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屋敷シマ
ゆうかのん
ネタバレ
いや~~、最後は見事なアルファっぷりを見せつけてくれました、伊勢崎くん! 淫らな~の時はただのボンボンヤリチンアルファかよ!としか思ってなかったのですが。 実はずーっと、瀬乃くんに想いを寄せていたんですね。 閉ざされた、特殊な空間の中で育まれた独特な愛の形、主人と執事、アルファとベータという垣根をかなりの力技でとっぱらった凌介。 執事兼恋人の瀬乃くんをもっと見たいし、 律カプのその後も知…
木田さっつ
チル76
これは攻めの凛くんと幼い頃からの翔ちゃんの関係が先ず無いと絶対に行き着かないお話し!! なのでこの2人のちびっ子時代のお話しがちょこちょこ挟まれるのがとってもポイント高い! 高いだけではなくそのひとつひとつのエピソードが可愛らしく、そして時にキュっとなる切なさがあって…・・・とってもエモい(´ ˘ `*) 幼き頃は圧倒的に受けの翔ちゃんリードな感じでその後ろを凛がてくてく付いていくような…
伝子まねゑ
おてば
あらすじやレビューなどを読まず帯と表紙のみを見て買ったのですが、良作でした。異常な性癖を持ちつつも、普通になりたくて葛藤する攻めの描写が最初から最後まで丁寧に描かれており、終盤に公開される狂気も丁寧でとても良かったです。BL初心者の方でもおすすめできます。書き下ろしは攻めの異常さがとてもどすけべで良かったです...母も異常だったら子も異常それを思い知らされて最高でした。最後は、共依存って良くってぇ…
昼寝シアン
はーたんたんたんたん
続編の上でさえこんなにも盛りだくさんの濃厚の1冊とは。下ではどうなるのか。 当然BL世界なので受けに近づく者、攻めに近づく者が現れるんでしょうが、カズマくんの執着愛が凄まじいから恋のライバルも圧倒されてしまう。20年どれだけ耐えて耐えないてきたか。ナオトももう赤裸々と語るカズマに圧倒されるも自分自身も普通ではないのか?と思っており。下ではきっとカズマのところまで到達するのだろうけれど、なんとなく…
山葵マグロ
おぶもいもい
超恋愛体質なのに「恋愛しないって決めてる」だなんて… 主人公に何があったのか気になって、 あらすじと帯にある言葉の真相を確かめるべく読み進めました。 磯村が頑なに恋愛を遠ざけようとしている理由はよくあるもののように見えて結構重たくて、 彼自身のメンタル面はもちろん、彼を探していた家族目線で考えても苦しい過去でした。 それを乗り越えるために自分で決めたルールを守って堅物を貫き通そうとし…
朝顔 絵歩
井戸みず
上巻で存在感をみせつつ未登場だった、原作小説のヒロイン登場からの、ユアンや陛下の過去の伏線回収、ラスボスとの対決など、読み応えありました! 終章と番外編の詰め合わせで、本編は半分くらいです。終章のみですので、上巻ほど「ここからどうなる!?」なわくわく感は控えめだったかなと。 陛下の母親やヒロインが、ユアンと陛下の仲にちゃちゃを入れてきますが、ブレない陛下に安心感ありました。龍の執着、舐めちゃい…
南寝
襖くろーらー
何って言ったらいいのかわからなくて、読んでから3ヶ月くらいレビューを書かずに放置してしまいました。端的に言うと純文学BL。なかなかお目にかからない作風です。 主人公の淀井は、同じクラスの村瀬のことを気にかけています。いつも口を半開きでボーっと虚空を見ていて、なにを考えているのか分からない村瀬。彼は淀井の迂闊な一言により、虐めのターゲットになってしまったのでした。 淀井は美化委員で一緒に…
大槻ミゥ
まりあげは
大学の仲間と彼女に裏切られ、事業を失敗し、親への借金だけが残り、傷心中のレイヤ。 親に言われて、超ド田舎の亡き祖父宅へ様子を見に行き、ある程度片付けをしてくるようにと頼まれる。 出向いた先は、本当に僻地。 そして、道行く人に祖父宅の場所を尋ねると、なんとモノノケが住んでいるので行かないほうがいいと言われてしまう始末。 辿り着いてみると、思ったよりも怖くなく、むしろ調えられている…
宮田トヲル
前巻で、あの後ろ姿は誰なんだ?!! と思った人物は、やはり3巻の重要な新キャラでした。 バンドを組んでいる、なにかと目立つセンパイの井波でした。 というか、唄川がハイトだということを知られてしまい、それを黙っている代わりに奏多に自分のバンドで一曲でもいいから弾いてほしいと交換条件を出してきたのです。 当然、奏多Loveな唄川は断固拒否。 けれど、後日奏多は強引に連れていかれた井…
いのぐちしな
みざき
普段温厚でやさしい人が見せる意外な一面って、なかなかのインパクトがありますよね。 森くんのとある一面を見た矢守くんの中でなにかが芽生えたような、芽生えかけている段階のような…な2巻でした。 素朴な青春あり、庇護欲と煩悩をぐるぐるさせたりと今回もおもしろかったです。 1巻から引き続き、自分のかわいさをしっかりと自覚している、自己肯定感がドがつくほど高い矢守くんを見ているとなんだか清々しい気…