砂原糖子さんのレビュー一覧

ミスター・ロマンチストの恋 小説

砂原糖子  桜城やや 

ギャップ萌え

久しぶりに読み返してみました。

男らしい容姿の生徒会長、純直くん。学校では硬派でモテモテな彼ですが、本性は占いやジンクスも信じるし少女漫画に憧れるし...という乙女男子です。

見た目と中身のギャップが可愛らしく、姉たち(可愛らしい姉2人を持つ3つ子ちゃんなんです)や毒舌の幼馴染みとの絡みも好きです。

攻めの有坂くんは純直くんにとって王子様のような存在。自分のことを可愛いと言ってく…

0

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

ぜんぜんピンとこなかった……

なんだろなー。
「センチメンタル・セクスアリス」の日和佐はチャラそうに見えるけど、実は包容力があっていい男って感じで好きだったけど、こっちは彼を知れば知るほどどーでも良くなってしまった感……。
千夏史を子供だとあしらう様子とか(特に初エッチ時の冷たさ)あれこれはぐらかす様子が好きじゃない。

あと。
大変申し訳ないんだけど、日和佐の昔の恋人であり、千夏史の兄である由多夏(故人)のキャラが…

1

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

「受けの春巳は、アホの子」

ボロいアパート住まい&無骨なまでに実直な攻めなところとか
受けが攻めの気持ちにあぐらをかいてるとか
仏の顔も三度までじゃないけど、ついに攻めに見放されてしまったり
ワガママで性格悪い受けとして登場した受けが、実は……だったりとか

私の好きな「優しいプライド」と多々重なって、たまにどっちがどっちだったかわからなくなるので、自分用の覚え書きとして書きます。

「センチメンタル・セクスア…

1

ロマンスの演じかた 小説

砂原糖子  麻々原絵里依 

め、面倒くさい!

気が長くないと読み切れない作品かもしれない。
普段あまり区切っては読まないのですが、こちらの作品は途中途中で休憩を挟まないと読み切れなかったです。
なぜかと言うと、受けの有佐がツンデレとは言ってもデレがなくツンツン。
これがただのツン95%くらいの受けであればまだ良かったのかもしれないのですが、他人だけではなく攻めの惣一の事を騙しているのがマイナスポイントでした。
ツンデレは好物のはずなの…

2

言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

「言ノ葉ノ花」とセットで

◾︎仮原×藤野
「言ノ葉ノ花」と「相手の心がわかる登場人物が出てくる」というところだけ共通した別のCPです。こちらだけ読んでも話はわかるけれど、前作を読んでいた方が良いところが一点あり、その一点が人によってはものすごく重要だったりします。セットで読んだからこその良さ。

ゲイバー行った後のエッチシーン、藤野のお尻にすんなり指がはいるのは、やっぱりゲイバーいくから綺麗にしてきたからなのかしらと…

0

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

犬の嗅覚

久々に砂原先生の本を読みました。他の先生の本を色々読んだ後だと、砂原先生の文体の個性が分かるようになった気がします。イラストが三池先生のせいでかなり可愛い印象を持ってましたが、もっと劇画チックな絵だったら荒んだ雰囲気が強まっていたかしら。それもそれで自分は好きそうだけど。「言ノ葉ノ星」の雰囲気は三池先生の絵があっていて良かったな。

◾︎長谷部×余村
上手く付き合えれば無双になれそうな能力で…

0

湯の町茜谷便り 小説

砂原糖子  花小蒔朔衣 

皮肉屋な攻がかっこいい

温泉宿で女将として働く男×編集者です。電子書籍は挿絵なしのためご注意ください。男バージョンの朱川さん見たかったな…(泣)

編集者の穂積は、取材で訪れた温泉宿の女将・朱川が、実は男なのではないか?ということに気付き、そこから話が進むにつれ、より大きな秘密にたどり着いていきます。

この秘密に絡む茜谷の人々の個性豊かさや、真実につながる情報が小出しにされる感じ、温泉や温泉宿に関する詳細な描写…

2

スイーツキングダムの王様 小説

砂原糖子  二宮悦巳 

幸せにおなり……

砂原さんのツイッターで、3月10日は砂糖の日ということで、それに因んでということで挙げられていたのがこちらの作品。
「浮世離れした御曹司・杏藤が、コンビニの高校生バイト・珠希に惚れる話です。
お会計で温かいものと冷たいものを別々の袋に入れてくれた優しさ(バイトとして普通)に一目惚れ!ラブコメです。」

ということで、面白そうだな♪と購入してみました。

が……

……ラブコメ?!

0

優しいプライド 小説

砂原糖子  サマミヤアカザ 

不憫クズ受けの再生物語

「金こそ全て」を信条とするホストの受けが七転八倒しながら(実際かなりボロボロになる)ようやく幸せになるというやつで好き。

なかなかのクズなんですね、受けは。
だけど彼が背負わされてきたものが見えるに従って、このクズさは究極の人間不信の表れなんだなとわかってくる。

「生まれてきたことが罪」とされ周囲から疎外されながらも、幼い受けが必死で守り続けてきたプライドという名の心の鎧。
それを…

3

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

攻がしゅみじゃない

攻の新山くんが無理でした…。惚れてしまえばとーっても魅力的な男ってのは分かるんです。受の多和田さんがとても惹かれてしまうってのも分かるんですけど…
好きになれません。読んでてイライラしました。
「しゅみじゃない」の一言につきます。
文体とか構成とかそういう難しい事や、それこそストーリーの面白さなんかよりも「メインキャラにはまれない」という点がかなりのマイナスポイント。
ストーリーが面白かっ…

5
PAGE TOP