけど、洸生を振り回しすぎかな、と思う。期待を持たせたり時限爆弾(比喩)を仕掛けたり、逃げたり戻ってきたり。これでは洸生もいつ消える…

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雨馨る 小説

吉田美野  ヨシヲ 

キャラに魅力を感じない

主人公の一穂の心理描写が愚痴ばかりで、特に前半は読んでいてストレス。二人の関係は純平が一方的に動かしている感じで、一穂は不機嫌に付き合い流される。魅力を感じないキャラたちのお話だった。

一穂は嫌でも断れず、強引な純平の誘いを受ける。それは結局自分が招いた状況なのに、心の中で文句ばかり言っている。このどうにも嫌な性格の悪さが見える心理描写を聞き続けると、こんな一穂に惚れる純平もちょっと……。

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恋と気づいたときから 小説

今井茶環  斎賀時人 

スピンオフを先に読んでいたので

高校の同級生だったヤクザとバーテンの再会もの。山場が受け攫われの攻め救出という、ただでさえ定番展開なうえにスピンオフの「恋に墜ちたときから」と同じようでちょっと……。描写力がプロの商業小説とは思えなかった。

序盤からショボいチンピラが活躍し、先に読んでいたスピンオフ作品がチラつく。
そのチンピラに加えてメインキャラの寿鷹と千尋と弁護士の塚本は、揃って「まあいいけど」「ていうか」などと発言す…

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愛してるなら、抱かせてくれるよね? 小説

今井真椎  上田にく 

幼なじみバカップルの愉快な日常

小悪魔彼氏とお人好し彼氏、幼なじみなバカップルの日常小話詰め合わせ。最初から付き合ってる二人のお話で、起承転結がなく、同人っぽいと思ったら元は同人誌だった。リバ要素ありってことになるのかな。

本編は樹視点で、恋人に振り回されて流されながらも楽しく過ごしてる感じ。嘘を吐かれてベッドでのポジションを逆転されても、なんだかんだで受け入れて平和。樹は鈍感でよくやらかしてるけど、ちゃんと反省できる誠実…

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皇太子は宮廷道士を寵愛する ~愛されたがり子パンダの秘密~ 小説

滝沢晴  奈良千春 

執着強めの皇太子と無自覚美人の道士の宮廷ロマンス

ストーリー展開、キャラ構成、挿絵…全てにおいて最高と言える作品。

皇太子殿下であるサーシェンと宮廷道士であるルイの繰り広げる愛人という皮を被った純愛物語が本当に微笑ましいし、キュンキュンするしで素敵。

サーシェンの愛の重さったらない!
しかも本人自覚済み。
もう言動全てにルイへの愛が溢れていて読んでいてニヤけが…!

一方ルイはというとあまりにもニブチンでどうしたものかと不安も…

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親友の「同棲して」に「うん」て言うまで コミック

ろじ 

前から読みたかった作品です!

はじめましての作家様です!男の子2人の表紙が爽やかで素敵
タイトルも良いです!ああハッピーエンドで温かな作品なんだろうなと思わせてくれます

さて主役の2人ですが、名前から船はやがて港に帰るという意味での
湊と航なのかな?と思ったりして…大学4年間は同居してて、違う道をゆく2人が別れるところから始まるなんてちょっと意外でした
最初は同棲じゃなくて、同居だったのねルームシェアみたいな?

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