total review:280930today:57
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
4/111(合計:1109件)
砂原糖子 北上れん
renachi
ネタバレ
警察モノの続編。付き合っても甘さのない塚原と本名のこの雰囲気が好き。 職場恋愛中の二人は、あまりに可愛い合図を決めていて笑ってしまった。この二人が話し合って決めたとは思えないし、察する形で出来上がっていくのが想像できる。相手の感情には鈍くても、こういう意図はしっかり伝わりそうで萌える。 今回は塚原の昔馴染みが出て来て、本名がやきもきする展開。といっても恋愛的なものより、信頼関係が崩れる…
刑事×刑事の事件モノ。警察絡みにしては恋愛要素多めだった印象。ドライな主人公がドライなまま思い悩み続ける描写が面白い。気分の上下が分かりやすく、あからさまに浮かれた様子を見せる塚原が可愛くて、とても好きだった。 取り調べ相手からの一言が、頭から離れなくなってしまった本名。本名の心の極々小さな穴に、その一言がストレートに入ってしまったような。恋愛脳なキャラでもないのに、自身の恋愛に悶々と向き合…
砂原糖子 志水ゆき
いけ好かない俺様社長な槻島が恋に落ち、情けない姿を晒しながらも恋を成就させるお話。メインカプも良かったが、社長秘書の樫谷がなかなかの曲者で、物語をさらに面白くしてくれたと思う。特に後半は読んでいてずっと楽しかった。 槻島は特に女に対する物言いが酷い。単純に性格が悪いのでなく、何らかのコンプレックスやトラウマがあり、遠ざけたい存在と認識しているような。過去に付き合った男のこともやたらと思い出し…
砂原糖子 金ひかる
フランク
数回目の再読。 自己肯定感が低く性格難ありの受けが、七転八倒でボロボロになりながらようやく自分と向き合い、ずーーーーーーーーーーっと差し伸べ続けてきた攻めの手をようやく握る。 砂原作品でしか得られないカタルシスがありますが、これもその一つです。 受けの一葉は砂原さんの作品で時々見かける「めんどい受け」ってやつです。 継母から「気持ち悪い顔」と言われ続けたせいで、自己肯定感が皆無で、自分…
砂原糖子 葛西リカコ
ゆうかのん
つらくてつらくて…でもきっと、砂原先生ならきっと幸せにまとめ上げてくださると…!信じて読みました。 2巻読了後、1巻を再読し、時系列をまとめ臨んだ最終巻。 始まりは久遠との生活、どことなく前と違う距離感。 池での一件では記憶を失っておらず、一体真文がどんな行動に出るのかヒヤヒヤしました。 どんどん明らかになる過去。 カナリーでのアルバイト。選んだ別離の道。 もう胸が避けそうでした。 …
長らく積んでいたこちらを。 砂原先生の文は、情景描写と心理描写が美しいですね。エロ補給ではなく純粋に文章を楽しみたいときにおすすめですね。 登場人物は記憶喪失の静良井とカフェマスターの中上。 ただの客と店主だったはずなのに、静良井の恋人探しをしていく中でふたりの関係が変わっていく… はい、ここでハピエン♡と思ったら、 そうだ!これは記憶喪失のお話だった… 静良井はほんとにちょっ…
砂原糖子 小椋ムク
さうりん
親友である桝木への恋心に大事に大事に蓋をして、諦めているつもり、隠し切ってるつもりが、周りから見るとだいぶダダ漏れてしまってる、そんな折川のピュアで一途な片思いが可愛い、高校生の青春ラブストーリーです。 折川は抜群のルックスを生かして女の子と遊んでみたり、彼女作れよと桝木に進めてみたり、剣道に打ち込む桝木を高見の見物と言いながら見学していたり。 なるべく軽く、そしてあくまで親友の距離感で体…
砂原糖子 高久尚子
再読しての感想です。 初読のときはそこまでなかった気がするのだけども、攻めにも受けにもなんだかイライラしてしまいました。 多和田はかっこよくて紳士で落ち着きのある、仕事のできるホテルマン。 なんだけど、恋愛となると全くの赤ちゃん同然。 駆け引きも知らず、ぜーんぶ自分を見せちゃって。 素直すぎピュアすぎ優しすぎ。 よりによってなんで新山と出会ってしまうか。 もともとの人と出会ってい…
砂原糖子 稲荷家房之介
パキッとした青空が印象的な表紙、中南米を舞台とした、砂原先生の作品です。 シカリオとは?と意味を検索しなくてよかったです。多少のネタバレになってしまうかも。 正直、最初の50ページ目くらいまでは、なかなかのめり込めず。 とにかく、ジャレスもルカも無口で。 だから、どんな人なのか、何を考えてるのか、攻め受けともにとっかかりがつかめなくて。 幼い頃から殺しをしてきたルカ。 殺し以外…
しなちくちく
先生の「言ノ葉ノ花」が好きな作品。 こちらは談話室で何度もおすすめされていて、ずっと気になっていた作品。とうとう読み始めました! ネタバレ少なめでレビューします。 1巻のあらすじだけ読んで、レビューなどは読まずに読みました。謎のあるお話なので、ネタバレなしで読まれた方がいいと思われます。 このレビューを書く前に、2巻の試し読みをチラ見したのですが、冒頭から物語のヒントが出てきました…