砂原糖子さんのレビュー一覧

虹色スコール 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

ツンデレ=不器用ってことで

杉原理生の「光さす道の途中で」と、同じカテゴリーにはいる、大好物のジリジリとしたお話
でも、砂原糖子作品の方が(名前にお砂糖が入るだけあって)糖度高め。

律也は池上に、無自覚に懐いて、勝手に疎ましがって、その後、自分の中にも恋愛感情があるのを認めてもなかなか態度に表せない、ツンツンキャラ

池上は池上で、最初から律也を恋愛感情で好きなのに、全てを押し隠してしまっているので、無自覚でお子…

2

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

バカな子程可愛い

メランコリック・リビドーがすっごくよかったんで、こっちも購入してみました。
皆様のレビューを拝見して、正直私には春巳はダメだな…と思ってたんですけど、いけましたいけました!
逆にここまでバカだと清々しいかんじでしたね!素でバカだからどうーしようもない。
バカだけど、外見だけしかない自分に対してコンプレックス抱きまくりの春巳。
最後のほうにはとっても可愛いやつに見えてきました。

キモイ…

3

夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

顔面コンプレックス

主人公の一葉は自分の顔にコンプレックスを持っていて、いつも下ばかり見ていました。
なので社交性は皆無に等しく会社の面接に落ち続けます。
しかし会社の面性を受けたその日、一葉は事故にあってしまいます。
事故にあい、整形した一葉は名前も偽り別の人間として生きていこうとします。
友人に進められるがままホストの仕事に就きますが、そこには昔付き合っていた男・黒石がいました。

黒石とは付き合って…

0

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

どっちも、はじめての本気の恋

29歳まで男も女も経験なしのオクテ美人ホテルマン受け 多和田
28歳で軽薄嘘つき人気テレビドラマ脚本家攻め 新山

1歳差の年下攻め。

ゲイの受けは、まったくの手付かず状態のまま29歳
親友の紹介で男とお見合いするんですが
これが、人違いw

攻めは、ゲイでもないくせに受けの人違いに乗っかって
大嘘をつきはじめる。
とっても遊びなれた軽薄な男です。

29歳まで、身持ち…

2

シンプル・イメージ 小説

砂原糖子  円陣闇丸 

やべぇ。俺の理想のワンコだv

プラトニックな片思いに失恋して
海沿いの町へ引っ越してきたコピーライターの浅名は
年下のコンビニ店員永倉に声をかけられる。

と、いうはじまりなんですが・・・
平たくいえば

都心でバリバリ働いてた30歳の男が、傷心を抱えてるところに
若くて明るくてかっこいい年下のサーファーに癒されていく。

と、いうお話なんですよ。

攻めが、受けが年上なのわかってるから
ちょっぴりの…

1

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

執着愛

千夏史も日和佐も10年以上同じ相手に囚われ続けるって、、、

千夏史は,他には何も見えない子供の思いこみで、
日和佐は、由多夏を亡くしてから、閉じたまま成長を止めてしまった心で

二人の時間が動き出してみたら
日和佐はいきなりエロ親父でした。

うーんと、後は、
メインキャラの片方を、「かわいい」とか「こどもっぽい」「華奢」って表現するのは、よくあることだけど、
だからといって…

1

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

憂鬱な性的衝動???

『メランコリック・リビドー』直訳すると、憂鬱な性的衝動???

千夏史は小学三年生だった頃
駐輪場で他人の自転車に座り込む高校生の日和佐と知り合う。
兄 由多夏と同じ制服をずいぶんだらしなく着こなす日和佐に
興味を抱き何度も会いに行ってしまうのだが
駐輪場で日和佐が待っていたのは、兄 由多夏だった。
日和佐は兄の恋人だった・・・。

その瞬間、兄に恋する日和佐に、恋い堕ちたわけで…

1

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

想いが届いた初恋

みなさん書いてらっしゃるように、私も『センチメンタル~』とリンクしているお話だと全く知らずに買ってました。
なので、日和佐という名前が出てきても「これ、誰?」状態で。
カメラマンという職業から、ようやく「ああ、あのカメラマンかぁ~……」と納得。

29歳という、れっきとした大人ですが、恋愛に関しては高校生の時から成長していない気がしました。
最愛の恋人を、22歳で亡くしちゃってるから仕方…

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メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

すべての鍵は「亡き兄」

今まで、砂原さんの作品を読む時は
早い段階で物語の世界に入り込める事がほとんどなのですが
この作品では、半分読んでもまだオブザーバー的な見方しか出来なくて
正直戸惑ってしまいました。

でも、後半に入った途端に
それまで冷静に読めていたのが嘘のように
落ち着かないような、もどかしいような気持ちになって来ました。
そして、それは
自分の心の動きが日和佐の心の動きにリンクしていたから…

2

ミスター・ロマンチストの恋 小説

砂原糖子  桜城やや 

ミスター・ロマンチストの恋

高校二年・生徒  ×  テニス部長・生徒会長  
 有坂和志         千野純直
  ↑ 攻          ↑ 受

成績優秀なテニス部エースで
生徒会長の高校三年生千野純直は内気な性格なのだが
クールで渋いと女の子に大人気。

でもそんな純直は夢見るロマンチスト、乙女ちっくな男だったのだ・・・・・・
後輩の有坂を一目見ることが楽しみな純直は、
外見はかっこいいのに心…

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