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榊花月 柚名ハルヒ
窓月
ネタバレ
本書を手にしたきっかけは全然覚えていないのですが、この中に収録されている作品を読んで心を鷲掴みにされました。(→作者様にハマる) 表題作「夏草の檻」と「月の裏で会いましょう」が収録されていて、同時収録作品の方が表題作よりも先でしかも長いという、何もかも型破りな感じ。たまにありますよね、どうしてそっちをタイトルにした?っていう笑 2007年にフランス書院さんのLAPIS more文庫から…
榊花月 金ひかる
『でも、しょうがない』の主人公・陸と同室のヒロのお話。イラストの攻めがすてき。前作の主要キャラ「深池」が、今回「三池」に表記が変わっちゃってます。 ヒロがなんともつかみどころのない自由人なところが魅力的で、彼と弟との関係性に興味があったので個人的には嬉しいスピンオフでした。でも、今作はヒロ本人ではなく、ヒロ弟が主人公。 前作でも触れられていましたが、ヒロと弟の馨は血が繋がっていません。…
全寮制の学園もの。榊先生の初期作品から可能な限りおさらいしていますが、お金持ちが通う私立の一貫校出身者(しかも男子校率が高い)をメインカプに据えることが多い作者様にはふさわしい舞台設定だなと思いました。陸が頭にスリッパを載せている一枚目のカットがとってもかわいい♡ BLなのでメインの二人が惹かれ合い、恋に落ちて結ばれる…といったパターンを踏襲してくれてはいるけれど、やっぱり男の子が同性とエッ…
榊花月 志水ゆき
『ふれていたい』のスピンオフ。前作で夕雨を散々弄んだ(ように見える)衛藤のお話です。 夕雨に振られて以後、大学近くのカフェでウェイターの脚をわざと引っ掛けて転倒させた衛藤は、言いがかりをつけて当たり散らしたあげく退散します(つくづくクズだな笑)。 衛藤の理不尽な言いがかりに巻き込まれたウェイター・彗は、その一件が原因で住み込みだったバイトをクビになり、一思案。 カフェでのトラブル…
高校時代から付き合っている酷い先輩カレシを追って上京した主人公が、新たな出会いをして恋に落ちるお話。鞍替え系です。 個人的に読みやすいので作者様の作品を再読を交えて貪り読んでいるのですが、正直、設定似てるな…って禁句を吐露したくなることがあります。、 主人公の夕雨はキスを皮切りに恋の初めてを衛藤に奪われまくって、しかもそれが本気なのかもよくわからないまま、彼のいいなりになっている状態。…
榊花月 あとり硅子
義兄弟もの。弟攻めです。年上攻めが多かった作者様も年下攻めの流れに乗った感じでしょうか。なので、とても違和感がありました。小ネタは相変わらず楽しかったです。 公立図書館の司書をしている英嗣と、6歳年下で大学生の弟・摂の拗れた兄弟愛。 英嗣は自分の意思よりも他者からの働きかけによって動く受け身の人。父親の再婚相手が連れてきた摂には負目があって、彼のいいなりです。 子供の頃から粗暴だ…
榊花月 紺野けい子
『真夜中の匂い』のスピンオフ。 未明の学校外のお友達、弘毅(漢字表記はこれなのね)のお話です。 前作に登場した際のヒロキのイメージは、人を人とは思わない、冷めた狂犬。未明のピンチを毎回救ってくれる影の立役者みたいな感じでした。お話の最後の方で、未明が執着していた棚橋の友人でもある保健室の先生「オンちゃん」に惹かれていくんです。 中卒でもうすぐ18歳になるヒロキは子供の頃に壮絶な虐…
教師×DKもの。 なんとなくハマるような、ハマらないようなお話でした。作者様にしては珍しく凛々しさ少なめなDK受けで、意外にエロメインだったからかもしれません…。 主人公の未明は金はあっても愛がない家庭に育った孤独な高校3年生。学校をサボりがちで夜は繁華街に繰り出して淋しさを紛らわせています。学校では保健医の恩田、夜は遊び仲間のヒロキが近しい人物で、本音を吐き出せる貴重な相手でした。 …
榊花月 荻山知弘
旧版全体の感想です。 とうとう手をつけてしまった作者様の代表的シリーズ。旧版全7巻一気に読んでしまった… 1 抱きしめたい 2 ため息の日曜日 3 雨のち晴れ 4 さよならは夢の中へ 5 Replay 6 シーソーゲーム 7 Over の順番。 けれども、旧版は完結していません、たぶん。だって、だって、、、どーなるんだよー、二人は〜〜〜!!! ってところで終わ…
SHYノベルス作品ですが、切ない青春ものといった物語で雰囲気がとても好きです。 医大生の青春群像劇。 主人公の李家は血を見ると卒倒するくせに外科を志望しています。それには若干邪な下心があったりして… 医者一家の次男でボンボン育ちの李家には、入学式以来親しくしている戸川という友人がいます。バイト三昧なのに成績優秀な奨学生の戸川とは背負うものが正反対ゆえに、李家は自分にないものを持っ…