砂原糖子さんのレビュー一覧

高潔であるということ 小説

砂原糖子  九號 

情景が浮かぶ

真岸(攻め)が復讐をするために、志田(受け)に近づくのですが、志田のあまりの不憫さに驚き、復讐する甲斐がないと嘆きます。そして、自分を好きにならせてから捨てることで、復讐しようとするのですが…と、ここまで書いたところで、復讐する理由が人の死じゃなかったなら、コミカルテイストにもできた作品じゃないかと思いました。男が男を好きにならせようとしている時点で、既にちょっと面白い。

でも、読んでいる最…

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スリープ 小説

砂原糖子  高井戸あけみ 

ときどき眠り姫と不眠王子

おとぎ話ではありません(^^)
おとぎ話風にレビューしてみました。

幼い頃に心に傷を負って不眠症になった王子様は、同じく幼い頃に心に傷を負い睡眠障害(ナルコレプシー)のお姫様に出会います
王子様は、お姫様に惹かれますが、自分の心を隠してお姫様に尽くします。
しかし、あるときお姫様がつらい事件に巻き込まれ…
そして、自分の気持ちをお姫様に気づかれた王子様は…
お姫様に押し倒されるので…

1

ロマンスの演じかた 小説

砂原糖子  麻々原絵里依 

田舎芝居のハリボテ感

砂原さんは、安定したクオリティの作家さんだと思っている。
加えて、絵師の麻々原さんの表紙も素敵だったので、購入。
そして、幼馴染みものは好物……

これだけ揃っていながら、残念ながら結果はNo Good。
何が問題なのだろう?と考えてみたのだけれど、
大筋のストーリーというよりは、細かいところが作り物めいて
やりすぎなところが不味いんだと思う。

幼稚園からの腐れ縁の、高校生二人…

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ロマンスの演じかた 小説

砂原糖子  麻々原絵里依 

過ぎたるは、

親の転勤でアパートに一人暮らししている高校生の敷の隣室に、幼なじみで同じクラスの有佐が引っ越してきてからというもの、敷の日常は心の安まるヒマもなく、、、

振り回されつつもどうしても縁の切れない10年来の幼なじみ。
意地っ張りの天の邪鬼キャラも、ここまでかわいげないと過ぎたるは何とやらで、いくらビジュアルが綺麗って言われても萌どころが見つかんない。
知り合って、たかだか10年。
それでも…

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スイーツキングダムの王様 小説

砂原糖子  二宮悦巳 

遅い初恋のお話

歳の差カップルとわくわくで手を出しましたが、杏藤の宇宙人具合というか、世間知らず感がちょっと自分に合わなくてすごく萌える!って感じでなかったのが残念でした^^;
意地っ張りでトラウマ持ち、という受け側の設定は大好きなんですが。

タイトルにある「王様」とは、攻めキャラである杏藤のことを指していると思うんですが、杏藤があまり王様ぽいキャラでなかったのでスイーツを題材にしているくだりもあまりぴん…

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セーフティ・ゲーム コミック

香坂あきほ  砂原糖子 

振られちゃえばいいのに

香島みたいな卑怯者。

自分は安全なところから上手いことやろうとする小心な卑怯者同士、より卑怯な方が痛い目見ればいいのに、そこは惚れてる弱みで、結局は赦してくっついちゃうのか、まあ、BLはくっついてハッピーエンドになってなんぼだからな、当然の結末で、めでたしめでたしだよな、な、お話。

多分、原作小説既読(でも未レビュー)。
年下の製薬会社のMRと、年上のお医者様。
仕事相手だし、お互…

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斜向かいのヘブン 小説

砂原糖子  依田沙江美 

immortal

不思議な作品でした。ごく普通のサラリーマンなのに吸血鬼の受。
序盤でこれは本人の思い込みなんだと思わせて本当に吸血鬼というw
しかもめちゃめちゃ地味です(笑)
でも面白いです。

消防設備会社で働く久條は同僚の羽村主任の笑うところを初めて見てからなんとなく気になり始める。ある日ふたりで飲みに行った席で自分は吸血鬼なんだと羽村から聞かされる。
本人の思い込みだろうと思い、変わった性格の羽…

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夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

手に入れたもの

好みの作品がないかなとちるちるでランダムに探していて、この作品のあらすじを読んだらどうも知っている話の気がする。でもちるちるの読了の本棚にも入っていないし、手元に本もないし、Kindleにもなし他の電子版にもなしと、うーんとずいぶん考えて思い出しました。以前CDを聴いたことがあったのです。
そっかそっかと、そうなるとどうしても読みたくなり、Kindle版を早速購入。

一葉は自分の顔にとても…

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全寮制男子校のお約束事 小説

砂原糖子  夏目イサク 

大声で言おう

さん、はいっ!
フォモ好きはみんな‟全寮制”&‟男子校”のマジカルスペルが大好き☆
いやはや、この言葉に反応しないBL好きはいないんじゃないかと思うくらいタイトル買いですね。
全寮制、男子校、男子高生のアイドル。。。もぅ中身がなくても食べれるくらいおいしいですね。
もちろん中身もきちんとありました。(笑)
受けがヴァイオリンが弾けたり、それで告白したり狙いすぎな感じは否めませんで…

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ファンタスマゴリアの夜 小説

砂原糖子  梨とりこ 

長い長いすれ違い

約20年あまりの人生の歩みが丁寧に表現されていて良質の映画を見ているようなそんな感じでした。

人気子役だった艶。その人気を妬まれ若干9歳の同じ子役の男子に罠にかけられ子役を辞めざるを得なくなる。
月日は経ち艶は父の後を継いで金融業を営んでいた。ある時間違って出席で出されてしまった同窓会へしぶしぶ出席し、小学校からの同級生で唯一会いたい相手、永見に約10年ぶりに再会する。
再会してからふた…

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