砂河深紅さんのレビュー一覧

寡黙な珈琲 臆病な胡桃 コミック

砂河深紅 

何度も見返しました(笑)

開いた途端、「2」の文字。
あれ?1巻ですよね?と何度も見返し、カバー裏まで覗き込み、「あとがき」でようやく謎が解けました。第1話はコミックス「瑕だらけの男たち」に収録されているとのこと。私は未読なので、二人の馴れ初めは分かりません。付き合い始めた初々しい状態で、始まります。

億也(受け)は在宅プログラマーかつ対人恐怖症。そのうえ夜型人間なので、億也が高市(攻め)のカフェに行くか、高市が閉…

4

片想いとルームシェア コミック

砂河深紅 

全部の作品に萌え!!

なんか久しぶりにほどよく甘くて何度もジタバタしてしまいましたー!

内容ですが、ルームシェア、執事、(見た目クールだけどドジなギャップ萌え)大学生、リーマンものです。全部の作品に私の萌えポイントがありまして本当に楽しく読まさせていただきました。

あわよくば全部のお話の続きがみたいと思いました。
ドロドロした展開も全然なく安心して読めます。エロも少な目なんですが表情とか展開にキュンキュン…

2

理想の上司の内緒ごと コミック

砂河深紅 

理想の上司って?

会社の説明会で、仕事の出来る男タイプの利根川に惚れ込んだ松田は、無事入社後、彼の下に配属されることに。
付き合うまではわりと順調に進む話なのですが、松田が「覚悟してる」と言ってもなかなかその先に進んでくれない利根川。どうやら何か隠し事があるようで…。

利根川が何を隠してるかオチが予想できてしまうのですが、それでも過程を楽しめるようになっていました。
理想的といっても、バリバリの仕事男とい…

0

見つめ合って恋を語れ 小説

火崎勇  砂河深紅 

友人から恋人へ

『背中で恋を語るな』のスピンオフ
背中~の攻め 九曜の兄の同級生だった宮崎が主人公です。
ゲイあることで痛みや辛い過去を持っている派手目な美形です。
30歳を目前に遊び相手ではなく、できれば心が添わせることのできる恋人が欲しいと思っている心優くてちょっと恋に臆病な人です。

そんな宮崎が立川と出会ったのは行きつけのゲイバーでマスターの甥。
立川は男になんてありえないとか、気持ちいいの?…

3

背中で恋を語るな 小説

火崎勇  砂河深紅 

愛されたがりの寂しんぼが出会う楽園の仲間たち

一生懸命なのにいろんなことがうまくいかない小谷。
仲間だと思っていた同僚たちに信じてもらえず辞めるしかなかった前の職場での辛い出来事がトラウマとなって、対人関係に臆病になったいた。
けれど、次の職場で事件に巻き込まれそうになったとき信じて助けてくれた同僚や癒してくれた仲間の存在に救われるというストーリーでした。

同僚の中で、シェフの九曜だけはいつも感じ悪く近寄りがたい空気で話しかけると舌…

6

刻淫の青 小説

秀香穂里  砂河深紅 

芸術家の再生物語

有名画家の修也(攻め)は、ある夜
椿(受け)という美青年に出会い
愛人に捨てられ行くところがないという彼を
自宅に泊めることに。
健気で甲斐甲斐しい椿に惹かれていくが
修也には誰にも言えない秘密があり……


あらすじは椿(受け)が主人公のような記述ですが
実際は修也(攻め)視点で物語が進行します。
椿視点ならもっとサスペンス風の話になったかもしれませんが、
秘密を抱える側(…

6

理想の上司の内緒ごと コミック

砂河深紅 

理想は人それぞれですがw

ジャケの感じからして、上司×部下だと予想しつつ
私は部下×上司が好きなのですが
リーマンものがやっぱり読みたくて
砂河さん初読みさせていただきました☆

新人とは思えない落ち着きがあると周囲に言われる小松は
実は緊張していて笑顔を作れないという不器用な若者です。
そんな彼が就活中の会社説明会で見た
フランクだけど頼れそうな余裕のある利根川に憧れて
しかも同じ部署に配属された事によ…

4

見つめ合って恋を語れ 小説

火崎勇  砂河深紅 

切実。。。

【背中で恋を語るな】のスピンオフらしいですが、こちらの作品未読です。
それでも楽しめました。
三十路で美人なギャルソンの宮崎。
行きつけのバーのマスターの甥・立川の無神経な発言へのお仕置き。
その行動からは想像できないのですが、宮崎にはトラウマがあって、素直になれずとても不器用。。。
彼の苦悩や立川への思いが切実に伝わって、気づいたら読了していました。エロはあまりないですが、この作品には…

4

銃爪(ひきがね)の絆 小説

結城一美  砂河深紅 

設定はそれなりに面白い

イタリアンマフィアと日本のヤクザ御曹司のカップルって、ちょっと珍しい?
設定的にはそう悪くないし、脇役に好感が持てます。

がっ! 結城センセー…やっぱり外国人の書き方と、記憶喪失設定があんまり得意ではないようです。
そこはスルーできるとして。
やはり、こういうビミョーな作品(悪くはない、がもうちょっとパンチほしい)についてはイラストレーションがものすごくモノを言うなぁと思うわけで。

1

見つめ合って恋を語れ 小説

火崎勇  砂河深紅 

保守的なアラサー

だと思いました。

痛みを知っているからなかなか自身の気持ちを出せない…
そして攻めよりも年上であることから傷つくことをとっても怖がってしまう
愛したいし愛されたいのに、あぁとってもとってももどかしい!!!
でも本当の受けはとってもロマンチストで甘々になりたいと思っている。
素直になれない不器用な大人を胸のキュン痛とともに書かれていて、もどかしさを感じつつも物語にぐいぐい引き込まれまし…

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