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1/2(合計:11件)
本穣藍菜 しちみ
ななぎさ
ネタバレ
結果、とてもすき。 人を意図せず狂わせてしまう受け。 そんな受けにずぶずぶと執着してしまった攻め。 話の中には真っ当な人がいて、真っ当なはずなのに少し変になっちゃう人がいて、どんどん壊れていっちゃう人がいて。いろんな人がいるけどどの人にも大切な気持ちがあって。 ページをめくる手が止まりませんでした。 いわゆるメリーバッドエンドなのでしょう。 光あふれる家でふたりきり、穏やかに過ごす時間…
本穣藍菜 三倉リョウ
碧雲
著者の過去作は、主人公が攻の罠に嵌っていくほの暗い展開が多いけど、 この作品は、著者にしては珍しい?BLファンタジーの王道 健気受と溺愛騎士のハピエン。 心を癒される愛が勝つ噺で良かった。 二人の愛を表現するなら、官能場面をもっと減らしてもよかったかも。 2023/3/1電子版発刊。 ●ノア:鎖国中のマルセントで隔離された忌子。 ペットはキキ、キキの姉がルナ。 母はマルセント…
ちろこ
すんごく読み応えありました〜 竜とかサラマンダーとか出てきて、ストーリーはゴリゴリのファンタジーなんですけど、ファンタジー特有の派手な展開を期待するよりは、人と人のとの関わりや隠された人物相関の方がおんもろいです。 え?これ電子専門? 何で紙版も出ないんでしょ。面白いから書店にも置いて欲しいな〜 マルセント国で忌み子として生きているノアに助けられたエラルドとの不思議な2人暮らし…
カミラ
読み終わってふと、島本理生さんの「アンダースタンドメイビー」を思い出しました。 神様。うん。神様なんだよね。 崇高で絶対でよすがで。 宇佐美のヴィッチな感じを好きになれない。ってコメントを見かけたらしましたが、弱くて歪で外見は美しくて他人に縋ってしまう甘さが個人的にめちゃくちゃ好きでした。 身近に居たらイライラしちゃうんだろうけど、そのどうしようもなく他者を惑乱させる存在は穏やかな幸せ…
H3PO4
前作で、一応の決着というかハピエン的な終わりを迎えたわけですが、この作品で拗らせた葛城がやらかすというかやっちまったというか。 すれ違いからくる誤解のしまくりで、とうとう宇佐美は離れてしまいます。 二人の家、これ以上にない幸せだったはずの二人がこうも辛い状況を迎えるとは。 でも、結果的にはやっぱり二人は離れられないんですよね。 メリバという見方も出来ますが、最後に覚悟を決めた宇佐美…
こういった、単なるハピエンBLじゃない作品は、賛否両論になると思いますが、、、 執着がハンパない葛城。感情を殺しているかのような宇佐美。 万人に好かれる市瀬。 彼らの過去と現在、抱えてきたもの、宇佐美なんかは人間ぽいんですよね。誰しもが抱える暗いところをどうして良いか分からず、それでも出会った葛城との関係が光になっていたのだろうなと思う。 兄の事件で、さらに抱えるものが増えた、というか…
出だしは、民話風BL。 読み進むと、異世界オメガバースになっていく。 穣藍菜 さんの作品の受は、超絶美人が登場するので、ワクワクする。 今作は、民話調+転生BL 誤字が少ないので、世界観に楽に入り込めて読みやすい。 久遠たえ(暁)の記憶を持つ久遠柚稀: タエは、神にとって希少な「夕星」。 井戸の代償として、神の嫁となる。 女装して、アキレス腱を切られ、幽閉されて育ち、16才で…
ふばば
「色のない、そして光」のその後を描く続編。 あらすじには単体でも、とあるけれどやはり両方読む方が良いと思います。 さて、再会愛を果たした葛城と押し切られた宇佐美。 宇佐美はちゃんと葛城の過剰な愛情を受け入れて、結構甘々な恋人関係。2人で住む家も建てようと計画中。 前作でも触れられていたけれど、葛城はアメリカでの成功があって現在相当な富裕層/富豪になっています。だから建てようとしている家…
電子で長編小説読むのが久々で、手強かった… 紙で読む時のようにちょっと気になったらパラっと前に戻ったり、が面倒で、引っかかる部分があっても前に前にと強引に読んだけど、それはそれで意外と見える景色が面白い。 というのも、この作品は主人公的人物が一人いるわけだけど、必ずしもその人物が中心となっての進行になってない。 あれ?この人…あれ?この場面… 流れていく人物風景や出来事、それをいちいち確か…
「色のない、そして光」の続編。 RENTAの48時間レンタルで読了。 鬼畜な著者の性癖に沿ったメリバ展開。続編も、昴の試練は続いていた。昴は籠の鳥。 葛城が、自宅の建築注文を出す。昴は新居建築に乗り気じゃない。 ガラス張りの虫かごのような構造の家。 葛城は、友人・神谷から、妹の再就職先の斡旋を頼まれる。 神谷の妹は、昴よりやや落ちる美貌の性悪。野心家の男好き。 ←この悪女が昴を…