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砂原糖子 三池ろむこ
桜町
砂原先生のお話が好きで購入しました。 正直、深山さんの行動や言動にいちいちがくっとさせられることが多かったです。 年上として、若者の未来を自分のせいで変えてしまったという責任感があるのは分かります。 けれど、愛するがゆえの心配や不安が、ただ洸生を心から信用できていないように見えてしまって...(後半部はできていましたが) とりあえず、洸生が不憫で見ていられなかったというのが正直な感想です。…
春咲
シリーズ3作品すべて読みましたが、このお話が一番好きでした。 長谷部(攻め)が余村(受け)をまっすぐに慕う気持ちが、余村の固く閉ざされた心を徐々に開いていくのですが、この長谷部の心の声を読んでる読者も相当癒されます(笑) 見た目は無表情で無口な長谷部の心の中はめちゃくちゃ熱いという、そのギャップもまたすごくいい。 人が人をまっすぐに思う気持ち、恋い焦がれる言葉の数々が胸を打ちます。 余村の…
muccu
駆け落ちをしてさびれた海辺の田舎町で暮らしはじめた看護師の省也と医学生の洸生。 兄弟といつわらなけれないけない不便さはあっても、好きな人と一緒に過ごせる日々は二人にとってかけがえのない時間でした。 でもその陰には、大好きな洸生の人生をだいなしにさせるわけにはいかないと、 自分の気持ちや行動を制御して重大な決心をしている省也の思いがあって切なかったです。 ただ、そのことに気づいていながら…
砂原糖子 夏目イサク
もこ
ネタバレ
トンデモ男子校の設定が面白い(・∀・)ノ 学校を上げて「雛様」と呼ばれる男子を一人選出する。 誰よりも美しく、愛される人物。 家庭の事情で全寮男子校にやってきた攻は驚愕し、 雛様との思いがけない出会いから~なお話です。 全体的に「いやいやいや」な展開が続くわけで、 うっかりな行動がまさかの展開を見せ、とても楽しい。 楽しいのだが、女が介入することであっさり陥落されちゃう 男ども…
砂原糖子 穂波ゆきね
snowblack
タイトルの字面からの連想は、『灰とダイヤモンド』だったのだが こちらの灰は桜島の灰、そしてコメディでございました。 誉は大手広告代理店勤務。 優秀にして眉目秀麗、人生負け知らずだったはずの彼は とある経緯で鹿児島に左遷されてしまう。 くさくさした気分で着いた途端バスの乗車を巡って揉めた相手と 隣人として再会し…… 外面はいいが、あまのじゃくで口が悪くて素直になれない誉が …
砂原糖子 金ひかる
マキヲ
「萌x2」か「萌」で迷って…色々あったけれど立ち直った一葉へのエールを込めて「萌x2」評価です。 砂原さんの手に掛かるとホストBLもこんな仕上がりになるんだなぁと感心しました。整形して名前を変え、別人として生きようとしたのはどちらかというとネガティブな理由からだった一葉が、過去とも黒石ともちゃんと向き合って、自分を取り戻す物語…だと思います。 朴訥な攻が好きなので、黒石がとても良かった…
すみれ0401
当初の刊行予定日から1年以上待ち・・・の発刊でした。 途中、何度ホームページの全サ状況をチェックした事か・・・(^^; 執筆陣はさすが豪華で嬉しいのですが、目次がもう少し分かりやすいと良いかな・・・と思いました。目次が作家様のお名前と掲載ページだけだったのですが、できれば目次にも元作品のタイトルも併記されていたら、読む作品を選びやすかったな・・・と。(さすがにご掲載作家様の全作品を読んでいる訳…
ちゅんちゅん
「世界のすべてを君にあげるよ」 兄弟としてひっそりと暮らしている看護師の深山(受け)と医学生の洸生(攻め) 駆け落ちって好きな人との逃避行なのに辛いのかな。子供ならお金もなくて困ることもあるだろう。でも、未成年じゃないんだし、駆け落ちしちゃっとんなら、楽しく生きれば良いのではないかと。深山はちっとも幸せそうじゃない。 何のために駆け落ちまでしてるのか、本末転倒なんじゃない?と思ってしまいます…
砂原糖子 高井戸あけみ
ナルコレプシーという脳疾患を抱えた少年が主人公です。高井戸あけみさんイラスト(凄くレア)の持つ雰囲気も手伝って、痛々しいほど透明感のある作品でした。 突然眠ってしまう主人公・倉知と、精神的な理由で不眠症に陥っている上木原。対照的な二人はある部分では依存し合い、ある部分では探り合って牽制し合うような不思議な関係です。上木原にはずっと心に秘めている感情があるのですが、物語はあくまでも淡々と進んで…
ねこぷー
物悲しく切ない逃避行モノです。 田舎町の情景の美しさや、凪いだ海の中佇む二人など、 ノスタルジックな世界観にどっぷりはまることが出来、 脳内で小旅行をしたような気分になりました。 行先も決めず、お互いの愛情以外は何も持たず、 未来の見えないままでの逃避行ストーリー。 序盤から不安要素がテンコ盛りで、 どうなっちゃうの?とハラハラ引き込まれました。 ポジティブな洸生(攻め)と…