最新レビュー一覧

ifの世界で恋がはじまる 小説

海野幸  高久尚子 

サラリーマンの教科書ですよ

ドラマの1話が良くて、海野先生の原作を積んでいたことを反省してすぐ読みました
異動した先で馴染めず全てが行き詰まっている中で違う世界にいってしまうとは面白い設定。

技術から営業に異動なんて大変だよねぇ。
リアルな世界の大狼とはうまくいってないけれど並行世界の大狼は自分をすごく甘やかしてくれるし部内のみんなは優しい。

最初こそ、その世界に心地よさを感じていても
みんなが自分にやさし…

1

これは報われない恋だ。 1 小説

朝陽天満  高山しのぶ 

BLあるなし関係なく面白い

めちゃくちゃおもしろい!!!
BL関係なしにしても、ストーリーそのものが面白いです!!!
あの大人気のスターバーストストリームが出てくる某ラノベが好きな方々は絶対好きです!!
NPCに恋をした主人公とゲームの中で門番をするNPCとの恋物語です
ゲームだけどそう思えない壮大なストーリーがひきこまれて、先を知りたくてついつい読み進めてしまいました
この先どうなるのか楽しみでしかたないです!

0

女郎蜘蛛の牙 小説

水原とほる  高緒拾 

魔の男(どっちが?)

本編プラスその後を描く短編、およびSSの3編での構成。2014年発表作品。

「女郎蜘蛛の牙」
主人公は型破りな警視庁組対の刑事・蓮見。単独行動ばかりしていて、今日もひとりで令状もなしに岩田組の組本部事務所に乗り込む。
そこで陰のNo.2と言われる代行の奥泉を初めて目にし、その美貌に心を揺さぶられる…
…と始まります。
が、この物語はキュンとする一目惚れとか甘い恋心とは全く無縁!
あ…

0

王弟殿下のコマンドが白銀騎士の孤独を満たす 小説

葉山千世  そのみ 

亡くなった愛しい恋人を想う心を埋めてくれたのは…王弟殿下とのDom/Subファンタジー

初読み作家様です。
表紙のはにかんだセリル(受)の表情と、亡くなった恋人を今も想う中で
出会った新たな恋、という設定に惹かれ拝読してみました。

“白銀の騎士”と謳われる王立騎士団副団長のセリル(受)。
一年半前に事故で亡くした恋人を今でも忘れられず、
孤独を感じながらも忙しく働く日々…

そんなある日、上司である騎士団長から「王弟殿下へのお遣い」を頼まれ
王弟が館長を務める王立…

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パブリックスクールーリーストンより愛をこめてー 小説

樋口美沙緒  yoco 

王と小鳥の愛の集大成を噛み締める

番外編集の楽しさを、只今ひしひしと感じております……!!

基本あまあまだし、ほのぼのほっこりだし、クスッと笑ってしまうちょっとした日常の恋人模様がとにもかくにも最高でした。
切なく悲しいシーンは、あってもほんのちょっとだけ。まだエドと礼が結ばれていなかったときの過去回想は胸にズキンときますが、現在進行形で愛を育み合う恋人同士のやりとりは、糖度が高くて終始頬がゆるみっばでした(笑)

エ…

6

巻き戻りした悪役令息は最愛の人から離れて生きていく 小説

庚あき  凩はとば 

不憫な受けくんが可愛らしいです。

スタンドグラス?からどうして神様が出てきたのかな?
どうして転生キャラが出てきたのかな?
記憶を持って巻き戻ったのがどうして3人だけなのかな?
などなど疑問がたくさん残って終わりました。
全てを説明することが良いとは思いませんが、あまりにも不可解な点が多過ぎてもやっとしました。

1

黒竜の王弟殿下は孤独なオメガの王子を寵愛する 小説

幸崎ぱれす  笠井あゆみ 

シオンかわいい

黒竜の王弟殿下は孤独なオメガの王子を寵愛するは、暗く閉ざされた出自を持つ王子シオンと、竜人族の王弟ラルフという、ファンタジーBL。
王族だからこそ「アルファでなければ価値がない」とされ、幽閉されていたシオンが、
運命に翻弄されながらも、ラルフと共に過ごすことで心と体を少しずつ開いていく過程が切なくもあたたかい。

最初は感情や愛情を知らず、人間関係に疎かったシオンが、
ラルフの静かな優し…

0

狐の婿取り 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

もふもふ

狐の婿取りは、もふもふ要素と優しい人外恋愛が心地よい癒やし系BL。

人に忘れられ力を失いつつある狐神・琥珀と、彼を救った人間の医師・涼聖の関係が丁寧に描かれていて、
静かな山奥の空気感まで伝わってくるようです。

琥珀の儚さと不器用さ、涼聖の穏やかな包容力の対比が魅力で、二人の距離がゆっくり縮まっていく過程はとても自然。
子狐の陽ちゃんが加わることで物語に温かみと可愛らしさが生まれ、…

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勇者になりたかった側妃、本物の勇者に下賜される 小説

滝沢晴  奈良千春 

勇者とは

勇者になることを夢見ていた少年が、オメガであるというだけで家も未来も奪われ、
王の側妃として売られるというはじめから、もう一気に物語に引き込まれました。
ファンタジー+オメガバースの重めの設定?ですが、受けのリヒトが折れずに必死に生きようとする姿が、とても健気で愛おしい。

そして何より魅力的なのが、攻めの勇者ヴィクトール。
爽やかな英雄かと思いきや、実はめちゃくちゃ執着深いというギャッ…

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巻き添えで異世界召喚されたおれは、最強騎士団に拾われる 小説

滝こざかな 

巻き添え

異世界召喚ものとしては王道の展開ですが、主人公、鷹人の社会人らしい視点が入ることで
読みやすく、テンポも軽く進むのでスラスラ読めました。
最強騎士団に拾われる、という導入も分かりやすく、ファンタジーBLに求めている“チヤホヤ感”や“溺愛”をしっかり味わえます。

攻めのキャラ達が個性豊かで、特にダレスティア団長は包容力のある“強面の優男”タイプで非常に美味しい。
鷹人が過去のブラック企業…

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