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Priest
Orchid27
ネタバレ
『鎮魂』全3巻を読み切って、今その余韻に浸っています。 第2巻で大きな時空の広がりを見せた物語は、この第3巻でより壮大な中国の神話世界へと波及していきます。 お陰様で理解を深めたい欲が高まり『山海経』や『中国の神話』(講談社学術文庫・貝塚茂樹著)などなどに手を出すに至りましたが、たとえ中国神話の知識はなくとも、ひとつの完成した物語としてこの作品自体を楽しむことができると思います。 …
renachi
これまでのあれこれがどんどんひっくり返され、実は捏造だったとか全ては仕組まれていたとか、怒涛の展開。聖器や神話等の文化的背景を知らないまま読み進めても、最後までとても面白かった。キャラクターの魅力に引き込まれる作品。 前巻最後に衝撃をもたらした趙雲瀾の前世の記憶が、実は捏造だったと明らかになる。が、真実が分かっても沈巍の辛い状況には変わりがなくて、こんなことをやらかしても、沈巍を応援したい気…
Priest 柳ゆと
序盤からBL方向に飛ばしてて最高だった。沈巍がまさかの時空を超えたストーカー。趙雲瀾は恋人妄想でマンション購入。でも現実は、振られて飲んだくれる趙雲瀾と、所員にも気持ちはバレバレで呼ばれたら即飛んでくるのに拒む沈巍。 そこからやっと、という感じの壮大な告白と、そこに至るまでの心理描写はとにかくすごい。 恋人になっていちゃいちゃしたがる趙雲瀾と、初心すぎる反応で逃げる沈巍を見ていると、あんな…
面白かった!現代が舞台だけど特殊設定がてんこ盛り。そして何よりメイン二人が魅力的で、この二人の前世とこれからが気になって仕方ない。サブキャラも個性豊かで、特にしゃべる黒猫が可愛い。すぐにでも続きを読みたくなる1巻だった。 趙雲瀾は、ヒトでない何か(鬼や霊)が起こす事件に対応する公安部特別調査所の所長。高いコミュ力と自信を持ち、沈巍に迫って振られて凹んでポジ思考で持ち直し、特大の爆弾を落とされ…
ぱるりろん
中華ダークファンタジーノベル、最終巻です。 本編は4分の3くらいで、残りの100ページは外伝(短いお話)を4編収録。 いやあー、苦しかった。読むのがたいへんでした。 1巻は気楽に読めるのですが、2巻でスケールが壮大になります。 中国の神話の世界に詳しいと苦労しないのかもしれないのですが、私は初耳だったりおぼろげだったりと物知らずなため、2巻でどうにかこうにか読み砕いていったところが3巻で「…
1巻は特別調査所の面々が顔見せ程度だったので2巻以降、群像劇みたいにみんなが活躍していくのかなと予想していたのですが、残念なことにそうはなりませんでした。 前半にはそれっぽい展開もなくはなかったのですが、メインの二人に焦点を当てたまま、むしろお話は過去世へ。 なにがすごいって、過去世といってもただの前世ではなく(ただの前世っていう表現もどうかと思いますが)、国生み神話までさかのぼってしまう。 …
中国ドラマ「鎮魂Guardian」の原作小説。 ドラマは未視聴。ドラマと本のどちらを先にするか悩み、完結巻まで発行されたので小説を先にすることにしました。 全3巻の第1巻。400ページもの厚みですがキャラが立っているので楽しく読めました。 ただ、このダークな世界観は、中国ドラマ等で馴染みがないと少し戸惑われるかも知れないです。 現代ものではあるのですが、この世ならざるもの(霊とか妖かしとか…
ささらqq
初めてPriest先生を読みました。全3巻だそうです 電子と紙で迷っている方がいれば電子には挿絵が付いてないので紙の方をおすすめします! ドラマの方はB級SFファンタジー感強めだったりサブキャラもちょいと性格が違ったりします。ですがブロマンスは感じられますし主役二人の演技力が良いので機会があればこちらもぜひ。なんて言ったって主役二人の顔が良くビジュアル的に大正解。 幽霊とか出てきます…
Priest先生の『鎮魂』遂に翻訳版第2巻が発売されました。 まず帯が最高です。「あなたが何度死んでも、何度生まれ変わっても、私は離さない」沈巍のそのいっそ狂気的でさえあるような執着心の理由とは。 第1巻からのその謎が謎を呼び少しずつ過去が明らかになっていく展開に加え、こちら第2巻では天地創造の物語と人々の善悪や是非への問いかけが絡み、非常に壮大な世界観を見せてくれます。 人々は与えられ…
さえたん
面白いけど、内容的にはゴーストバスターズのような、そんな感じです。 甘々な感じだったりは、あまり期待できません。 が、私が神評価にしたのは、とにかく話が面白いから。 ストーリーとして、また設定などがとてもおもしろいです。 就職を親戚のおじさんに世話してもらうところから始まるのですが、そこからの描写がとんでもなく秀逸です。 BL枠だけど、そこにとどまらない面白さが、この作品にはあると思いま…