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沙野風結子 水名瀬雅良
しー
ネタバレ
兄弟もの好きなので買ってみました!! ストーリーは切なくて、弟・翼久が兄・海里に執着し本気で愛している姿に感動しました。(;_;) 母親に捨てられた兄弟二人が支えあって生きていく物語。 普通の兄弟として暮らしていた日々は、海里が会社の男とキスをしたことで 崩れた。 女なら仕方ないとあきらめていたが相手が男だと知った翼久は気持ちを前面に出します。 海里は必死で抵抗しますが、守って…
沙野風結子 朝南かつみ
茶鬼
江戸時代を舞台にしていますが、忍者を主人公に据え、なかなかにイリュージョンのような展開に息を継がせず、司馬遼太郎の「梟の城」を連想させるような、とてもエンターテイメント性の高い作品に仕上がっています。 神をつけようか悩むほどの出来栄えかと思います。 主人公・葛は月室藩嫡男の藤爾のいざという時の代わりになるように作られた”珠”という、人のようで人でない産女から作りだされる存在。 そんな彼が…
ハイ爺
主人公の葛(かづら)は伊賀の忍者ですが、人間ではなく、「珠」という生き物という設定です。 「珠」は精液や血液などの体液を介して相手の情報を取り込むという能力を持ちます。 この設定、秀逸!と思いました。必然的にエロ満載です。 キャラとしての葛は、健気さが泣かせてくれる少年で、 人質として赴いた先の藩主の息子、彬匡(あきまさ)の孤独に惹かれてゆく過程も自然でかつ、想い合う過程がじれったくて良か…
沙野風結子 稲荷家房之介
satoki
学生時代、淡い恋心を抱いたベノール王国の第一王子、ナイルスに翻訳家として国に招かれた望。 しかし彼に与えられた役割は、蝶迷宮に軟禁されている第四王子ムスタファの伽人として彼を慰めることだった。 鬱屈し強引に迫ってくるムスタファに初め腹を立てる望だったが、時々見せる屈託のない表情には惹かれていく。 その頃国には第一王子と第四王子を対立させる不穏な動きがあって…… そういえばアラブもの初読…
沙野風結子 奈良千春
ずばり、テーマは主従ですね! 凡庸な男子が、その血に潜む本性で一人の男を虜にして、一枚脱皮した時に自分のモノにするという。 エロい、痛い、でも目が離せない。 がっぷりよつに取り組んで読んで、子へびちゃんの成長を見守ろうではありませんか。 美大の日本画を専攻する凪斗は実は岐柳組組長の隠し子で、トラブルに巻き込まれるのを恐れる為、常日頃自分を抑え込み生活している。 そんな時、跡目争いから…
「蛇淫の血」のリンク作、といっても岐柳組の関係で、少し凪斗・角能・桜沢が出てくるだけなので、全く独立した作品としてこれだけで楽しめます。 神谷の過去、久隅の過去、事務官・木内の存在がうま~い具合にミックスされて、料理されて、スパイスになって、上等な仕上がりになっています。 ひたすら神に近い萌えです! 偶然電車で再会したのは、高校時代部活の後輩で中退した久隅。 久隅の属する組に関係する事…
自分を乱されたからといって、相手を殺そうとまで思いこみ実行に及ぶなど何とブラックな!と興味を惹かれた作品。 表紙はまるで舞台の1シーンのようですが、首を絞めようとしているところ。それに全裸で局部が棒で隠されてますよー!ということで朝南さんのエロい表紙が注目です。 航希の家の隣に越してきたのは、医者の3人家族。 そこの5歳年上の高校生の莉一がとても大好きだったのに、要領の良い一つ上の兄・采…
沙野風結子 高階佑
ともふみ
萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) 姉の元許婚で輝血様・戎滋(かいじ)×異例の男巫女・水哉の、因習を軸にしたすれ違いの恋。 巫女って個人的には萎え単語なんですが、しっかり設計された因習とディティールにこだわった沙野エロ節が効いていて結構面白かったです。 んが。沙野さんと花丸ブラックという強力タッグにすんごいのを予想しすぎたみたいで(…)、そこまでエロくは感じなかったかな。 エロ度は高くないけ…
あけみ
どこを開いてもエロ、エロ。 まさにエロ特化本なんですけど、舞台が離れ小島で因習や権力者に囚われているという閉塞感が、否応なしに盛り上げてくれるんです。 エロだけに終わらせないあたり、さすが沙野さんだと。 どんな方法でご神託をするんだろうと思ったら、きゃ~あんな方法だとは! でも、昔からの因習とかを思い浮かべると、さもありなんって感じで、ありだよねぇ~って思いました。 巫女になるために…
沙野さん曰く「神々のあそび パートⅡ」だそうです。 前作もエロエロの巫女ものでしたが、今作もエロモード全開で沙野さんのパワーが感じられます。 しかし、神様が触手持ちだったとは・・・予想はされましたが意外な結末に、結構楽しめた一冊です。 笙は巫女として、その弟・悟は神官として、島の雲居神社に住んでいます。 月二回あるというご神託の日に、それを受ける者たちに、いいように体を触られる笙。 …