榊花月さんのレビュー一覧

狂犬の恋情 書下ろしショートペーパー グッズ

攻め様への気持ちが生への渇望になる予感

本編後に二人で受け様の静養を兼ねた旅行でのお話になっています。
本編中でも受け様の弾丸摘出の手術をするのかどうかが曖昧なままで終わり
ショートはそんな受け様の心の変化が出ているお話でもあります。
日々一緒に行動することが増えてきて、攻め様に対する愛しさが増してゆく

そして攻め様も無邪気な感じで、受け様と共にいる事に喜びを抱いている姿が
ショートからも伝わる内容で、攻め様に長生きして欲…

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狂犬の恋情 小説

榊花月  北沢きょう 

やっぱりワンコが好きなのね

過去に愛する人を失ったヤクザの受け様とその忘れ形見との命をかけた恋でした。
受け様、10年前に組長を目の前で殺され、自分の舎弟で恋人でもあった元彼に
守られるような形で元彼の胸を打ち抜いた弾に己も被弾しながら奇跡的な生還を
しかし、受け様の心臓近くに入ったままの弾丸は当時の医療では取り出すことが出来ず
10年たって摘出が出来るようになっても、受け様は取り出すことをせずに
その弾の鉛によっ…

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運命的恋愛~ドラマティック・ブルー~ 小説

榊花月  小路龍流 

ぼんやりだけどしっかり者な受け

 国束は、人の運命のカタチがなんとなく見える力を持っていた。
 そして、その能力が原因で、アイドルのこれからを見るために、テレビ局へと呼び出される。
 そこで知り合ったのは、イケメン敏腕プロデューサー・永嶺と、傲岸不遜で他人を寄せ付けない雰囲気を持つ大手芸能プロダクション社長・津嘉山。
 実は国束は、自分が恋する相手と巡り会うと世界が青く染まって見えるのだった。
 永嶺と初めて対面した際に…

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地味カレ 小説

榊花月  新藤まゆり 

悪くはないんだけど

「地味カレ」というタイトルですが、地味じゃないです(笑)
仕事モードの見ためが地味ってだけなんです。
仕事モードの穂神のプライベートとのギャップは良いし
新人社員の池後の仕事に対する成長も良いのですが・・・

恋愛がメインになってると良かったなー。
もっと社長が絡んできたりとかしてほしかった。
読んでいて穂神が潜在的に乙女っぽくて、
池後の行動が男っぽいので攻受が逆だと良かったなぁ…

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負けるもんか! 小説

榊花月  金ひかる 

毒が足りない

寮ものです。
『でも、しょうがない』のスピンオフですね。かなり登場人物がかぶってるから、先にそっちを読んでおいたほうが面白く読めると思います。読んでなくてもストーリーを把握するのに問題はないですが。

主人公は、義理の兄を追いかけて山奥の全寮制の学校に入ってきた弟くん。かなりのワガママ坊やで、あっちこっちに噛みついて騒ぎを起こします。
義理の兄に対しては、愛と憎しみの相反する気持ちを持っている。

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でも、しょうがない 小説

榊花月  金ひかる 

のほほん学園もの

榊花月さんにしては珍しい王道ちっくな学園ものでした。全寮制の、山奥の男子校。しかも生徒会長がいて寮長がいて、というベタベタな設定あり。
主人公なそこに3ヶ月間限定で中途入学することになる。で、小学生時代に犬猿の仲だった攻めと再会する。かつて狂犬のようだった攻めは、メガネをかけた優等生な寮長になっていた。

随所に面白いところはあったんですが、全体的には物足りなかったかなァという印象でした。
キャラ…

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他人の彼氏 小説

榊花月  みずかねりょう 

辛口レビューすみません!ネタバレ注意。

初めて読む作家さんだったのですが、本当にしゅみじゃなかったです(汗)
惚れやすい受けが超絶美形の攻め様に一目惚れ、というありがちなきっかけから両思いに進展する話でしたが、攻めが受けを好きになった理由も曖昧で、目立った困難も無くあっさり両思い、その次のシーンでは「俺の家に来る?」で攻め様のマンショにてあっさりベッドインでした。
しかもベッドシーンでは攻め様に逢うまでノンケだったはずの受けなのに、…

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地味カレ 小説

榊花月  新藤まゆり 

恋愛3割

総評
BL恋愛小説を求めてる人にはつまらない作品。
日常小説+恋愛アリ という程度で良いなら一読すべき


内容については他の方が書いてるので割愛いたします。
この作品は【社会人3年目以降の人対象】と言っていいです。

主人公は大学を出たばかりの新米社会人。
配属された部署には定番のお局様がいて、社会(お局)の荒波にのみこまれながらも成長していく話…がメインに感じました。

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愛されたい距離 小説

榊花月  橋本あおい 

爽やか(?)×ツンデレ


まずはじめに…
ツンデレと書いていますが実際主人公・倫は強気なだけでツンデレ要素はないと思います1

家事が得意ではすっぱな口をきくひねくれた子供、という印象でした(´・ω・`)
つまり…言ってしまえば個人的には受けとしてあまり魅力を感じませんでしたVbLO

友達から罪を擦り付けられた上に信じてもらえなかったのは確かに可哀想ですが、申し開きもせず諦めたこと・普段の行いが良くないことなんかを考えたら自...

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もっとも高級なゲーム 小説

榊花月  みずかねりょう 

ちぐはぐな話。

 主人公の萩原泰臣は、父親が不倫でできた子どもだった。
 萩原の父親と母親は愛し合っていたが、大企業の後継者だった父親は結局無理やり見合いをさせられ別の女と結婚するが、萩原の父親と母親の関係は続くも、父親の結婚相手が母親の元を訪れた翌日、母親は交通事故に遭って亡くなってしまう。
 そしてしばらく父親の元で育てられることになるが、その間、父親の結婚相手にひどくいじめられて萩原は大きくなる。
 …

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