佐倉ハイジさんのレビュー一覧

虹色スコール 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

受けの思考回路に寄り添えなかった‥‥

2008年出版の小説ですが、電子化は先月されたばかりなのでポチって読んでみました。

うーむ……。
こういう一途に想い続ける系の攻めのお話は大好物なんだけど、受けの思考回路に寄り添うことができなくて、あまり楽しめなかった。

高校時代は攻めにベッタリだった受け。
大学の進学時も攻めと一緒の大学を選び、おまけに攻めに同居を持ちかけるほどだったのに、大学生になったら急に距離を置こうとする。…

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国民的スターと熱愛中です 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

イチャイチャに癒やされる

前作から間を開けずに読みました。
芸能人真中旬と、年上葛生が恋人になって1年経ってからのお話。

最初は芸能界という世界で、関係がバレたり当馬が邪魔してきて二人の仲に亀裂でも?!と思っていましたが、二人の愛は最強です。
そんな物では引き裂けないくらい、ラブラブな一冊!!
もうなんでしょ!!ラブラブ通り越してアホカップルになってるんです(笑)何だこの二人は!と何回も思いながら、読んでいて涎…

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国民的スターに恋してしまいました 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

可愛くて悶ます

人気絶頂の俳優真中旬のファンイベントを受け持つことになった旅行会社勤務の葛生。
芸能人には疎い葛生は、旬と初めてあった時に見つめてしまうくらいに惹き込まれ、気付けば目で追うように。
クルーズ船で、旬がファンに襲われそうになったのを助けた事から、2人が友人として付き合うようになるが。。。

キラキラ光る真中旬が、小心者ですぐに落ち込むタイプと言うのが最初は信じられなく、実は演じてるのでは?!…

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恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

「長かったねえ」


長い長い準備期間を経てやっとくっついた二人。

小学校から知り合ってかれこれ20年。
同居を始めて5年。
付き合ってはいない二人、和真(攻め)と那由多(受け)
なんとなく怪しげな雰囲気になったことはあっても頑なに友人付き合いを続け、性欲に突き動かされる年齢も過ぎ、このままずっと穏やかに二人で過ごしていけるといいと思っていた二人。
そんな毎日に一石を投じたのが、和真の甥っ子・世志輝。…

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恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

大人の恋を救う幼児の物語

冒頭の、飲食店を夫婦共同で創業して、軌道に乗ったら店の店員と浮気・・・って、うちの親戚にも居たなーと思い出しながら読了。
この物語の場合は、夫婦仲が悪化した原因は姉の早とちりだった。
子供が鎹になり、姉夫婦は元の鞘に収まる。

和真と那由多は、常識を超えられないのと、告白を拒否されることが心配で、想いを告げられない。
秘めた恋のまま、お互い良い理解者状態。
和真の告白で、やっと20年間…

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恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

これぞBLの良いところ!

これはBLのいいところですね!男同士だからこその良いところ満載でした。

小学生で出会って那由多は一目で和馬を味方だ!と思いグイグイ仲良くなって。
お互いすごく自然に隣にいて。
だけどいつしか意識するようになってしまい…。

好きだとバレたら一緒に、友達でいられなくなる!と彼女と付き合ったりしながら、いつまでも親友の距離を保ち。今ではアラサーで同居5年。

和馬の姉の子供を預かった…

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君が笑えば世界も笑う 小説

久我有加  佐倉ハイジ 

初々しい男子高校生カップル



長い長い策略が実る時

中編2編とSS1編。
表題作は受け視点。その他は攻め視点。

表題作では、漫才師になることをずっと迫られていた寿志(受け)が片想い相手・起(攻め)とずっと一緒にいることが辛いからと拒否していたのが実は両想いだとわかって付き合い始め、アマチュアコンテストに出るまで。
後編はコンテストの結果を受けて将来の展望が見えてきた途端、不安になり暴走する起が安心するま…

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スターのマネージャーも恋してしまいました 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

樫原も人の子だった

タイトル見て、スターのマネージャーってことはあのノーデリカシーな樫原だよね、樫原の相手なんて出来る人いるの??と思ってました。
で、誰だろ??と思って読み始めたら、あの日暮さんじゃないですか!!あ゛〜納得!と。

実は、購入元(シーモア)のあらすじには、
「所属コントユニットが解散し、芸能人の付き人業をすることになった遼太。任されたのは、敏腕マネージャー・樫原のサポートだった。樫原は眼鏡の…

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国民的スターと熱愛中です 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

清々しいまでのバカップルぶりに神を捧げます。

続編って、くっついた二人のその後の「仲良くしている」様子が読みたいのに、余計な当て馬が登場してこのやろー!もっと二人のイチャコラを読ませろ!!みたいなのが多いと思うんですが、これは限界を超えた甘さ、そしてとどまることをしらない二人のイチャコラが図抜けてて、こういうの大好き!!

もっとも前半は、受けの旬が国民的スターゆえに殺人的スケジュールで、逢うことすらままらないので、そこまでバカップルでは…

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恋になるには遅すぎる 小説

安西リカ  佐倉ハイジ 

私は和真の姉が嫌い

この2人は別に甥っ子を預からなくてもずっと2人でいたのではなかろうか?
遅かれ早かれ恋人になったと思うんだよ。

甥っ子は良い子だけどね。
母親がどうにもこうにもウザい。
迎えに来て置いていくとか、アホか?
こういう描写はいらない。
度々2人が付き合ってるかどうか聞くのも鬱陶しい女だな。って思った。

この女の存在感をもう少しいやかなり薄くしてもらえれば楽しく読めたんじゃないかな…

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