三池ろむこさんのレビュー一覧

カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

東洋美人x西部美形 ラブコメ風

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西部といえば、人種差別が今も残っている地域で、
日本人も、アジア系差別を黒人より高い比率で受けていている。
「学校でのアジア系に対するいじめは、他人種よりも酷い」という資料もあるけど、
この物語では、美形日本人男子の教師が、カウボーイに一目ぼれされている。
美人はお得。常に例外扱いが待っているってことかな。

タイラー:
西部劇に登…

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言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

心の声を拾ってるのは自身

心が読めるBLって漫画は多いけど小説でみた事ないなとこちらを読んでみました。他の作家さんでも読んでみたくなるテーマです。

心が読めるようになって人を信じられなくなり、そのあと心が読めなくなってからは能力に頼っていたことも知り、人を信じられないそのままで苦しむというのが面白かった。

ネガティヴな言葉の力は普段聞こえない分強力なものだと思いますが、人の心ってネガティヴだけじゃない。
後半…

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言ノ葉ノ花(下) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

ピュアBL

この作品は「言の葉の花 上」の続きものです。あらすじは上巻で触れたので割愛させていただきます。

心の声が聞こえるというシチュエーションの作品は読んだことがあったのですが、切ないきゅんが詰まっていて私好みでした。他人を信用できなくなってしまっている余村さんと、一途に想いを寄せる長谷部くん。どちらの気持ちも分かるから切なくて胸が痛かったです、、
下巻の初めのほうの若干エッチなシーンは、心の声と…

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言ノ葉ノ花(上) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

大人の初恋

この作品は人の心が読める余村さん、同じ職場の後輩である長谷部くんの話です。とあるときから他人の考えが読めるようになり、人間不信になった余村さん。そこで出会ったのは自分に好意を寄せる長谷部くん。それから2人の関係が徐々に始まります。

タイトルにも書いたようにまるで初恋みたいなウブさがあります。めっちゃ丁寧にゆっくり展開されます。過激なシーンもないのでBL初心者さんにおすすめしやすい作品のひとつ…

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甘い嘘 小説

安西リカ  三池ろむこ 

愛と嘘と偽装がテーマ

あまり他にない展開で面白かった。
パターンが異なる幾つかの「嘘」が登場する物語。
後半はリアルに存在しそうな「偽装結婚」を扱ってる。

はなからネタバレですみません。インパクトあった所をメモ。

七生は、誰からも好かれる裏表ない性格のオープンゲイ。
合コンで知りあい、嘘で気を惹きノンケの佐倉を落とし込み、付き合いを始める。

六年、セフレの付き合いを続けたある日、医大生の佐倉は、…

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カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

カウボーイ、なんてロマンが溢れてるの!

カウボーイものは初めてです!本当に存在したんですね!すっごくロマンがあります。
カウボーイハットや革靴やロープや、カッコいい!

両片想いが焦れったくて、お互い妄想が激しくて、甥のクリスが可愛くて、とにかくたまりませんでした。

受けユウキの子供の頃からの愛読書のモデルがなんと!
ユウキは物語の主人公に恋をし一緒に大人になって、あれこれ淫らな妄想をしてて…。

そう!タイラーはユウ…

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言ノ葉ノ花(上) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

心読める系は名作多し

人間不信だった余村が長谷部の真っ直ぐで純粋な想いにどんどん絆されてしまうのが凄くよかったです。原作小説はみてないけど余村の揺れる心や繊細な内面が伝わってくるろむこ先生の作画はお話をより引き立てているんじゃないかなと思いました☺️ストーリーがかなり好みだったので原作も読みたい!このシリーズの続編もでてるのでまたポストします

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銀河にひとり 野ばらのきみ コミック

三池ろむこ 

清すぎる二人のお話!

ピュアっピュアな二人のお話で、心が浄化されました。
エロは一切なしです。
アンドロイドとの恋愛の物語で、特筆することはなしです。
アンドロイドでも感情が全くない感じのスタートでもなく、感情を知っていく喜びの描写があるわけでもなく、静かな世界で起こる日常の物語って感じでした。
恋心で回線がショートしちゃうのは可愛いなぁと!それ以外はあまり記憶に残りませんでした。

自分的には異種恋愛は、…

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言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

神様のイタズラに翻弄される

BL小説初心者としては有名作家さんの有名作は読んでおかねばなるまいと手に取った本作でした。

人間なんて、表の顔と裏の顔があって当然。
毒々しい事を考えている人だってたくさん居るでしょう。
そんな負の感情まで流れ込んでくる環境の中で、すっかり疲弊し諦観の域に達していた余村に流れ込んで来た温かい好意。
特殊な能力がなければ、生まれていなかった関係が始まるというストーリーでした。

再び…

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てのひらにひとつ 小説

夕映月子  三池ろむこ 

瑞々しくてきゅんきゅんで(///∇///)

純情と大好きとできゅんきゅんでございましたよ(*´∀`)


受け様は、ゲイで大学生の和音。
家計を支えるシングルマザーの母のためにも経済的負担を極力かけないようにし、好きだったピアノも、自分より才能があり、ピアニストを目指す弟のためにもやめて。
折り合いをつけていろんなものを諦め、身の丈以上の願いは持たない、という生き方をしてきた。
謙虚というか慎ましい頑張りやさん。

攻め様は…

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