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渡海奈穂 佐々木久美子
こずまる
ネタバレ
長年の友人尾崎に寝ているところをキスされた淡野、そしてその日から避けられる。問い詰めたらずっと好きだったと言われるが…。尾崎の想いが切ない。淡野の困惑もわかるんだけどね……!恋心が間にあることで二人の関係が少しずつ変化していく、距離感とか。 淡野も自分の感情の変化に戸惑ったり。この2人の関係にヤキモキしながら読み進めました。こういうすれ違い好きだなぁ。淡野の会社の吉村くんはいい子だった☺️2…
夢乃咲実 佐々木久美子
magubo
電子限定の短編です。 「叡山夜話」が良かったので、こちらも鬼がテーマということで楽しみに読みました。(作品同士のリンクはありません) 赤茶の髪とはっきりした目鼻立ちで赤ん坊のころに捨てられていた笠丸。 美貌の舞い手・朱華に拾われ、村に預けられ育てられるも常に「鬼の子」と呼ばれまともに扱ってもらえない日々を過ごしています。 朱華だけが心の支えで、とうとう申楽(さるがく)の一座に入れてもら…
最近、短編小説の良さに気がつきました! これもすごく良かったーー!世界観が耽美で物語に厚みがあり、ラストはしびれました。エロがなんとも官能的。 鬼×美貌の稚児、救済の物語。 不憫な生い立ちで、その美貌ゆえに毎晩年老いた高僧の夜の相手をさせられている受け・香寿丸(こうじゅまる)。心無くただただ性具として扱われる辛い日々の中で、鬼と出会います。 身体を差し出す代わりに願いを叶えてもらうこと…
鳩村衣杏 佐々木久美子
renachi
面白かった。BLだけを見るとありふれた流れだが、部長という立場の仕事を絡めて世界を拡げ、読み応えのあるお話になっていた。部長視点で、会社周りの上層が持つ情報が入ってくるところが良い。康太の初々しさも可愛くて良かった。 導入は今では書けない話かな、という印象。部長と康太が関わりを持つ理由がなんとも……生贄を育てるため?と思ってしまうような。康太の気持ちがついてくれば問題ないが、そうでなければ一…
八十庭たづ 佐々木久美子
corocoro
大好きな作品です! だいぶ寒くなりましたが、ふわふわでぬくぬくな気持ちになりました、今作のふわふわなほん。 前作で登場したユジュが可愛くて、今作ではユジュがどんどんふわふわな気持ちになるのがたまらなく幸せでした〜 扉絵もどれも素敵で… 日常を切り取って描いてあって、あーこういうの読みたかった!とページをめくる手が止まりませんでした。 アシュを身ごもっていた頃のディリヤの話がすごく良く…
華藤えれな 佐々木久美子
umeair
Kindleアンリミにて読了。ちるちるさんの書影、ぼやけちゃってますね; ちょっと好みは分かれそうなんですが、自分はとても好きで、徹夜で読んでしまったー! 1回1回は長尺ではないけど、かなり濡れ場の回数も多く「エロエロ」だと感じました。 こちら、「年下執着攻め」お好きな方、ダーク×シリアスで耽美な物語がお好きな方に、 特に響くかと思います。 舞台は京都、能楽師の宗家の息子…
てんてん
本品は『はなれがたいけもの ふわふわなほん』の コミコミ特典スタジオ特典小冊子です。 本編後、ディリヤが礼儀作法を習うお話です。 ユドハの護衛官となったディリヤは 国王代理の伴侶として厳格な規則が定められいる 立ち居振る舞いを学ぶこととなります。 ユドハは基本的に自分を真似ればいいと言いますが 国王代理だけがする決まりを真似てしまったら 成り代わるつもりだとか、ユドハが…
本作は「はなれがたいけもの」シリーズの短編集です。 本シリーズは 金狼族最強を誇る国王代理である攻様の 番である元敵国の兵士の受様が様々な人と関わっていく事で 攻様ともども変わっていく様子が描かれていますが 本作は「かわいいほん」「キラキラのほん」に続く 本編の幕間的なお話を収録した短編集で 同人誌やSNSにて発表されたお話に加えて 描き下ろし新作も収録されています。 …
名倉和希 佐々木久美子
ロペ丸
とにかく受けの石神が可愛いです!ネガティブ志向で傷つきやすくウジウジと考え込んでしまう42歳のおじさんなんですが、これはついついいじめたくなってしまう可愛さですね。 とにかく色んな意味でも反応が良くて、これは年下好きの脩一も好きになってしまうなぁと納得。 編集から依頼された夜這いというインパクトから始まり徐々に脩一が石神に夢中になっていく前編と、本当の意味で心が通じ合った後編に分かれていま…
kurinn
八十庭たづ先生の独特な語り口と佐々木久美子先生の挿絵がとてもマッチしてて、とても大好きなシリーズなんです。今作ではあらすじに「家族に新しい子が加わるまでの物語」とあったのでとても楽しみにしていました。 前作の「はなれがたいけもの 想いは通う」からディリヤの内面が変化していましたが、今作では顕著で自分を殺すことなく群れの為に動くディリヤがとても素敵で、またそんなディリヤの変化を好ましく思うユド…