崎谷はるひさんのレビュー一覧

誘眠ドロップ 小説

崎谷はるひ  山田シロ 

崎谷さんの定番なんだけど…

餌付け&幼馴染のじれじれ恋物語。
有名芸能人の両親を持ち、幼い頃からタレント活動をしてアイドルグループのボーカルになっている光樹は、極端に放置された育ちから私生活では自分に自信がなく心身症気味。
そんな幼馴染を、高校生にして驚異のハウスキーパー能力と自制心で世話して守って来た空慈。

崎谷さんファンならご承知の、お料理上手と生活能力のない人のカップル。
10年くらい前の雑誌掲載作を最小限…

2

エブリデイ・マジック -あまいみず- 小説

崎谷はるひ  鰍ヨウ 

設定は良かったけど・・・

崎谷さんの地元・鎌倉が舞台ですが、この度は海沿いではありません。(笑)

友達(+アルファ)に騙されて傷付いた三矢が、雨の中をさまよい訪れた変わった喫茶店
きれいで不思議な雰囲気の店員・上狛に出会い、思いがけず慰めてもらい、試しに付き合ってみよう…?と誘われて・・・
付き合ってるのに、両想いじゃない? と悩みながらの恋模様、1年間。

作者がおっしゃってた通り、日常の何気ない恋…

4

ミントのクチビル-ハシレ- 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

乙女過ぎるけど…(苦笑)

いきなり修羅場?から始まります。
甘い想い出の為にその本性に目を瞑りがちでいた同じダメ男相手に振り回されて、
衝撃の出逢いをした二人。
天然乙女男子・桜哉と、格好良くて気遣い抜群のかなり上等な男・邦海。

信号機シリーズの中では、比較的ウダウダが少なく(爆)さらっと読めます。
べたあまを目指したという通り、展開は読めちゃうけど(苦笑)
主役二人が素直に良い子(笑)で可愛くて、甘いけど…

2

世界のすべてを包む恋 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

青くて酸っぱくて甘い

崎谷先生のデビュー作を改題した作品ということで、後書きでご本人も書いておられるように、全体に青々しい。
幼馴染みの高校生同士が、互いに初恋を成就させるお話。

作品の最初の方から、和哉と瑛二それぞれの視点で語られているので、二人がそれぞれ相手が好きな事は読者には明らかにされています。
その、好きな気持ちを隠していることで何だかぎくしゃくしていた二人が、和哉の母親の再婚話をきっかけに、いっき…

3

ANSWER 小説

崎谷はるひ  やまねあやの 

昔昔に読みましたが

かなり昔新書サイズ?のを読んだことを思い出したものの、
ストーリーをすっかり忘れてしまっていたので、
文庫版のこの本を購入しました。

昔読んだときは、崎谷さんらしさを感じなかったのですが、
崎谷さんの本を多く読んだことで、改めて読むと、
崎谷さんらしいと思える1冊でした。
トラウマがあったり、全力でエロだったり(笑)

幸生は、町で酔倒れている真芝を助けたところ、
真芝に強姦…

1

不埒なインセンティブ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

一途な愛は報われる

モサくて冴えなくて平凡、ゲイな上に恋人も友達もいない一人ぼっち・・・
と、全く自分に自信のない和典。
それでも、地道に静かに生きていけたらいいと、たったそれだけが望みだったのに、
勤めていた会社が倒産して、仕事も住む所も失ってしまう。
そして、失意の中初めて訪れた二丁目で日比谷に出会います。

悪質なナンパから助けてもらった上に、
もう自分にはなんにもないと泣く和典を、日比谷は同情か…

4

不埒なパラダイムシフト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

甘甘でラブラブでエロエロ

いや、もう「ご馳走さま~」としか言いようのない満腹な1冊でした!
とにかく2人のやりとりが、「新婚夫婦か!」とツッコミを入れたくなる程の甘さ。

エッチも濃いです。直隆がとにかく絶倫で、ちょっと変態入ってて(笑)
何事も真面目で勉強熱心な直隆が、最中の真幸のナニをじっくり観察して、
「あのときの真幸は、すごくかわいくて、興奮させられる」と
最中に真幸に解説しているところは、エロというよ…

3

SUGGESTION 小説

崎谷はるひ  やまねあやの 

昼は童顔の保育士、夜はエロエロ

表紙をめくると、そこはエロエロだった…。
さすがのワタクシも苦笑してしまったw

いやー、喘ぎ声だけでこれだけバリエーションつけられるって
神技です。

ANSWERのほうはやはり真芝が主体で
恋人にふられて秦野を強姦するほどの「イヤなヤツ」から
秦野のいいかげんなんじゃないかと思うほどの寛容さに次第に惹かれ
そして秦野に告白する純情青年になるまでのプロセス

SUGGEST…

6

ANSWER 小説

崎谷はるひ  やまねあやの 

甘さと妖艶さ、プロフェッショナリズムの絶妙なバランス

いままで、崎谷はるひは設定もキャラもありえねぇ!とボロクソコキけなしてまいりましたが、つまるところ、BLにどっぷりハマれるかどうかっていうのは崎谷はるひが抵抗なくなるかどうかだと思う。

この作品、ドラマCDから入りました。
ドラマCDは森川帝王と鈴木千尋たんが
「ちょw なんなんですかこの二人!?
実際にデキてるんですか…!?ヤバすぎる!」
と心配になるほどの濃厚な絡みを展開してまし…

1

不埒なスペクトル 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

お兄ちゃん目線だとこうなる。

一作目の主人公だった未直のお兄ちゃんのお話。
前作では「なんて酷いヤツなんだ!未直が可愛そうすぎる!」と
直隆の仕打ちにぷりぷり腹をたてましたが・・・
こうやって改めてお兄ちゃん側の目線で読むと、
直隆は直隆なりに、未直を心配していただけで悪気はなかったんだと解ります。

それにしても直隆、なかなか個性的なキャラです。
優秀で、きまじめで、曲がったことや間違ったことが大嫌い。
いさ…

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