砂原糖子さんのレビュー一覧

全寮制男子校のお約束事 小説

砂原糖子  夏目イサク 

白学ラン

山の中の全寮制男子校を舞台にしたラブコメディ。
昔はBLに全寮制男子校は不滅の王道!だったはず。
それが今では、、、。

生徒会は白学ラン。
一般生徒もロイヤルブルーの学ランって、どこの乙女ゲーかラノベだよ!
広大な山の中に広がる、お城のような学園に、事情があって高校の途中から転入してきた主人公・峰井。
彼の持っている、外の世界の一般常識では想像もつかないような、浮世離れした学園生活…

3

全寮制男子校のお約束事 小説

砂原糖子  夏目イサク 

ベタなノリが楽しい学園コメディ

家庭の事情で音楽学校をやめ、
全寮制男子校へ転入した峰井(攻め)。
そこは「雛様」こと絶世の美少年・比名見(受け)を
全校生徒が崇め奉る異世界で……


この男子校の描写がコメディ全開。
「雛様」にキャーキャー言ってる男子生徒たち、百合系アニメの女子モブキャラのように乙女チックですw
あまりに浮世離れしたノリに、平均的男子高校生の峰井がいちいちドン引きしているのが笑えます。

5

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

受け様が可愛い

受け様は美人で有能な広告会社の社員。攻め様はお医者さん。
ハイスペックなカップルです。
受け様が口が悪くて、攻め様にも「性格が極悪」と評されたりしています。
なのですが、私個人的には受け様が可愛くて仕方ないです。
本当はいい子なのに口の悪さゆえ、無駄に敵を作ってしまったり。
素直になれなくて、本心からそう思ってるわけじゃないのにツーンとしてしまったり。
自己弁護しない潔さとおうか、不器…

6

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

憎めない嫌な奴

鹿児島へと行ってみたくなるラブストーリー。
著者様のあとがきでNEO鹿児島とありましたが、桜島がまるで恋のキューピッドのような役割を担ってるところもロマンチックで素敵でした。
左遷され鹿児島へと来ることになった主人公・久我山は、自尊心が高く傲慢な一面もちょいちょい見せてきます。
性格と口の悪さを覗けば、ほぼ完璧な久我山。口の悪さも良く言えば素直なのかな。
序盤で繰り広げられるバスの座席争奪…

5

セーフティ・ゲーム コミック

香坂あきほ  砂原糖子 

女装デートをしながらも落ち込んでゆく

取引先の内科医に思いを寄せるMR。
仕事の関係者であり男同士であるので 思いをあきらめていた。
ある日、友人の勤めるゲイバーに あこがれの内科医を見かけ
チャンスと見て ある計画を友人に依頼する。
「女装イベント」とだましてあこがれの内科医に女装させることに成功。
知らないふりで 偶然を装い デートに誘うことに成功。

MRくん いつまでも騙したままデートを繰り返し 一向に真実を告白…

1

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

素晴らしいタッグ!!!

砂原さんの言葉のチョイスにはいつも楽しませていただいて、
コミカルだけど切なさとかもきっちりあって
テンポは良いしあっという間に読んでしまって勿体ないくらいです!
更に穂波さんのイラストがまた…。
毎度毎度私を骨抜きにしてくれるわけで…!!

この度の主人公・久我山誉は、
大手広告代理店のクリエイティブディレクター。
両親から受け継いだ美貌と、出来る仕事っぷり、
生まれ持っての運…

13

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

ムッツリさん、いらっしゃいましたー

キャラ文庫では、久々の砂原さん。
攻めの一人称が『僕』好きさんにびったりな作品です。
でも、エロスイッチが入ると『俺』に変貌(笑
内容は受け視点の三人称。

********************
受けの誉は、大手広告代理店のクリエイティブ・ディレクターで、28歳。
生まれた時から可愛いと言われ続け、成長してからは女性にはモテまくり。
しかしそれが仇となり鹿児島へ左遷されました。…

7

恋愛できない仕事なんです 小説

砂原糖子  北上れん 

船舶免許が気になりました。

新刊チェックの時から、面白いタイトルで気になっていて、
あらすじを読んで、読んでみたいと思い、特典ペーパー付きということで、
いつものお店で予約して購入しました。

お互いに刑事ということで、タイトル通りの内容でしたが、
面白かったです。

受けの本名さんの、恋愛に関しての鈍感ぶり、天然ぶりが
とても可愛らしく思いました。
攻めに対して良い印象を持っていないのに、攻めの言うことを…

5

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

中庸の世界

言ノ葉シリーズ三作目。
人の心の『声』が聞こえるという
かなりオーソドックスな設定で
大ヒット&主人公を変えて三作も
書けるのは本当にすごいと思います。

奇をてらわず、ほどほどに切なく、
最後は安心のハッピーエンド…
みたいな中庸な作風が万人受けするの
かもしれません。


今回の主人公は、20歳の青年・カンナ。
同じ能力をもっていた亡き母親の教えで、この力で人を救うこ…

8

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

確かにH増量…

あらすじが面白そうだったから購入しました。
好みの問題かもしれませんが、何と言うか他の場面よりラブシーンに力を注いで描かれているような印象を受けました。
設定はいいのに、予測以上に新山の性格が悪いので二人を応援しにくいところが読みづらかったです。多和田が年齢や職業に比べて恋愛に不慣れだからか、バレてもあっさり許されてしまったけれど、ラブシーンよりその辺りもう少し揉めて貰えた方が、帯の“どんなに…

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