三池ろむこさんのレビュー一覧

言ノ葉ノ星 (下) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

攻めが良い男

心の声が聞こえなくなって来たことで動揺して病んでいく余村が凄く痛々しかったです。
そんな余村を心配する長谷部が凄く良い男なんですよ。口下手で寡黙ながらも誤解を解こうとする姿勢に好感しか持てませんでした。

小説未読なので漫画ではこの辺が駆け足に感じたのですが、小説ではもっと時間を掛けてるのかとても気になりました。

個人的に思ったのはお互いさまなんですよね。お互いに言葉が圧倒的に足りない…

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言ノ葉ノ星 (上) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

萌える

まだ原作未読です。未読ですが楽しめました。個人的には「言ノ葉ノ花」より萌えました。

2人が無事に結ばれた翌日から心の声が聞こえなくなった余村でしたが、初めは喜んでいたものの声が聞こえるのに当たり前になっていた事に愕然として不安を覚えるようになるのです。
何となく予想していた出来事でしたが、新人女性社員の登場で凄く切ない展開になっていました。

結ばれた時の描写が凄く2人とも幸せそうだっ…

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朝は幸せのかおりとやってくる コミック

三池ろむこ 

タイトルが上手い!

「ノイズキャンセラー」を読んでから、こちらの作品が気になったので電子で購入してみました。

こちらの攻めの佐伯は純情で真面目で、あちらの作品の金春とは正反対のようなタイプでした。年齢の割に幼く見える睦生も芯が強くて可愛いタイプで、「ノイズキャンセラー」のCPより個人的に好きでした。

それに町のパン屋を舞台にしてるので、読者にもお話が分かりやすいのではないでしょうか?
私は佐伯のようにパ…

2

ノイズキャンセラー コミック

三池ろむこ 

雰囲気は素敵

失礼ながら三池ろむこ先生は小説の挿絵のイメージが強くて、漫画を読むのは初めてでした。

確かな画力と魅力的な登場人物に一気にお話の世界に引き込まれていました。

ただ読んでいて思ったの作品全体が薄味な感じがして、ちょっと時間を置いたら内容を忘れてしまうのではと思ってしまいました。

丁寧な口調で柔らかな雰囲気の律生と、享楽的で軽妙な金春のやり取りが面白くて、彼等の日常を見てるのが楽しか…

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虹の球根 小説

玄上八絹  三池ろむこ 

久しぶりにヒアシンスというものを思い出した

作品は、トイチの男のスピンオフのようで、そちらを読んでいないが故の難しさだったのか、作者の作風なのかは判断しかねますが、萌えにくかった。

芸術家のお話ということもあったのかも知れません。
銀示の境遇は、ありえるのかな、後見人の親戚に騙されることは良くあるかもですが、読み書きすら出来ないままに放置とは。。。本人に意欲(生きる気にならなかった)が無いせいでもあるかもしれません。

そんな彼…

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十の願い 小説

火崎勇  三池ろむこ 

欲が浅い主人公の11番目の願い

unlimi

火崎先生は、TL作品もだしているせいか、
文章に尖った所が無くて、とても読みやすかった。
派手さがないテーマ、激しく感情を揺さぶらない。地味目な文章。
だからか孤独な深夜の気持ちが凄く伝わってくる。

・10の願い:深夜視点
・特別編:創馬視点

●乃坂深夜:24才、タバコ屋 生い立ち複雑な美人・・幸せを願うのは十以内。
●創馬直人:30代 北斗産業社長 ラッ…

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朝は幸せのかおりとやってくる コミック

三池ろむこ 

ぴゅあな話

オシャレなパン屋は確かに敷居が高いですね。そんな身近な話題からストーリーが始まりました。
主人公の大輔が、冴えないリーマンなのが良かったかも。
美味しいパンと出会えて、可愛い恋人が出来ても、目立つほど変化したわけではないところ(仕事回しやすい雰囲気になったようです)とか、段々体つきが丸くなっていくところとか。
えっちも睦生くんから行かないといつまで経っても手を出さない感じだし。
こんな頼り…

3

朝は幸せのかおりとやってくる コミック

三池ろむこ 

ピュア過ぎて汚れた自分を反省した

本日有休ということでなんかこころ癒させる溺愛漫画ないかなーとBLに限らず探していて、出会ったのがこちらの作品。

発行元媒体が10代のとき慣れ親しんだマーガレット関連ということで読み出したら、あれ?これBLじゃねえ?って笑笑

絵柄が優しくて少女漫画風なのも読みやすくて最高。

会社と家の往復だけで、定時に帰れても特に寄れるとこもなく、かといって仕事に志があるわけでもないリーマンさんが…

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世界のすべてを君にあげるよ 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

ちょっと苦手なパターンでした

分別を持って、諭さなければいけない立場だと頭では理解していても、
拒否できず、年下の病院院長の息子(未成年)の怒涛の情熱にほだされて、
駆け落ちしてしまった年上美人。

そりゃ、毎日悩むと思う。
やってしまったら、もう戻せないし・・
兄弟と偽り、海の近くの鄙びた町のアパートで、同居生活を続ける二人。

須賀崎洸生:20歳、レストランアルバイト
深山 省也:27歳、看護師

別…

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甘い嘘 小説

安西リカ  三池ろむこ 

じんわりくる萌

七生と佐倉は認識としてはセフレの関係。
佐倉が会おうと誘い出し、七生がヤろうとけしかける。このいつものやり取りが終わる?

佐倉は実家の病院に戻る、と言います。そして結婚すると。ドライなセフレの関係は終わらせることになるのか…

七生は佐倉に対して、数いるセフレの一人と言ってましたが、実は佐倉一人。手慣れた風に言いつつも、それは嘘で…。好きな気持ちを、恋人になりたい気持ちを隠しながら無理…

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