丹地陽子さんのレビュー一覧

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

No Title

世さん小悪魔すぎる…魅惑的な男に翻弄される色々な人たちの切ない想いも挟みながら基本的にはコミカルなお話でとても楽しかったです。真人が作ってくれるご飯がとても美味しそう。 あの夜の真実も、犯人とのそれから…もラブたっぷりでごちそうさまです

2

永遠の昨日 小説

榎田尤利  丹地陽子 

涙が溢れました

別れは悲しいけれど、出会えた事、一番好きだと思えた気持ちは、忘れない限り永遠に変わらない。
最後は涙無しには読めない本でした。

誰かの1番になりたい…と願う高校生同士の切ないお話。お互いに相手の1番目を願いながら、今も暮しているのかな…って思うぐらい最後の余韻がずっと残る作品です。

最初からクライマックスとはよくいうけど、このお話は本当に最初からクライマックスで始まって、ここが最終着…

0

永遠の昨日 小説

榎田尤利  丹地陽子 

当たり前なんて存在しないのかも

読み終えて、はー…と長いため息が出ました。
ラストに向かうに連れて、無意識のうちに息をするのも疎かになりながら読んでいたのでしょうか。
今でも何とも言えない感情がぐるぐるとしています。

とても不思議なお話だと思うのです。
現代ものなのは確かなのですけれど、浩一の身に起こった現象はファンタジーやオカルトめいたもの。
でも、なぜかそうは分類したくない自分がいるのは、あまりにも山田浩一とい…

1

犬ほど素敵な商売はない 小説

榎田尤利  丹地陽子 

心が「犬」になっていく描写が最高

とても小説っぽい文章で読みやすかった。背景を細部まで綺麗に描写して、視点主の視界に流れるように移っていく。特に前半は倖生のセリフがなくなるシーンが多く、読み心地の良さをより強く感じられた。描写が丁寧なとこも好き。

一貫して倖生視点で、心が「犬」になっていく様子が描かれる。基本が淡々とした語り口なので、人として大切なものを失くす出来事が、鮮やかに印象付けられる。急激に堕ちた倖生にはぞくぞくした…

0

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

とのこい

ミステリアスにはじまり その謎を解くため始まった心理戦や探りあい…
一つの真実に向かって絡まり合う人と人…
真実じゃなくても 選んでほしい…そんな希…
真実じゃなくても 大切に思っていた想い…
真実をしっていてあえて知らんふり心に決めた心の内
真実の中のホントの真実は 誰の想い!?
『世さん』それとも 他の誰か?
辿り着いた真実に さらに 踏み込む そしてさらに『愛』をふり注ぎ大切に…

4

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

この受けが合うかどうかが鍵

「とのこい」という題名は、「世との恋」という意味だと作者インタビューで見ました。
これは納得。
攻めと脇役2名の合計3名が、世と恋してどうなったか、が描かれています。

冒頭はわくわくしながら読んだのですが、謎の答えが読者にも察せられてからの過程が長かったです。
メイン2人の間にある”一夜の記憶”にたどり着くための過程なんですが、脇役視点のストーリーも間に挟まれてきます。

こうなる…

3

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

切なさ控えめ

好きな作家様でステキなイラストなので期待大きく読みました。
恋愛を怖がっているちょっと寂しがりやのゲイと彼に振り回される三人の男たちの物語りという感じのストーリーに惹かれたのですが、私の好みではありませんでした。
萌に至るまでの展開が長すぎるというか消化不良というか…
記憶にないワンナイトの相手は誰なのかを探っていく話は初めは面白くて先が楽しみな感じではありましたが、割とすぐわかってしまい意…

2

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

読後も脳内占拠

買ってはいたものの、読む時間がなく飛行機移動のある時にと読みました。
マスクをしていても鼻をすすらなきゃならないし、涙は落ちるしで泣いてることカモフラ全くできなかった。あ、泣かせにくる系ではありません。でもどこかにスイッチがあって泣いちゃう感じです。
私は主人公cpじゃなく、元カレとのエピソードがとにかくギュッときて、出てくるたびに泣いてた。あの選択は間違いじゃなかったってことはわかります。わ…

6

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

タイトルのなぞは

ランキング入りしている作品で、興味を持ちまして購入しました。
初めての作家さんです。

導入部分は、おや?
なかなか引っ掛かりのある始まり。
ワンナイト明けの、朝なんです。
で、そこからはワンナイトの相手を探す世の恋物語でした。

時系列は同じなんですが、それぞれ世、柳瀬、戸川、真人のモノローグ。それぞれの恋物語のオムニバスのような構成でした。
面白いです。
なんだけど、私はな…

2

とのこい 小説

朝丘戻  丹地陽子 

あちらに見えますのが、好きぴだけに見せる顔でございます(表紙)

煌びやかなイルミネーションの前で両手を広げる世くん。その視線の先にいるのは一体誰なのか...??そんなわくわくから始まる作品です!

過去の恋愛から、「恋愛が苦手」になった主人公のリーマン・世くんが、謎の一夜の相手を探るお話なのですが、
謎解きだけじゃなく、登場する四人すべての愛や恋が詰まった作品になっています。
そこがとっても面白い...!この作品の魅力のひとつです!

【四角関係】…

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