三池ろむこさんのレビュー一覧

言ノ葉ノ花(上) 電子限定描き下ろし漫画「おひるごはんタイム 上」 グッズ

ギャップ萌

4コママンガです。本編と違いほのぼのとしています。

職場の休憩室で妹の果奈が作ったお弁当を食べている長谷部の横顔をチラッと見る余村ですが「やっぱりいい男なんだよな…長谷部くんて…」
と心の中で思っていました。

すると長谷部が箸で持ち上げたコロッケに目を止めてしまいます。それは無骨な長谷部には似合わない子供に人気の可愛いキャラクターのコロッケで、思わず余村はフッと笑ってしまいます。

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言ノ葉ノ花(下) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

言葉に出すことの大切さ

長谷部の妹の果奈が恋人と店に来た事から、余村が果奈の恋人の様子に疑問を抱き始めます。

そして2人が現れるレストランで待ち伏せをして、恋人には妻子がいて果奈からお金を取る事が目的だと知るのです。

長谷部の妹を想う気持ちを知っているだけに、何とかしようとも思いつつどう切り出して良いか葛藤する余村の緊迫感が伝わって来ました。
結局は2人の前に飛び出して知り得た事をありのままに暴露してしまい…

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言ノ葉ノ花(上) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

絶望の中に差した一筋の光のようでした

余りにも評価が高かったので気にはなっているのですが、何故か手は出ず小説の方は未読です。

それでもコミカライズ版楽しめました。
唐突に人の心の声が聞こえるようになってしまった余村、信じていた世界が地獄に変わる様はどんなに辛かったことでしょう。それが人生で最高に幸せだと思っていた所からの転落だったので、気の毒としか思えませんでした。

それから孤独に生きて来た余村にとって、寡黙で自分に対す…

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言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

エピローグに涙腺崩壊

やられた、エピローグに全部持っていかれた( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
本作の攻めは悪い奴でしたねー
ラストまであまり好きになれなかった。
ただ、心の『声』が聞こえるということは、人を孤独にさせるんでしょうね。

心の声と実際の声に差がない藤野。
仮原は藤野の『声』を輪唱みたいだと表現したけど、気持ちと言葉に齟齬がない人間て奇跡だと思う。
とても素直で正直だということ。
だからこそ仮原…

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言ノ葉ノ花(下) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

続編早く読みたい!

心の声が聞こえるようになり、人間の表裏を見てしまって病んでしまった余村。

だが、ただ1人その心の声に優しくまた情熱的に想いを伝えてくる長谷部。

最近は心の声が聞こえるBL本が出てたりするので、珍しい話ではないですが…。

この作品の良い所は、声が人に聞こえる事の怯え、声が聞こえるのを知ってしまった狼狽え、これを普通の人が抱く感情を素直に描いてる所だと思います。
誰しも簡単に受け入…

6

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

深く考えせられる名作

コミカライズを読んでから、こちらを拝読させて頂きました。
まず率直な感想……コミックス素晴らしい!
小説を過不足なく描いており、そちらの意味でも感動してしまいました。

肝心の小説ですが、こちらは受けの余村の心の揺れが切なくて、最後の最後ま気を抜くことが出来ませんでした。

ひとの心の『声』が聞こえるようになった余村。
人の悪意ある『声』を聞き、傷付き、「こんな力欲しくなかった」と苦…

1

ラストチャンスを君と コミック

三池ろむこ 

プライベートも仕事も。君さえいれば。

うーん。何ともゆるい芸能界もの。元アイドルで、現在活躍がイマイチな五条さんは、そうは言っても何とか芸能界に生き続けている。そんな五条さんにもっと活躍して欲しいとばかりにマネージャーを志願して来る幸也。幸也のクールな頑張りで、だらしなかった五条さんの生活は整えられ、仕事にも好影響。少しずつ忙しくなって行く。なって行くんだけど…。
いかんせん五条さんは小者なのだ。大スターの器では無い。もちろんこれは…

5

言ノ葉ノ花(下) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

君の声が聴こえても。余村さんの心の救済はいつの日か。

わーん。これは、この下巻は号泣必至。痛い、心が痛いです。
しかも、読後にハッと気付かされます。何も。何も解決していない事を‼︎
砂原先生は、2人のその後を書くとおっしゃってますが。どうか、どうかこの痛みを救って欲しい。2人の幸せを。余村さんが心から生きている今を幸せに感じられる様になる事を。過去の辛い記憶からの和解と救済を。願って止みません。

余村さんは、自分が人の心が分かってしまうと…

5

言ノ葉ノ花(上) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

思惟とは。常に言語化されているものだろうか。

BLでは 比較的増えている様な気がする、サトリ サトラレ 系である。
余村さんは、童貞でも無いのに突然魔法使いになる、という様なポップなものでは無く。
人の心がザワザワと頭になだれ込んでくるという病の様なもの、にかかる。
昔観た韓国のドラマでは、人の心や時には悪意が強烈な雑音として聴こえてしまうのを避ける為に、主人公の男の子は常にヘッドホンを付けていた。イケメンの彼にはアクセサリーの様にも見…

4

言ノ葉ノ花(下) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

攻めだけがあと一歩!あとは神ってる…!

以下、ネタバレにご注意ください。


攻めの気持ちも分かります。
人の心が読めるなんて、簡単に信じられないですよね。
でもね?

もう少しだけ早く信じてあげてもいいんじゃないかな!!

と個人的にとても思ってしまい、評価を一つ落とそうかな…とも考えました。
ほんと、そこ以外がすごく素晴らしかったがために惜しく感じたのではじめに正直に。
しかしこの下巻では、そんなことはさておき…

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