彩さんのレビュー一覧

蝶よりも 華よりも 小説

犬飼のの   

苦しかったけど…

決して甘々ではない犬飼のの先生の本。
大好きな絵師さんである彩先生のイラストだし
ずっと気になっていた1冊でした。

予備知識無しだったので《近未来遊郭》、女子が極端に少ない、ファーストという高位人種、といった設定に驚きました。
これが商業処女作とは!

遊郭、身分差ときて苦しい場面が無いわけがない、と覚悟したものの、やはりソラが遊女として成長していく過程は辛かった…

最後は幸…

1

ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄 小説

犬飼のの   

おもしろいです!

気になってはいたのですが巻数が多くてなかなか手を出せずにいたところ、コミックスでチラ見して好きな雰囲気だったので、読んでみようと一念発起!

そうしたら、すごいすごいすごい!作り込まれて完成された世界観がめちゃくちゃ面白くて唸りました。

実は血の繋がりがある者どうしの性行為は私の地雷なのですが、それでも続きが気になってこわごわ読み進めてしまう、ページをめくる手が止まらない。

最後の…

0

ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄 小説

犬飼のの   

萌えポイントの宝庫

ずっと気になっていたシリーズ。
訳あり宗教団体の閉塞的な学園で繰り広げられる禁忌的な愛。
まだまだ序盤だがこれからいろんなキャラクターの愛憎が渦巻きそうな波乱の始まりとも言える第一巻。
とにかく常盤のかっこよさが際立ち、薔の成長しきれない少年らしさとの対比が良い。
中盤から頭角を現すが如く強烈な印象を与えてくれる椿の存在。
彼の怪しくどこか危なげで憎悪さえも感じる言動のどこかで物悲しさを…

2

ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄 小説

犬飼のの   

禁忌、背徳、淫蕩

積んでた作品ようやく読み始めました。
コミカライズの冒頭読んだら
読みたくてたまらんかった(*´∀`*)
儀式とか強制とか生意気とか抵抗むなしくとか
全体的に好きな要素てんこ盛り。
蓋を開けたら更にカオスで一気に読んだ。
しょうみ「俺、好きなんだ。。。」のくだりに
チョロいな、思うたのは確かだが
閉鎖された世界の中で強烈なインパクトを持つ相手
憧れなり畏怖なりライバル心なり
な…

3

ブライト・プリズン同人誌電子版 Shangri-La 小説

  犬飼のの 

漫画が美しい

彩さんの美しい漫画が見られて幸せです。
未来の彼らの話なのかなと思って読んでました。
みんなが幸せでゆっくりと流れる時間。
無人島なのに、凄くいろいろ揃ってるなと思ったら、夢オチでしたね。
夢オチとわかっても、美しい彼らの未来は何度でも見たくなります。
私も薔の作ったチョコレートケーキ食べたい!
無人島を買うっていくら位するんでしょう?
蒲牢島に隠された財産使えば、買えそう。
最初…

4

ブライト・プリズン 学園の薔薇と純潔の誓い 小説

犬飼のの   

結末に驚き

とうとう終わってしまいましたね?
終わったの?物語は第2部へ、という感じでした。

読み終えてしまうと、龍神も可愛いやつだな、と思えますね。気分屋で子供みたいな所もあって。
自由になったんだから、思いっきりいろんな子たちとエッチしたら良いのに。

普通の恋愛というものを攻略出来なかったから、憧れているのかも。

今回は前世の記憶を持っている椿姫が重要でしたね。寝ると前世の記憶に苦し…

0

青の疑惑 小説

水原とほる   

結末があっさり過ぎる

電子版は、挿絵無し。
巻末にほんの一場面のコミカライズが入っていた。
後書に「SMもの」と書いていたけど、外道な行為をしていたのは元恋人。

主人公の恭は、医大在学中に恋人に色々調教される。
SMプレイが沁みついて、恭はもう普通に戻れない
そんな恭に、榊原は教授の娘と交際するため、突然別れを告げる。
悪態をつく恭を打ち、転倒した恭は片目の視力を損なう。
恭は、希望していた脳外科医を…

0

ブライト・プリズン 学園の美しき生け贄 小説

犬飼のの   

こんなに愛を感じられるとは

 単に学園ものでファンタジー要素があると思っていなかったので、序盤では世界観を掴むのとそこに馴染むのに少し時間がかかりました。冒頭のシーンもメイン2人が既に出会っていて、主人公である薔が常盤にかなり反抗的な態度をとるところから始まるので、1巻で合ってる?と戸惑ったくらいです。が、読み進めるうちにこの世界の肝となっている怪しげな宗教については謎が多く疑問符が浮かんでばかりなものの、常盤と薔の関係性に…

1

ブライト・プリズン 学園の薔薇と純潔の誓い 小説

犬飼のの   

ひとまずの完結?!⋯⋯ひとまずの?!

教団の謎が明かされる完結編!
⋯⋯と思いきや、次の展開を予感させるラスト!

いやはや、犬飼さん、
引っ張り方が上手いなぁv
↑褒め言葉v

今回もこの一冊の中に
山あり海あり洞窟あり⋯⋯ではなく
(危険な)どきどきあり、
(らぶらぶな)どきどきあり、
胸が締め付けられる切なさあり、
友情も忠誠心もあり!
沢山の思いが交差する怒涛の完結編であります!

途中、本当に辛…

1

FLESH&BLOOD(17) 小説

松岡なつき   

それぞれの覚悟

特定の誰かを批判するつもりはありませんが、松岡なつき先生の文章は整っていてとても読みやすく、ほっとしますし今更ながら改めて感心させられます。

冒頭スペイン組が久々に登場してくれて嬉しかったです。
アロンソの気前のよさ、部下から慕われている様子、そして寵臣としての覚悟が鮮やかに描かれていて、ますます好きになりました。
そして友人として寄り添うようになっていくビセンテもまた然り。
本当に脇…

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