桜城ややさんのレビュー一覧

世界で一番大切な人 小説

あすま理彩  桜城やや 

どこにいてもいつでも一番は貴方

今回はアメリカの研究室で画期的な研究をしている教授と
製薬会社の営業マン(医療担当者・MR)のお話です。

幼馴染の二人が上下関係を脱して恋人同士になるまで。

運動も得意で人気者の受様にとって
苛められっ子な幼馴染は自分の命令を聞く便利な子分。

成長した攻様はアメリカの大学を卒業して研究者、
受様は小さな製薬会社のMRになり、
学生時代や入社してすぐの頃は
受様はよく攻…

3

深紅のフェロモン 小説

真崎ひかる  桜城やや 

吸血鬼モノです

久しぶりに吸血鬼モノを読みました。
やっぱ吸血鬼モノというのは、BLの人気ジャンルのひとつなんですねー。
設定は作家さんによって微妙に変えてますが、吸血シーンのエロさはどの作品にも共通してますね。

で、この作品ですが、最初は面白かったんですが、盛り上がるはずの後半になるにつれて「アレ?」みたいな。
血の交換をしなきゃ相手が死んじゃうっていう大事なときに、へんなことで迷ってグズグズしてる主人公に萎…

1

魔娼~罪つくりな恋人~ 小説

あさひ木葉  桜城やや 

魔娼~罪つくりな恋人~

悪魔の艶夜はピアニストの佐光に喚び出され・・・・・・

早速契約して魂を奪おうとする艶夜は、
佐光にいきなり襲われ、監禁状態に!
「あなたは、そんな顔してイくんですね」
人間ごときに快楽で跪かされる屈辱、
それさえも欲望に素直な体は悦んでしまう艶夜......

艶夜を玩具のように弄ぶ男なのに、
魅惑的なピアノの音色、
艶夜に対してだけ向ける熱のこもった眼差し。
こんな人間、…

3

合鍵 小説

結城一美  桜城やや 

記憶を失って得たもの。

 里志が大阪に出張していたある日、家から「父親が倒れた」という電話がかかってくる。慌てて、里志は自宅へと戻るが、そこにはほとんど顔を合わせることのない、弟の司がいた。
 けれど里志は、いつしか疎遠になっていった自分よりも大人っぽく男性的な弟の司を苦手にしていて、二人の間にはぎこちない空気が流れる。
 その中で、里志は司が自分の本当の弟でないことを知ってしまったことを知る。
 動揺しているらし…

0

素直じゃねぇな 小説

英田サキ  桜城やや 

最高のセックスを くれた彼は、最低の男

このキャッチコピーで、この表紙は、さすがに店頭(例えそれが兄メイトでも)買うのが躊躇われて、ネットで買ったら、腰巻き無しの裸んぼちゃんで届いてしまいました 。

それも裏を上にして段ボールに透明ビニールでシュリンク

裏の絵の方が! 裏の絵の方が もっとモロなのにーー!!


お話の展開は
「そんな偶然、ありえないだろーーー!」
って、つっこみたくなるような、幸運な偶然が重なって…

0

サディスティックな純粋 小説

水島忍  桜城やや 

禁断極楽浄土

水島忍さんの作品にしてはめずらしく、受が社会人でした。
いつも、未成年系なんですよね。
男子校生 モエの自分としては、大好きなシュツエーションですが・・。

今回の作品はバンパイアもの。血をすったりキスするとHな気分になってしまう・・。という禁断極楽浄土的な話でした。

0

その男、取扱注意! 小説

成宮ゆり  桜城やや 

取扱が要注意なのは攻様?受様?

今回は穏やかな笑顔の公務員と強面の土木作業員のお話です。

受様視点で事件に絡んだ二人の出会いから恋人になるまでと、
攻様視点の事件経過と今の二人の様子を収録。

今回の主人公は昔から喧嘩が強く、
タバコも酒も男も女も手を出す男で一見強面ですが
兄弟が多い為か困っている人を見過ごせず、
中学時代からよくキレる友人が頼ってきても邪険に出来ない性格。

二人の出会いは受様の隣の部屋…

7

水の記憶 コミック

桜城やや 

健全な艶っぽさ

収録作全編を通じて厭らしい湿っぽさが無いので
穏やかに読めます。
健全なトーンに抑えてあるとは言えそれなりの色香も
漂っておりますので、手に汗握る展開も楽しめます。
とは言え全編寸止めで終わっている訳ですが。

個人としては表題作の続編があるともっと一冊の
トーンが引き締まったのではないかと感じます。
表題作は実に良いバランスを内包した話です。

2

ミスター・ロマンチストの恋 小説

砂原糖子  桜城やや 

ミスター・ロマンチストの恋

高校二年・生徒  ×  テニス部長・生徒会長  
 有坂和志         千野純直
  ↑ 攻          ↑ 受

成績優秀なテニス部エースで
生徒会長の高校三年生千野純直は内気な性格なのだが
クールで渋いと女の子に大人気。

でもそんな純直は夢見るロマンチスト、乙女ちっくな男だったのだ・・・・・・
後輩の有坂を一目見ることが楽しみな純直は、
外見はかっこいいのに心…

1

それは言わない約束だろう 小説

久我有加  桜城やや 

夢破れる人もいる

『何でやねん!1・2』『月も星もない』『月よ笑ってくれ』で、明日のお笑いスターを目指して夢をつかむ芸人コンビのお話を書いてきた久我さん。
今回は、夢破れる芸人さんのお話です。『何でやねん』や『月』に出てきたコンビも、話のなかだけで登場します。
もう自分の才能を見切ってるんだけど、迷いつつもズルズルと続けてしまっている。

主人公は大学生。
『夢を諦めないで』という大学生も正しく、『夢をあきらめんな…

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