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砂原糖子 ヤマダサクラコ
敷
ネタバレ
年の差もの好きとしては大変キュンキュンしました。 攻のほうに。 大人という壁をはって逃げる年上の攻というのに弱いので、本作はツボを押されまくりでした。 ラストのほうで千夏史が座っている日和佐さんの頭を抱いて立つ挿絵がぐっときました。 「おまえもう子供じゃないんだな」 とぽつりと呟く姿も良かったです。 あとお母さんと千夏史が今まで想いを伝えれなかったことを、語り合うところは涙が止…
藤棚
『センチメンタル・セクスアリス』で味のある当て馬として人気も高かった、 日和佐明の本気の恋が描かれた作品です。 私も日和佐は気になるキャラだったので、このスピンオフを楽しみにしていました。 気ままな独身貴族暮らしを楽しんでいる日和佐の元へ、 何かと理由をつけて通ってくる大学生の千夏史。 彼は小学生の頃から9歳も年上で、しかも亡くなった兄(由多夏)の恋人だった 日和佐に、ずっと叶わぬ…
伊吹亜弓
のらりくらりのカメラマン・日和佐明×元彼の弟…中澤千夏史 2人の出会いは、千夏史が9歳、日和佐が18歳の時。 いつも千夏史のマンションの駐輪場にいる彼と、出会いは悪めだけど仲良くなっていきます。 日和佐はこの時から既にちょっと掴めないような空気があります…。 日和佐がいつもそこにいる理由…千夏史の兄・由多夏の恋人だから… を、千夏史が知った時、千夏史は2人に憧れめいた物を抱きます。 千…
砂原糖子 三池ろむこ
むつこ
とっってもいいお話でした。 ある日周囲の人間の心が読めるようになった主人公の苦悩が、繊細なガラス細工のような文体で綴られてます。 そんななか、一途に自分を思ってくれる、心は真っ直ぐだけど見た目は無愛想な同僚に惹かれてゆく。 切なかったー。 人間の本音は醜いのに優しいのは何故だろう。砂原さんが上手いからでファイナルアンサー(古)。 あと、エッチが超能力言葉攻め羞恥プレイで、あまり言葉攻めには萌えな…
砂原糖子 金ひかる
かにゃこ
「夜明けには好きと言って」のスピンオフ作品。 どーしょーもないドチンピラホスト金崎新二を主人公に据えて どうして新二がこんなにドチンピラなのかが綴られてます。 喧嘩で倒れている新二に手を差し伸べたゲイの津久井康文との 痛々しくってせつない愛のお話。 毒づきまくって、相当ムカつく男が受けなんだけどね ボディピアスで身体中自分を痛めつけている受けのピアスを sexの前に攻めが1つ1つ…
砂原糖子 夏目イサク
“島ものBL”っていうくくりをはじめて知りました。 かつて島がすべて受けの家の所領であったため 島の名前が受けの名前なんですw 神話の時代には、ご先祖様が島を厄災から救ったという伝承もあるw “王子”と呼ばれ島民から生き神様同然に崇められているが 超天然ボケボケの鈍チン 比名瀬。 いっぽう、攻めも神がかかった呪いwがかけられており 島から一歩も外に出れないw 島から出ようと…
砂原糖子 円陣闇丸
砂原糖子さんのデビュー作が、ルチル文庫より復刻版で登場。 復刻版には「シンプル・デイズ」という、商業誌未発表作品も収録です。 主人公は傷心で都会から海辺の町へ逃げてきた、 無気力美人のコピーライター浅名。 そんな彼の頑な心を溶かす王子様は、年下のサーファー永倉。 特に派手な展開があるわけではないですが、徐々に気持ちを近づけていく二人の姿が、 穏やかな海の日差しのように描かれてい…
順風満帆な人生を送っていた余村が、 ある日突然「人の心の声」が聞こえるようになってしまう。 いきなり備わった能力に驚き戸惑い、 人の本音と建前を目の当たりにし人間不信なった余村は、 努めて人との係わり合いを避け、 世捨て人のように暮らしていました。 そんな余村の耳に、温かく響いた長谷部の一途な言葉…… 「心の声が聞こえる」というファンタジックな設定と、 砂原さんお得意のリア…
もと
この作品は本当にひとえに受けの春巳を受け入れられるかどうかにかかってる作品だなと思いました。 私はダメでした。と言う訳で、多分ストーリー的には面白いんだろうけど、終始イライラモヤモヤしてしまい、最後まで読んだのは、とりあえず収まる頃に収まってくれないと更に腹が立つからという理由でしたから。 しかし投げ出したくなるのを我慢して読めたという点では面白かったんじゃないかと思います。 春巳程度の…
砂原糖子
チンピラホストとしていい加減に生きてきた新二が、津久井に出会って恋をし、変化していく様子が描かれた【真夜中に降る光】。 今回のお話しは、その続編です。 弱い自分を認めず、虚勢を張って生きてきた新二が、 ホストを辞め、なんと定時制高校へ通っています。 そんな恋人の変化を嬉しく思う反面、自分から離れて行きそうで 束縛しまくりたい津久井。 津久井と新二がとにかくラブラブです。