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砂原糖子 梨とりこ
冬草
ネタバレ
砂原糖子さんは気になる作家さんのお一人だったのですが、 数ある作品から今作を選ぶにあたって ”ファンタスマゴリア”という耳馴染みのないタイトルと 挿絵が梨とりこさんだったことが決め手となりました。 小さな街金の社長束井艶と、バーテンダー永見嘉博の 切なくもスリリングな展開を含ませる同級生・再会もの。 幼少期のふたりの出会い、青春期のすれ違い、 大人のなってからの再会とすれ違いの果…
砂原糖子 穂波ゆきね
ちぃみな
砂原さん、読むの9冊目にして初の★5です。 文句なしに面白かったし、とても萌えた!! いわゆるツンデレ受けで、大人でちょっとムッツリな攻めが とても上手な対応で受けを掌の上で可愛がりますが ごくたまに、余裕がなくなって振り回されちゃうときもあるという、 攻めにも可愛いげのある話です。 受けは美形で女にもてるわ、仕事はできるわで、 しかも気が強くて意地っ張りな毒舌です。 最悪な出…
砂原糖子 三池ろむこ
弥七
幸せな読後感だった。何本か読んだのはあったけれど、こうして通して読むと本編後のゆっくりとした時間の流れと、お互いを思い合う姿が見られて幸せな気分になった。カミングアウトのことも、丁寧に描かれていて切なかったけれど、結果的によかったなーとしみじみ思えた。 これからも余村と長谷部はすれ違いながらも、離れずに一緒に過ごして物語は続いていく気がする。すてきなお話を読ませてもらって、ありがとうございま…
雀影
我ながら感心したけど、ここに収録されているお話、ほぼ読んでいた。 でも、読んだ時期や媒体がいろいろごっちゃになっていたので、こうやってすっきりきれいな本にまとめてもらえてうれしかった。 表題作以外は、元々が、おまけ的な番外ストーリーだったり同人誌だったりなので、甘くてほのぼのしたお話が多い。 普通の商業作品だとだいたいの所、出会った二人が恋をして、紆余曲折あったけど、無事にくっついておしまい…
砂原糖子 金ひかる
まぎぃ
お人好しの攻めがひょんなことから出張ホストを引き受けてしまったが、訪れた先に待ってたのは全く理解できない美人ゲイだったー というトンでも設定ながら、受けがあまりに個性的すぎて面白かった。 ホストはお金で体の関係を売るお仕事だったんですが、受けはただの性欲処理として思っていない。キスもなし、服を脱ぐのに何の羞恥も感じない。 そんな人間関係を知らない受けに説教してしまう臨時出張ホスト、外村。…
あやちゅけ
初読み作家さんです。 砂原糖子さんは、他の作品の表紙等を見る限り、 「明るい作風の作品を書かれる方なのかな」 なんて、先入観を持っておりました。 ところが、その先入観はこの作品で完全に打ち砕かれました。 ファンタスマゴリア(走馬灯)って美しい響きですよね。 今回の話は物語の奥行きが深くて…、 ちょっと陰鬱としているけど、芯はしっかりと通っていて… そんな作品でした。 …
恋雫
内容は短編いくつかと、表題作の構成です。 今回は、前作のじめじめさやうじうじさ成分が少なく感じました。 (むしろ、糖度高めかと思います) 話の内容は、身内バレという物凄くありがちな展開なのですが、その困難を乗り越えて、特別な何かがあるわけじゃないけれど、とっても幸せそうな二人が久しぶりに見れて、読んでよかった、買ってよかったと思いました。 また、挿絵が多く、前作よりも三池先生のイラ…
砂原糖子 小椋ムク
gamis
初っ端から、なんとぶっ飛んだ設定なんだと衝撃が。 アラブの王子さまはなぜか真っ白美肌の金髪蒼眼。 綾高大地はそんな王子に気に入られ拉致され、アラブ小国まで運ばれ、性奴隷となれと命じられ…犯されるっ?!と思いきやなんと犯されたかったのは王子なのでありました。 攻め視点から始まり、時折受けであるリインの視点が入ります。 真面目で正義感が強く一本気のアヤは王子だろうがなんだろうが間違って…
砂原糖子 一城れもん
M+M
「天の邪鬼の純情」「天の邪鬼の憂鬱」の二本立てです。 両思いになるまでが「純情」、天の邪鬼を直すまでが「憂鬱」になります。 普段仏頂面の津山(受け)が好きな人にほど、心と反対に悪態をついてしまうのは分かるのですが・・・エレベーターから降りてきた時の野獣のような様はちょっと行き過ぎでは。正直引きました。口が悪いだけ、焦ってパニックになる、というのとちょっと違うので、それを受け入れられるかがこ…
本編より半年後のお話。 二人とも非番でデートですか?とにやにや。 ところが雲行きはあやしく…とことん恋愛偏差値の低い男ですね本名さん。 パンダ見に行ってあげなよ。二人でおいしいもの食べなよ。 塚原、玉砕。笑 それでも塚原を転がす知恵は身につけたようです。 ズルいぞー本名。そこで名前呼びは。 塚原くん、頑張って恋愛偏差値上げてあげなさい。 …上げたら上げたでどんどん塚原が振り…