最新レビュー一覧

タフ1 Troublemaker 小説

岩本薫  高崎ぼすこ 

俺様男前×超絶美人(天然)のケンカップル めちゃくちゃ刺さりました♡

以前に談話室で紹介されていてずっと気になっていた本作。やっと読みましてドハマリしたのでレビューしてみます。岩本先生の小説は初めて拝読しました。
岩本先生が初めて書いて絶版となったBL作品を、全面改稿された作品とのこと。
以下少々ネタバレあります。

まずは高崎ぼすこ先生の表紙が素敵ですね〜。最初はこの表紙で心惹かれたのを思い出します。

そして読んでみると、神蔵響(名前も素敵♡)と平間…

0

オメガ嫌いの英雄大公と離婚を目指す内職花嫁 小説

滝沢晴  奈良千春 

No Title

※ネタバレあります

事件も含んだ起伏ある物語の本筋と、メインの二人はとても好きです。
ですが作中のあらゆるところで描かれるモブたちからの悪意の質感が
どうしても私には合わず…萌にします。

シリル(受け)は精神的にも肉体的にも傷つけられます。
本当に一生懸命で心根も優しい良い子なのに、
周囲はそれで態度を改めることもなく物足りなさを感じました。
恋愛や事業では報われますが、もっ…

7

サクラ咲ク 小説

夜光花 

挿絵がなくとも

本文で泣いて、あとがきでも泣きました。
夜光花先生の、朝南かつみ先生への想いが伝わってきて。
時間は永遠ではない、その通りですね。

忘れないでいてくれにチラッと出てきた花吹雪先輩と大輝の同級生怜士のお話です。
花吹雪先輩がかなり変わった感性の方で
途中までこれどうやってラブに…?と不安になるほどでしたが、最後は幸運のコインを出してばっちり決めてくれました!!
怜士の過去がけっこうキ…

1

恋多き公爵アルファとの偽りの甘やか婚 小説

葵居ゆゆ  篁ふみ 

プレイボーイ男の華麗なる変化にご注目

恋愛経験値は高くても、恋の偏差値は低めな公爵サマの本気の愛。

偽りの婚約者設定から始まるストーリーには、あーコレ偽りが本物になっていくパターンのヤツね、と読む前から終わりを予想して期待値が上がりっぱでした。
事情が色々あったり、想いがうまく噛み合わなかったりと、エンディングにたどり着くまでの2人のすれ違いには胸が痛くてたまらんシーンも多々ありましたが、期待通りの甘やかを最後はしっかりと味う…

3

悪役令息レイナルド・リモナの華麗なる退場 2 小説

遠間千早  仁神ユキタカ 

怒涛の2巻も駆け抜ける

レイナルド・リモナと書いて救いの光ですね!

2巻を読み始めたらあんまり1巻の説明がなかったので1巻を復習してから挑みました。
2巻もものすごく盛りだくさんでした。

巻き込まれが尋常じゃない!今度はシナリオの強制力がついに?な全ての罪をなすりつけられ、いよいよレイナルドが断罪か?
そこから繋がる王宮の40年前からの秘密と、たたみかけるような息をつかせぬ怒涛の展開でした。

もうレ…

2

世界のすべてを君にあげるよ 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

No Title

砂原糖子先生の作品は何冊か読んだことあるのですが、こちらが一番好きでした。ちょっとシリアスな感じ、切ない感じが好きな方には響くと思われます!ぜひぜひ読んでみてほしいです。

主人公の洸生と省也。両思いスタートのお話。兄弟のフリをして駆け落ち先で暮らしています。お互いを愛するゆえに…っていうお話です。省也の知り合いがやってきて、途中ドキリとさせられる場面もあり、読み応え抜群でした。

「世界…

0

あんたなんて嫌いだ─孤独な獣人Ωは傲慢王子αに執愛される─ 小説

  木村タケトキ 

攻視点があったら化けたんだけど

前半でヴァイスがソロにしたことがあまりにもひどいので、いくら追いかけてきて許しを請われてもヴァイスを許せるか否かがこのお話を楽しめるかどうかのポイントかと思います。
そもそも許してくれとか話を聞いてくれとか身体的にも肉体的にもあれだけ傷つけてきた側の言うセリフじゃないんですよね。でもこの作品の良いところは、ソロが簡単に絆されないところ。
トラウマが発症してるのでソロはヴァイスを目にすると恐怖で…

2

恋多き公爵アルファとの偽りの甘やか婚 小説

葵居ゆゆ  篁ふみ 

美麗イラストに釘付け、そっちを選んじゃうのかあ…となりつつも目が離せず読み切った一冊

ちょっとどーーしても、βの当て馬・テス君の方が
いいんじゃなかろうか…、という思いが抜けず、
「神」か「萌2」か迷った末の…「神」評価です

先生買い&表紙買いしたこちらは、
イングランドが舞台の身分差オメガバース。

受けの境遇や攻めとのすれ違いが切なくも、
最後には甘さと幸福感に満たされる物語です。

年上貴族スパダリ×施設育ちの不憫受け。
途中、受け・雨瀬の涙に自分も涙…

3

それは秘密の方がいい 小説

渡海奈穂  南月ゆう 

ふたりの恋よりも…

勘違いで暴走が止まらない言動と拗らせまくりな思考に戸惑って、
最初は真宮がちょっぴり苦手かも…と思ってしまったのだけど。
空回りしまくりなところを見ていると不思議と可愛く思えてくるので、
伊沢とのちょっとズレたやり取りも微笑ましく見守れました。

ですが。
伊沢自身の"秘密"と彼の家庭環境を知るとお話の印象はガラッと変わって、
恋の始まりのドキドキ感も吹き飛ぶよう…

0

ファーストエッグ(3) 小説

谷崎泉  麻生海 

甘さも明るさも未来もない。名前のない愛の形

3巻。
構成は「fifth egg」「sixth egg」「絶望の色彩」の3編。
これまでの巻と同様に、今起きている佐竹への脅迫事件と、過去佐竹が捜査一課だった時の事件が描かれています。
特に本作では過去の連続OL殺人事件についてが大きい。
事件が2件起きた事で連続だと疑われた案件が、どうやら昔の一件を合わせて3件目だった事、それがわかったのに第4、第5の殺人を防げず、犯人も全くわからない…

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