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沙野風結子 奈良千春
renachi
ネタバレ
ストーリー自体は嫌いじゃないが、キリイ視点で追っていくのが激しく苦痛。最終的なラスボスの処理は都合が良すぎて、スッキリしなかった。全体的に気の毒なモブが多すぎて辛い。読後感が最悪で、気持ち的には“しゅみじゃない”。 キリイの信条はワダツミを守りたいというもの。それなのに、歪んだ嫉妬と八つ当たりでモブ少年たちを穢しまくっている。彼らもワダツミの民なのに害しているわけで、「守りたい」←お前が言う…
奴隷王サガンが魅力的でとても良かった。ストーリーは三部作の二作目で、スッキリしないまま終わる。それにしても山場のインパクトが強すぎて、いろいろ吹っ飛びそう。シリアスな雰囲気ではあったけど、あれは笑っちゃダメなのかな……。 海賊船の船長と記憶喪失の少年の出会いから始まるお話。一作目を読んでからなので、ナギの正体を分かったうえで見ているわけで、それがとても面白い。何よりサガンの信条に惹かれるもの…
BL的にはちゃんとくっついた感があるものの、スッキリしない読後感。次々と露になる人の悪意でどん底まで気分が落ちていき、浮上させてくれる展開もなく終わってしまった。未だ残る不快感は、シリーズ全作読めば消えてくれるんだろうか。 国同士の戦から始まるお話。シキは戦の先頭に立っているように見えたが、随分と呑気な気質に思える。敵国で凌辱されながらBLが始まるなんて、世間知らずというかお花畑というか。誰…
沙野風結子 笠井あゆみ
はるのさくら
この笠井あゆみ先生の描かれた表紙ですよ! 麗しくエロく。 読んでみたら、それだけじゃなかったです。 題名と表紙からイメージしたお話じゃなくって、もう凄いとしか。 受け様は『処女執事』と呼ばれる、主がカスタマイズした、主を盲信するようインプットされた主の為だけの執事の己裕。 敬愛する主、則雅と幸せに過ごしていた己裕は、攻め様であるサイに屋敷ごと引き継がれてしまう。 最初は、則雅の…
沙野風結子 まつだいお
カラフル
タイトルは甘酸っぱいタイトルになっていますが、SF要素がある愛憎劇でした。 ボリュームもあり、読み応えもある力作でした。 雑誌に掲載された攻めの律朗視点の「親友編」は恥ずかしくなるような甘酸っぱい青春恋愛系、受けの斉季視点の書き下ろしの「恋人編」は真相が描かれるのと同時にドロドロ愛憎劇が覗き見できます。 雑誌に掲載された「隠しごとナシの親友」しか読んでいない人がおられれば、文庫本に…
シリーズ二巻め、とにかく展開が早かった。前半は1巻の裏側のようなお話で、皇子アンリと騎士オルトがゼインとルカに合流するまでのダイジェストっぽい。後半は四人のその後。いろいろ明かされながら、新たな謎が生まれたりと忙しい。 気になることが多すぎて、完結を待たずに読み始めてしまってどうしような感じ。 アンリとオルトのお話は、プロローグで辛すぎるシーンが描かれて、そこに向かって進んでいるので切ない…
一つのエンディングは見れたけど、本当の闘いはこれからって感じのシリーズ一巻目。タイトルの「チェンジリング」は意味や背景がちょっと見えたくらいで、深いところまでは分からないので、今後何がどう明かされていくのか楽しみ。 基本はゼイン視点で、海賊の中でゼインがいかに人望のあるリーダーなのかを、周りの反応で知っていく感じ。ゼイン本人の心理描写からは寛容さが見えるが、ルカに対しては許しすぎでは?と心配…
しなちくちく
先生の作品はいくつか拝読していて好きな作家様です。初めて読んだのは『処女執事』で、ストーリーやエロスに衝撃を受けました。 こちら兄弟物が好きなので読んでみました。以下少々ネタバレあります。 本作は受けと攻めの両視点が、短いスパンで交互に来るので面白い手法でした。二人の心情がわかりやすいです。 攻めが兄の聰一郎で医師、受けが弟の要斗でスタントマン。あまり似ていない兄弟は実は義兄弟。 …
沙野風結子 朝南かつみ
繭子
健気受け大好きな方に是非是非おすすめいたします。 健気受けにしか萌えられない人間の私が読み終わったあと居ても立っても居られず、十ウン年ぶりにここにきました。 これは紛うことなき健気受けです。 BLを読み漁っていたのも遠い昔…気づけば不惑の年も過ぎ、たまーに読むくらいになりましたが、こういう出会いがあるからBLはやめられませんね!!
檸檬の雫
他の方のレビューにもありますが、 タイトルと表紙で羞恥心により躊躇してしまうのはもったいないです! といっても、私も最初はためらっていましたが。 沙野先生の作品を読むのは初めてですが、 最初と最後でこんなにも色々なことの印象が変わることもあるのかと 驚きました。 本当に相手のことを想うが故の行動。 相手自身には真意が伝わらない状況で、 どんなに憎まれたとしてもそんなことは厭…