崎谷はるひさんのレビュー一覧

INVISIBLE RISK(3) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

番外編短編集。

本編は2巻までで、こちらの3巻は同人誌再録&書き下ろしの番外編集です。

できあがったCPの後日談ですね。

だんだんと時間が経って行き、ラストの書き下ろしはなんと20年後の40歳前後の2人を描いています。

単に年齢から受けるイメージよりもず~っと若いですが、やっぱり本編の20歳そこそこの頃とはまったく違いました。
それこそ、2人で重ねた年月の重みが感じられたんです。

ただ…

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INVISIBLE RISK(2) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

すれ違い。

汐野(受)が杉本(攻)のもとを飛び出した1巻ラストから引き続きの展開です。

汐野の行方が分からないまま、バンドのCDレコーディングが進み・・・

相変わらずヘタレ全開の杉本。個人的にヘタレ攻大好きなので構わないんですが、それにしても・・・

でも、考えてみればまだ2人とも若いんだよね。20歳過ぎたばっかりって感じ。
何となく、もっと上の感覚で読んでたんですが、ふと気づくと『そうか…

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INVISIBLE RISK(1) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

ヘタレなバンド青年の恋。

崎谷さんの初期作の新装版文庫ですね。

あとがきで言われていたのには、あまりにも古すぎて文章もほとんど直されていないそうで、なるほどいろんな意味で『若いな~』という感じでした。

超絶ヘタレ(だと思う)な杉本(攻)視点です。ヘタレ攻はこの上なく好きなので、それだけでも楽しい。
汐野(受)も、ツンデレ猫そのままというか、綺麗で意地っ張りで繊細で可愛くて、でもツンすぎなくていい。

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ミントのクチビル-ハシレ- 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

シリーズの中でも可愛いお話

信号機シリーズの中でも一番あまあまで可愛いお話。

なんといっても桜哉くんがちょっと抜けてて、乙女思考で一途でかわいいんですよ♪

そしてまさに王子様みたいな邦海さんの出現!!
気遣いもしっかりできる男なのに男の趣味が悪いとか残念すぎる(笑)

そして今回の残念な人こと徳井さんは本当に残念な人でした。でもシリーズの中で出てくる残念な人よりはまだましな方じゃないかな~と思います。まあ最…

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あでやかな愁情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

待ちかねた・・・

崎谷さんの体調不良により、発売延期を繰り返した慈英×臣シリーズの最新刊です。
そして、こちらでシリーズ第二部完結になるそうです。

前作『たおやかな真情』のラストはあからさまな『引き』でしたが、ストーリーも引き続きの形になっています。

山間の駐在所勤務から(時期はまだはっきりしないものの)市内に戻れることになった臣。慈英は最低1ヶ月のニューヨーク行きを控えています。

前作ラストで…

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あの日のきみを抱きしめたなら 1 コミック

崎谷はるひ  山本小鉄子 

王道ストライクです。

小鉄子先生の漫画が好きで、いろいろ読んでいたらこの作品に出会いました。
原作が別の作家先生でどうなんだろう?と疑心暗鬼で読んでいましたが、これがどストライク。小鉄子先生の明るくほのぼのした恋物語とは違い、リアルでアダルトでせつないですが、何度も読み返し、これからも読み続けて恋の胸の痛みを噛みしめたい作品です。

幼なじみで、お互いを大事に思いながら過ごしてきた秀利と健吾。二人ともお互いがかけ…

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あしたのきみはここにいない 小説

崎谷はるひ  山本小鉄子 

萌えとはまた違うのですが

ネタバレなしで書きます。
崎谷さんのもので今のところ、一番合った作品です。(5冊くらいしか読んでいませんが)
先生×生徒は好きなカップリングですし。
ちなみに、山本小鉄子さんの漫画版は未読です。

受けの三尾は社会科の教師・北原に片想い中。

社会科教師の北原は攻め。
過去の恋にわだかまりがあり、三尾に踏み込ませないようにしています。

北原と三尾は、秘密の関係。
社会科準備…

3

形状記憶衝動 小説

崎谷はるひ  緒田涼歌 

年の差14歳! 大人と子供の甘い恋!

古い作品です! ほぼ10年ぶりに再読!
なんとなくキャラと内容が記憶に残っていたので、いい作品だったんだろうな〜と記憶を追いながら読んでいったら…10年経っても自分の趣向が余り変わっていないことに苦笑でした。
年の差もの…しかも14歳も離れた甘々好みは変わっていなかったです(笑)
今は、益々オヤジキラー度に拍車がかかってますけど…。

崎谷作品であることも大いに関係しているな〜と!
エ…

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不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

受けにも攻めにもギャップ萌え

受けも攻めも基本的なところで2人とも気遣い屋さんで、こういう
カップルも珍しいなと思います。最初の謙也視点の颯生の描写が、
すごく美人で色気パねぇ感じだったので何となく手馴れてるキャラ
なのかと思ってたんですが、颯生視点で全然そんなことが無いという
事を知りギャップ萌え…までいかなくとも、かなり好感度が上がりました。
こういう見た目は派手だけど中身はそんなことないっていうキャラ
好きだ…

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不埒なファシネイション 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

短編集

不埒シリーズ3CPそれぞれの短編
直隆×真幸に関しては相変わらずの真幸のぐるぐるっぷりに若干呆れ気味です
結局家のゴタゴタもすっきりとした形での解決とはいきませんでしたし・・・
個人的には日比谷×和典の日比谷目線でのお話がよかったですね
なんだかんだで日比谷も和典にメロメロで
その後の2人も幸せそうで本当によかったです。
明義×未直は相変わらずラブラブで
ページ数も少なかったですが安…

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