榊花月さんのレビュー一覧

百万の野望 小説

榊花月  亀井高秀 

うーん、なんか、もやもや

お話として、読んでいる時には続きが気になってずんずん読んでいった、
というか、それなり、っていうか、かなりおもしろかったのは間違いないんだけど…。

希世の心の動きだけを見ていれば、十分BLで、展開的にも無理はない、おもしろい、いい作品。
だけど、なんか納得がいかない。
読んでいる最中はいいの、希世に感情移入しているから、
でも、おわりまで読んで、もやもやと欲求不満が残った。

希…

0

ろくでなしと不埒な恋を 小説

榊花月  竹中せい 

う~ん・・・

正直、私はあんまり趣味ではなかったです。
ただ、Hシーンはお上手でした。

主人公が株で大もうけしてものすごいお金持ちなのですが・・・
その設定も入れなくても全然問題なかったように思います。



0

地味カレ 小説

榊花月  新藤まゆり 

このふたり自分たちが男同士って事に関しては あんまり悩まないのが不思議でした。

ファミレスチェーンを手がける会社でのリーマンものなんだけど。
イケメン社長の横に佇む真面目なメガネ秘書を地味って表現してるんだけど
『地味カレ』というほど地味じゃないと思うんだけどな。
そんな地味なメガネ秘書と、正義感の強い率直な新入社員というCP

主人公は、新人社員なので主に仕事の話がメイン。
学生気分が抜けきらない自分に気づいて、凹んだり、がんばったり・・・
非常に地味な仕事の…

1

つばめハイツ102号室 小説

榊花月  富士山ひょうた 

読者が教師×生徒のCPのどこに萌えるのかってのを もう少し考えていただきたい。

高校1年生の管理人が主人公・椎名。
もう、この時点で・・・どうよ?と、思った。
実際のアパートのオーナーは近所に住む祖父母であるけど
高校1年生の子供にひとりでアパートに住まわせて
アパートの管理を孫にやらせる???

椎名は、アパートの住人で担任教師である若生(27)に恋をするお話。
若生のことを好きになる気持ちの描写がかなりあっさりでビビるw
椎名はノンケですよ?
もう少し、…

0

最後から二番めの恋 小説

榊花月  皇ソラ 

強引な年下男に翻弄されて

今回は超絶美形ながら就職浪人したバーのアルバイトと
亡き妻以外女っ気の無い雑誌編集部のデスクのお話です。

強引な攻様との出会いで受様が再び恋をするまで。

受様は老舗出版社で十年目になる雑誌編集者。
現在はDVDを紹介する月刊誌のデスクをしています。

受様は学生結婚した妻を亡くしてからは
女性に秋波を送られても本気に慣れず
気ままな独り身を通してきました。

そんな受…

0

午後の音楽室 小説

榊花月  依田沙江美 

幻想の普通

昔、たしか「幻想の普通少女」っていうマンガがあったなあ、、、

普通って、何?

家庭環境が「普通じゃない」為、普通に人と接触できない望生。
教室の喧噪から逃れて、向かった先の旧校舎の音楽室で、日夏と出会います。
1年の時から気になる男で、今は同じクラスなので、出会ったというのはちょっと違うか。
初めて、言葉を交わします。
音楽室での僅かな時間の交流の中、二人の間にはいつしか…

2

鏡の中の九月 小説

榊花月  木下けい子 

後ろ向きだけど、前向き

子どもの頃、家族に愛されなかったために、人間関係に壁を作ってしまっていた主人公が、
根気強い大人の男に愛されることで、
少しずつ、自らを変えていくお話。

って、なんだか、この作者さんで、このパターンのお話、続けて読んじゃってるな。

今回の主人公・秋雨は、どうして親の愛情を感じないまま育ったかというと、病弱な弟に親たちがかかりきりになって、自分もまだ子どもなのに、兄で、健康だというこ…

2

つめたい花 小説

榊花月  紺野けい子 

「真夜中の匂い」で、続きが気になっていた

ヒロキとオンちゃんのお話です。

子どもの頃の虐待のせいで、感情を失っていたヒロキが、
恩田の優しさに触れ、
恩田に恋して
ピュアな心を取り戻していく。

そんな、ピュアラブなストーリーです。

恋するヒロキが、どんどん感情を取り戻して、どんどん臆病になっていく。
なんて、かわいくて、甘酸っぱい。

でも、かわいいばかりじゃない。
恩田への思いに行き詰まってしまったヒロキ…

2

真夜中の匂い 小説

榊花月  紺野けい子 

真夜中って感じより

思いの外かわいい、先生LOVE、な感じで。

始まりこそ、「お金はあっても愛はない」家庭に育った主人公・未明が、刹那的な夜遊びをしている時に、たまたま夜の町で、少年を買おうとしていた先生を見つけて興味を持って、、、
という事から始まって、
お相手の先生・棚橋は、感情回路成長不全のサディストで、
夜の町での未明の遊び相手、ヒロキもDV育ちの感情回路閉鎖系。
先生とは、初めてエチから陵辱・…

2

地味カレ 小説

榊花月  新藤まゆり 

ホヤホヤの新入社員が上司に認められるようになるまでのお話といってもいい

いつもコケてしまう榊作品、でもつい表紙と題名に惹かれて・・・今回は新藤まゆりさんだったので・・・
いや~もう、題名にぴったりの地味~なお話でした。
中々の進展のなさにイライラしつつ、ドキドキしつつ、で最後にアララ、、と言う具合で、後半まで丁寧に引っ張り過ぎたですよ。

新興の外食チェーン本社の企画部で社内報を作る広報に配属された一意ですが、見た目も雰囲気も怖い女上司に仕事を回してもらえない…

1
PAGE TOP