砂原糖子さんのレビュー一覧

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

なせばなる!

15センチの人間とのHってどんなだ??
って気になって買いました。
読んでみて…はーーなるほど( ゚ー゚)と納得。
メルヘンな感じじゃないですが、エロいです。そういう感じですかー!と思わず声にしちゃいました。
女の子のお人形遊びみたいに着せかえたりして喜ぶ感じではないですね。かわいい受け対象って雰囲気じゃないです。
ドールハウスが半分空いてるってところには想像してムフムフしましたけど。

0

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

これは一体、ナニ萌え?!

あの『言ノ葉ノ花』と同じ作者が書いたとは思えない。。。ご本人も仰ってますが色モノBL。

事故がもとで(?)15センチ足らずの体になってしまった雪見は、コトの経緯を知る伏木野の世話に。二人は美大時代の同級生なのですが何もかもが対照的で、少なくとも雪見にとっての伏木野は気にくわない相手でしかなかった。
でも、なんたって15センチである。ひとりじゃ何にもできないんだから仕方ない。
最初は自作…

1

真夜中に降る光 小説

砂原糖子  金ひかる 

僕を嫌いだと言っておかないと、君は怖いですか?

この作品、一言で言っちゃえば
傷だらけで、気の荒い野良猫ちゃんを拾っちゃって、その可愛さにメロメロになって、快楽で餌付けして、とうとう手懐けちゃうお話。
津久井って、相当「S」だよね。

ピアスだらけの新二、
津久井とのセックスで、ピアスをはずしたり、つけたりするシーンが切ないなぁ
体中のピアスや、透けるほどに色を抜いた金髪と、心のありようがストレートに外見に反映している新二。
ピア…

4

真夜中に降る光 小説

砂原糖子  金ひかる 

『期待すること』が一番怖いから……

『夜明けには好きと言って』のスピンオフ作品です。
『夜明け~』は好きだったのですが、「チンピラ?ヤクザ?えっ、この嫌なヤツの番外編!?興味ねー…」というかんじで、ずっと敬遠してしまっていました。

……が。

読んでよかったです!
穏やかでキリンのようだと称されるが、実は男らしく粗野な一面も持つ男・津久井と、
寂しくて臆病者が故にツンデレな、チンピラホストの金崎のおはなしです。
こ…

5

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

ドールハウスに住んでみたい

最近エロ度が増しに増している砂原さんの最新作は、色モノでした……!
このままエロ色モノ芸を極めていただきたいと思った作品です。

「受の体がミニサイズになってしまう」という設定は、
先に雑誌掲載分を読んでいた友人から聞いていて知っていました。
しかし濡れ場に突入する時は、ミニから通常サイズに戻るんだろうと思っていたのです。
それがまさか、まさか!!
ミニサイズで濡れ場が繰り広げられる…

0

恋雪 小説

砂原糖子  木下けい子 

かわらないもの、かわるもの

幼なじみとのすれ違いラブ。
まるで「木綿のハンカチーフ」
東京で劇団と仕事に忙しくしているうちに、島をでる時に湊と交わした約束をすっかり忘れてしまった成明。
薄幸の乙女・湊は、そんな彼の心を取り戻せたのか?

環境に合わせて変わってしまったこころ。
どんなときも変わらない思い。

成明は、島へ帰って、漁の手伝いをしているうちに、自分にとって何が一番大切だったのか思い出します。
一…

7

虹色スコール 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

や・お・いなので・・・

なんだかんだでゆっくり読書する時間が取れなくて、4日くらいかけて読んだからでしょうか、いまひとつ面白さがわからないまま読み終えてしまいました。
いまひとつ乗り切れなかったので時間がかかったのでしょうか?

大学生の恋愛模様といった感じのお話です。
主人公はかわいい系の律也とかっこいい系の脩平で、彼らは同じ高校出身でアパートも同じという親友同士だったのですが・・・
このお話が他のBLとちょ…

1

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

イノベーション!

「はて?15センチとはなんぞや」と考えた時、日に日に卑猥な思考になる私は
アレのサイズが15なのかとか…女子として、大丈夫かという発想をしてしまったわけですが
読んで、可愛いお話だったので…砂原先生に土下座したい気持ちでいっぱいです…!
15センチというのは、なんと雪見の身長のこと!
雪見は、四年前まで同じ美術学校に通っていた伏木野に個展の招待状を貰い、
向かった先の展示場で階段から落下…

2

言ノ葉日和 小説

砂原糖子 

意外なところで男前な余村

「言の葉の花」の長谷部サイドの裏話プラス、その後のラブラブ話です。

長谷部くんがいかにして余村さんを好きになったかという詳しいいきさつを交え、ラブラブデートが描かれています。
どうにもこうにも言葉が足りないタイプのうえ遠慮がちな長谷部のプロポーズのような言葉に驚き、
その態度に触発され焦れて、誘ってしまうくらい煮詰まっている余村が意外とリードするタイプなのにまた驚きました。
きっと果奈…

0

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

心の裏のそのまた裏は・・・

とっくにドラマCDを聴いていて、小説の方は積読だったのですがやっと読みました。やっぱりこっちも良かったです。
CD聴きながら泣いていた記憶があるのですが、今回はほとんどの展開を知っていたため、泣くまでには至りませんでした。
先にこっちを読んでいたら、きっと泣いていたと思います。ちょっともったいない気がしました。

ある日突然他人の心の声が聞こえるようになってしまった余村は、人間の裏面を知る…

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