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14/32(合計:318件)
滝沢晴 七夏
ぷわっちょ
ネタバレ
十分楽しめましたが、欲を言えば挿絵が欲しかったかな。 イラストは表紙だけなので、攻と受がどんな感じなのか、もう少し視覚的な情報が欲しかったです。 まあ小説なので仕方ないと言えば仕方ないのですが。 ページ数が少なめな作品は、やはり挿絵がなかったりしますね。 佳の養父母&血の繋がらない兄がめちゃくちゃ気持ち悪かったです…。 異常ですね。 あんな家庭で育ったのに、よくここまで真っ…
川琴ゆい華 yoco
おぶもいもい
冒頭からすでに切ない恋の予感を匂わせていたので タイムリープした先の過去でも幸せが待っているとは限らないな、と覚悟しながら。 彼らはどんな運命を辿るのかを見届けるべく、ものすごくドキドキしながら読み進めました。 ニューヨークにいる由弦のもとに突然現れた絢人の 突拍子のない発言に戸惑いながらも すんなりタイムリープすることを決めた時点では 『恋をしない』ことを決めていた由弦でしたが。…
天城 桧森ユハラ
攻・エレフィスはヤンデレ攻ではありますが、あくまで受に対して優しく甘い溺愛攻です。 受・ユイシスも可愛らしく、全体としてストーリーも楽しく読めました。 ただ、ページ数が少ないからだと思いますが、展開が早かったり、設定の大雑把さというか…そういうのが少し気になってしまいました。 ものすごく丁寧に書かれているシーンもあれば、トントン拍子&ご都合主義みたいなシーンもある。 そもそも小…
榎田ユウリ 岩本ナオ
Sakura0904
最終巻のあとがきで、本作が榎田先生のデビュー作であることを知りました。初めての投稿作品がこれって、相当レベルが高いなぁと。単純に攻め受けの関係性の変化を書ける人はたくさんいるだろうけれど、彼らに関わる周りの人物の機微や成長、人と人が接することで起きる化学変化もBL要素と同じ熱量でここまで丁寧に書ける人ってとても貴重なんじゃないかと思います。 魚住という人間に出会って、生死についていろんな…
滝沢晴 奈良千春
素晴らしい作品でした。 こういう素敵な作品に出会えると、私がBL作品に求めるものは「幸せな読後感」なんだなとしみじみ感じます。 読後しばらくはその余韻に浸り、また読み返したいと思える。 そんな素敵な作品に出会えることは稀ですが、この作品はまさにそれでした。 受・シリルがとにかく不憫で、彼が虐げられるシーンも多く、心が痛くなりました。 この作品に出てくる「悪人」は、本当に根っからの悪人…
沙野風結子 まつだいお
カラフル
タイトルは甘酸っぱいタイトルになっていますが、SF要素がある愛憎劇でした。 ボリュームもあり、読み応えもある力作でした。 雑誌に掲載された攻めの律朗視点の「親友編」は恥ずかしくなるような甘酸っぱい青春恋愛系、受けの斉季視点の書き下ろしの「恋人編」は真相が描かれるのと同時にドロドロ愛憎劇が覗き見できます。 雑誌に掲載された「隠しごとナシの親友」しか読んでいない人がおられれば、文庫本に…
剛しいら 山田ユギ
にょろぬ
座布団の噺家師匠の過去話。 一矢が初助に変わっていくさま力強く脆く切なくしんみりと伝わります。初助を創り上げた生い立ちや彼を通り過ぎていった男達。芸を極める厳しさと時代背景が相まってしんみりとノスタルジーを感じさせます。世の中や人間の心はままならないなぁ⋯と お互いの切ない重い想いや情熱や情愛が静かに熱く書かれているなと感じました。世知辛い世の中の、細やかな幸福を噛み締めながら皮肉りながら生き…
花柄 笹原亜美
ボトムヘビー
WEB小説らしい一人称文体で書かれています。独白シーンがやや冗長でテンポ的にはもったりした印象です。もう少しスッキリ整理した方が読みやすいと思いましたが、その点を差し引いても素晴らしい世界観・魅力的なストーリーの作品です。無数の光苔が取り巻く光景に、かつての思い出の地を重ねるシーンが感動的。淋しさを情景に語らせる素晴らしいシーンでした。他にもアニメ化したら映えそうなシーン多数。植物チートである設定…
伊藤クロエ 乃一ミクロ
pokatyan
受けがひどい目にあう所を少し減らして 父王、兄弟達との関係が伺える話やグイード将軍が初恋の相手になる部分をもっと広げて細かなエピソードを増やして、祖国での幸せな生活から一転し人質として不自由な生活を強いられていくという流れだったならば私的にはもっと読みやすくなるなと思いました。 受けの毎日が悲惨ですごくかわいそうです。楽しいこと1つもありませんし、高貴な身分に相応しい対応なんて無いです。逆…
栗城偲 篁ふみ
165
1巻を復習してから読みました。 1巻ではドムサブ初心者にも優しい仕様で。二人が恋人と本当のパートナーになるまででしたね。 2巻は瀬上が転生して初のGWに二人で睦み合うところから。 一見2巻は甘々イチャイチャに見えるのですが、もちろんそれだけではありません。 まだまだサブとしての知識や自覚や経験が足りない瀬上が梁川の長期出張で調子を崩すところとか。 前半は梁川視点、後半は瀬上視…