最新レビュー一覧

推しカプのために当て馬ヤンデレキャラを演じていたら、展開がおかしくなってきた 小説

七瀬おむ  輪子湖わこ 

ブーメラン

今までになかった設定と展開でしたね。

受けがあて馬を演じるのが痛々しくて見てられないよ〜。でも捨て身な演技があったからこそ攻めに振り向いてもらえたんですよね。
あらすじを超えて自分に正直になれましたね。切なさがなかなかでした。
見てられない!でもどうなるの?な本編でした。

攻めの独占欲がすごくて、そういえば受けがヤンデレあて馬キャラで言ってたことがブーメランになって返ってきてますね…

0

世界の果てで待っていて -天使の傷痕-(新装版) 小説

高遠琉加  茶屋町勝呂 

こんなに惹きつけられる作品に、出会えたことに感謝

決して甘くないけど、漢同士の魂のぶつかり合い、結びつきがとても好きで、私にとっては間違いなく神作品でした。

探偵の統一郎
刑事の雪人

奏が統一郎の探偵事務所を訪れ、双子の律を探して欲しいと言う話から始まる。

統一郎の奏に対する対応が絶妙で、子供だから相手にしないということはなく、対等に人としてきちんと対応するところで、統一郎の人柄が表れていた。
奏が「子供にまともにありがとう…

1

謹製ヘルブック 小説

尾上与一   

”人生”という航空機に乗るペアとして

はーーー...言葉にならないぐらい心に響く、素晴らしい一冊でした...

500P超えのボリューム、さすがに”一気に駆け抜ける”ということは
できませんでしたが、お迎えしてから毎日少しずつ読み進め、
藤十郎×伊魚の日常の日々を噛み締めました。

もともと同人誌にあったお話をこうして一冊にまとめて
出してくださったことに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
(関係ないけれど...同…

6

社長、会議に出てください! 小説

海野幸  ミドリノエバ 

お仕事描写が読んでて楽しい

続刊が発行されたので、再読。

恋愛模様に萌え〜!とか、きゃー!!となる部分はぶっちゃけ少ないのですがいいんです。
お仕事描写が読んでて楽しいから。

黙っていると威圧感があるほどの美貌の持ち主である攻め(ベンチャー企業の社長)と、萎縮しまくりの社員たち。
そんな会社へ「場の空気を攪拌する力」を期待されて採用された鳴沢。

「他人のために爆心地に突っ込む」とまで言われる鳴沢の働きの…

0

不遇の花嫁と赤騎士王子の幸せな結婚 小説

貫井ひつじ  高星麻子 

No Title

好きな作家さんの作品です。この作家さんは、「かわいそうな受」を描くのが上手だとおもいますが、この作品は、「攻」も、かわいそうなかんじでした。

「赤騎士」と呼ばれる第二王子と、魔法が使えない貴族令息とのお話ですが、どちらも、かわいそうな背景をもっていて、このふたりが、幸せになれるのか、ドキドキしながら、よみすすめました。

ふたりが、じっくりと、確実に恋を実らせる様子が、丁寧に描かれていて…

4

謹製ヘルブック 小説

尾上与一   

No Title

1945シリーズの番外編集です。

このシリーズが大好きなこともあって、うれしい一冊でした。

故郷から逃れた訳アリの搭乗員・谷藤十郎と、孤高の偵察員・緒方伊魚とのお話です。この作家さんの作品である『彩雲の城』で、「彗星」の操縦員をしていたふたりが、戦後、どうなったのかを描いていて、おもしろいとおもいながら、よみすすめることができました。

戦争に関するお話ということで、個人的に、「夏…

4

偏食家のためのレストラン 小説

海野幸  蓮川愛 

No Title

好きな作家さんの作品なので、発売日をたのしみにしていました。
イラストも、この作品の作風にぴったりで、大満足の一冊でした。

タイトルから想像できるように、「食」が、この作品の大きなテーマになっています。

食べることのたいせつさと、極端に健康的な食生活をしようとする食への「こだわり」について、共感できるところもあるので、興味深くよむことができました。

「食」へのこだわりは、ほどほ…

2

ためらいといたずら 小説

夏生タミコ  ひなこ 

No Title

これはこれは…感想なんて言ったらいいんだろう。とても爽やかであり、切なくもあり、かわいいし、不憫なところもあって、挑戦的なシーンもあるし、BLの醍醐味、盛り沢山。でもでもなんか物足りないし、うーん…というモヤッと感。
これ、後日譚に大人になった2人のお話があればよかったんだと思うんですよね。それを読めたら、小学生の岳との関係も肯定できるというか、2人には必要なことだったよね的な目線で、読者の気持…

0

ぼくのスター 小説

一穂ミチ  コウキ。 

それぞれのスター

ドルオタで半引きこもり不登校の侑史ですが、そこにオタクの"痛さ"は感じはなくて
なんとなくずっと切ないような苦しいような空気感を漂わせている、そんな彼のキャラに惹かれました。

推しである『ほたるん』への愛はしっかり感じるのになんとなく熱量は低めに映り、
そして航輝にもいまいち踏み込めないでいるのはなぜなのか?
自然とその部分を知りたいと思わせてくれるようなストーリー…

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最推しの義兄を愛でるため、長生きします! 5 小説

朝陽天満  カズアキ 

アルバも大活躍

5巻!
ほのぼの学園生活から竜退治まで。
相変わらず愛されアルバですね。オルシス推しは変わらずです。

5巻はミラ妃が存在感を見せました。
ヒロインかと思いきや、なかなか強い女子で立派に妃をつとめて。陛下とも自覚なしでラブラブ?

オルシスがアルバに学園を卒業したらわかってるよね?とギリギリ感あり。長かったもんね!やっとだね!カウントダウンです。
アルバはドキドキで大丈夫なんでしょ…

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