最新レビュー一覧

Happy Birthday ちとせくん コミック

上野ポテト 

ちとせくんの背後霊になった気分で

大好きな大好きな上野ポテト先生の新刊✨

先生の作品の素晴らしいところは、何といっても共感不可避な圧倒的描写の数々......

読者の我々は千歳くんの背後霊となり、気持ちをダイレクトに受け取って、喜怒哀楽を共にします。

「誕生日を"特別な日"にしたのはおまえのくせに」
寂しい気持ちを抱える千歳くんに感情移入不可避で、だからこそ、至高のハッピーエンドに涙を禁じ得…

8

後宮の獣は愛を孕む コミック

じんにくれーちぇ 

眼光鋭い受けのお表紙が美、しかない!!

もちろん、本編も美しいです。

人が世を統べる時代。
伝説上の生き物は消滅するか、小さくなり、「亜人」として軽んじられるようになっていた。

胎に大きな傷を負い、皇帝からの寵愛を失った狐の亜人である涙星(お表紙の人)は、後宮を追い出される日が近づいてきた最中、新しく捕虜としてやって来た屈強な亜人、テンゲルに興味を持つ。

そして彼を利用して師弟関係を結び、なんとか後宮を追い出されない…

3

『相愛系小説家とのロマンスについて』出版社特典ペーパー「八神の不安」 グッズ

素晴らしいファン魂

あさひさんが隠しごとをしているのではないかと、気になっている八神さん。
どうやら仕事終わりの後、およそ2時間ほど連絡がつかないことがあると分かったようで、まさか浮気…と過ってしまう八神さん。

浮気を疑ってしまうのは仕方ないかもしれませんが、八神さんがその考えに至った時に、サーっと顔を青くして不安になっている反応に少し驚いてしまいました。
しかもあさひさんに追及しておいて、言いたくないなら…

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相愛系小説家とのロマンスについて コミック

楢島さち 

揺るがない2人の相愛

待望の翻弄系小説家とのロマンスについての続編、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
甘い 3
エロ 2
しんみり 1
な感じだと思います。

前作に引き続き、八神さん×あさひさんのカプです。

前作で、小説の作風と本人のギャップがある、小説家の八神さんと紆余曲折、恋人同士となったあさひさん。今作はお付き合い篇で、あさひさん中心の物語りとなっています。

タイトルに…

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翻弄系小説家とのロマンスについて コミック

楢島さち 

食でも性格でも言動でも翻弄

楢島さち先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
翻弄 3
ギャップ 2
しんみり 2
エロ 1
な感じだと思います。

八神さん×あさひさんのカプです。

小説の作風から、想像していた八神さんの人物像とかなり違ったことに戸惑うあさひさん。だけど、読者からは八神さんの小説を勿論知らないので、作風と本人のギャップというのを感じ取…

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青と陽炎 1 コミック

ドンドン 

至高の三角関係

野球とBLってどうしてこんなに馴染みがいいんでしょう。

とりわけ野球に嵌っているわけでもないのに、
ブロマンス臭を感じたいがために野球作品を視聴しちゃいがちです。

今作もまた野球ものと聞いて。

エースピッチャーとして野球に打ち込む高校生の真琴。
それは引っ越してしまった元バッテリーの鷲介と交わした
「甲子園で会おう」という約束を実現するためでした。
けれど、数年ぶりに再会…

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離したくない恋だから コミック

 

セフレ始まりだけど清潔感

暮先生がセフレもの⁉︎
…という衝撃がありましたが、読んでみれば純な両片想い的なストーリーだと思いました。

主人公は、身辺警護の仕事をしている門倉豊。
仕事仕事で潤いのない毎日、ジムでふとした優しさに触れ(ナンパだったんだけど)、一夜を共にする…
そんな出会いから、その男・ケントとはジムで時折会い都合が合えば一晩過ごす…そんな関係性になるユタカ。
セフレだよなぁとは自覚しつつも、生活…

3

これは嘘の結婚だから コミック

上田にく 

嘘から始まる、コミカルで楽しい同性婚ラブコメ♪

お名前は存じてましたが初読み作家様です。こちら試し読みが面白かったので読んでみました。

同性婚できる世界。結婚相談所で働く社長の息子の寿真白(受)が、訳あって同僚の成田楓(攻)と嘘の結婚をすることになり…というお話。
一応リーマンラブコメですね。コミカルで楽しい作風です。

絵柄がとても丁寧で美しいですね。
真白は美人設定ではないですが綺麗なお顔。楓は仕事中は眼鏡で隠してるけど、実は…

4

いのるみたいにひびかせて コミック

さはら鋏 

過去からの解放

哲に対するモヤモヤは、果たして晴れるのだろうか?そんな気持ちで読み始めたスピンオフ。

スッキリする結末を期待してはいましたが、彼のどうしようもないところを見てしまった後なので
時が経とうが誰と関わろうがきっとその本質は変わらないかもしれないな、なんて思ってました。
でもそんな印象が最低なところから、燕と過ごす日々の中で少しずつ変わっていく哲を見れたことが本当に嬉しかった…!救われました。…

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夜明けのリトルマーメイド コミック

上野ポテト 

こんなに長い期間の恋愛物語を読んだことないかもしれない。

紙のコミック本を読みましたが、キスやハグ以上の深い触れ合いはなかったです。そういうのがなくても心の人生を覗いているようで大変興味深く読めました。ストーリーの流れやナレーションの量やタイミングもスムーズでした。

信章は態度やセリフから相手の立場にたって考えて行動するのが苦手で、何かかが欠けているような性格に思えます。人を愛するということを心から教わり少しずつ自分の気持ちを表現することにも慣れて…

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