砂原糖子さんのレビュー一覧

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

早くも2009マイベストの予感…

ダメ、萌え殺されました…
登場人物がみんなみんな愛しい。
日和佐がどれだけどうしようもない男でも、それでも愛し続けた千夏史。
亡くなった恋人・由多夏が自分のことを本当に愛していたのか悩む日和佐。
自分の気持ちを上手に伝えることはできなかったけど、亡くなる直前まで日和佐を愛し続けた由多夏。
みんなただ相手が好きなだけなのにうまく伝わらず、まとまるまで時間がかかりましたねー
飄々とした日和…

6

言ノ葉日和 小説

砂原糖子 

はいはい、ごちそうさまv

感情を表に出すのが不得手な長谷川の幼少期のくだりからはじまる。
そのくだりから長谷部がどこか寂しい思いを抱えて成長し
幼少期の性質は、大人になっても変らず
辛い頭痛を表に出せずに苦しんでいたわけで
そんなとき、心の声を聴いて手を差し伸べてくれた余村への感情が好きに変ったわけか!

「言ノ葉ノ花」の続編。エンディング後のラブラブ水族館デートの
合間合間に長谷部の回想が入る手法で描かれて…

1

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

萌えだけでは、おさまりきれない。

ここのレビューがかなり高かったので気になって読んでみましたが、おもしろかったです!!

いままでBL作品を読んで、考えさせられることは多々ありましたが、
これは人間の「心」についてのストーリーで、こんなにも素晴らしいとは思いませんでしたあああ!!((嬉´∀`嬉))
かなり考えさせられちゃいましたよw


三年前のクリスマスから突然人の「心」の声が聞こえ、人間不信に落ちる 余村。
余…

6

ロマンスの演じかた 小説

砂原糖子  影木栄貴 

長い長ーいツンデレ

主役ふたりは幼馴染みで、高校生。
主人公(攻め)は、アパートで一人暮らしをしている。
隣に引っ越してきた幼馴染み(受け)は、毎晩のようにアンアンとエッチなあえぎ声を響かせている。守銭奴な彼は、『別れさせ屋』をしており、仕事で連日のように男女問わず部屋に引っ張りこんでセックスしているのだ。
この受けがスーパー毒舌のスーパーツンデレです。

かなり凝ったプロットで、ラストにどんでん返しが待ってるんです…

0

言ノ葉日和 小説

砂原糖子 

2人のその後が読める!

ドラマCD化もし、多くの人が涙したであろう『言ノ葉ノ花』の続編(番外編?)として砂原さんが書き下ろされ、同人誌という形で発表された作品です。

『言ノ葉ノ花』本編は余村の視点で描かれていますが、こちらは長谷部の視点で描かれている分、本編で書ききれなかったであろう寡黙な長谷部の揺れ動く心情が良く現れていて良かったです。

あとがきで砂原さんが「いつも振り回されてばかりだった長谷部を幸せにしよう!」と…

4

イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  樹要 

さすが砂原糖子さん

高校生と高校生の『イノセンス~幼馴染み~』と、その八年後の続編『イノセンス~再会~』が入ってます。

とくに前半の『幼馴染み』が素晴らしくて、泣かされました。
主人公は少し知的障害のある睦。勉強はできないけど、心はピュアです。
相手役は小さいころからの幼馴染みの来栖。文武両道でイケメンの完璧すぎる幼馴染みです。
仲良しだった二人が、離ればなれになることが決まってる高校卒業を目の前にして、互いの恋愛…

3

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

期待しすぎたせいか……

 レビューを読んで、泣くぞ、泣くぞと構えすぎたせいか、ほろりとはしましたが号泣まではいきませんでした。(なぜか泣けるものだと思いこんで読んでた!)

 でも、よかった~。

 大人には、なろうと思ってなれるもんじゃなく、見かけは大人でも中身まで大人とは限らず。子供のような日和佐が可愛かったです。

 話が切ない割に……いろいろツッコミどころ満載のエロ! 包●ネタは、えらく力が込められて…

2

野ばらの恋 小説

砂原糖子  小鳩めばる 

萌えとは離れてますが

 ほんわかしました。

 老人ホームもBLの舞台になるとは! 

 受けや攻めに共感するよりも、二人の成長を見守るような感じで読んでいたので、萌えは少なかったかも。でも、いいお話です。
 ずっと、温室で二人で愛を語りあったり、幸せでいるのかな、と思いました。

1

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

生々しいセクシャルなコンプレックスが書かれているBL

「センチメンタル・セクスアリス」の番外編。
正直、「センチメンタル~」は自分の中であまりしっくりこなかったため、日和佐の存在を忘れかけていました…。春巳がでてきて、やっと「!?」となりました。
…あらすじか帯にでもいいから一言書いてもらいたかったなあ…

「センチメンタル~」もしっくりこなかったからでしょうか、
とってもさらっと読み終わってしまいました…。
ちょっと切なくもあり、終盤に…

5

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

切なくて でも 優しい

「センチメンタル・セクスアリス」でとても気になるキャラだった日和佐の恋バナ。
軽薄そうなタラシなのだが飄々として憎めず、本編ではアテ馬でありながら主人公達の恋を取り持ってやっていたりしたカメラマンの彼。
さぞかし面白いエピソードの持ち主かと思いきや、予想に反して泣かされてしまった(苦笑)

「恋」はある意味、“執着”なのだろう。
だから、失うことが何よりも怖い。好きになればなった分だけ、…

2
PAGE TOP