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榎田尤利 紺野キタ
みざき
ネタバレ
冒頭で引用されている新約聖書の1節とは真逆の人物である、今作の主人公・惣田洋一。 風俗に沈めた女から刺され、瀕死状態で入院先の病室で生死の境を彷徨っているヤクザです。 三途の川を目前にして目の前に大天使が現れ「生きたければこちら側が指定した人間と愛を育め」と言われ…と、現代ものではあるのだけれど非常にファンタジックな設定となっています。 レビューを書いている今から丁度20年前の作品です。 …
木原音瀬 紺野キタ
H3PO4
この作品の主人公、広瀬は不思議な魅力がありますね。 だからこそ、有田も知らず知らずに心を動かされてしまったのかもしれないし、本社で出会う磯貝も片思いしちゃったんじゃないだろうか。 時間の流れが人より遅い、、、というか広瀬の好きだと気づくまでの長さは6年。 男性を好きなのかも、そうなのかな、でも女性と付き合ったりもしてみるけどしっくりこない。同性に惹かれるタイプの人って、最初はそんな感じな…
aaaiiiai
今月加筆修正された文庫版が発売されるので違いを知りたくて新書版を読みました。 作家買いの場合、あらすじはいつも読まないので 初っ端から浩一くんがトラックに轢かれて死んでしまったのでビックリしました。死んでるのに生きてるってゾンビ???触れるし、話せるし、学校通ってるってこの先どうなってくんだろとお話として気になりながら読み進めました。だんだんと、浩一くんが見える人が減っていきます。浩一くん…
ふばば
私が読んだのは2002年発売のアイス文庫版ですが、そちらに書き込めず誘導されました。 何と2020年に電子で出てたんですね。 電子版では電話のシーンがスマホに変わっているというウワサ。 私が読んだ版では、社員寮で共有の電話がひとつ、電話があると呼び出されて気を使いながら短時間話す、という昔懐かしい設定でした。 「恋愛時間」 「恋人時間」 「兄の恋人」 「海岸線」 という4つの短…
紺野キタ
りひと12345
とにかく面白かったです。 弟の見た目が好みで、兄はメガネをとっても微妙でイマイチなので 犬の姿の方が多いのもよかった。 というか、BL的な部分はわりとどうでもよくて 弟と犬になってしまった兄との会話がコミカルで、ツッコミがすっごくおもしろくて、そこがすっごくよかったです。 ガチ兄弟も全然OKですが、私的には別に二人が結ばれなくてもよかったけど。 でも、BLなわけだし、ただ兄…
ちはやぽっぷ
SNSにて先生ご自身が初期作品で心に優しくストレスなく読めるのではと勧めてくださったのでkindleにて入手しました。 私はBLビギナーなので知らなかったのですが最初の出版は97年とのことでもう20年以上前の作品とは驚きました。現況に合わせて多少改訂しているとはいえストーリーは色褪せていません。 内容紹介にもあるように会社の先輩と後輩の一途な大人の男の恋愛の話で4章に分かれています。 …
まりぽん812
初版の後に文庫化され、絶版になっていた作品でした。ずっと読みたいと思っていたので、今回の電子書籍化は本当に嬉しいです。スマホでは文字が小さくて、パソコンで同期させて読みました。 木原さんのツイートによれば、現代寄りに少し手直しされたとのこと。スマホやSNSが取り入れられています。木原さんの作品にときおり描かれる乱暴な描写や病的な執着はない、ノンケの普通のサラリーマン二人の切ない恋模様です。 …
ぷれぱーる
1997年、2002年とイラストを変えながら新装されてきた作品ですが、今回は電子限定での配信です。 『嫌な奴』に続き、古い木原作品を現代版に改稿していて、 amazon kindle、楽天で配信されているのを確認しました。 それほど癖のない大人の男同士のラブストーリーなのですが、 リアルな心理描写は流石で、物語が進むにつれ次々と移っていく視点の変化が面白いなと思います。 懐い…
「日曜日に生まれた子供」内収録のおじBL、「先生のとなり」の同人誌。 同じく同人誌の「Worry About You」の続編です。 「Worry〜」に出てきたゲイの同僚・関さんが青藍(平坂先生の息子)にちょっかいを出すお話からスタート。 青藍は遠距離の恋人と別れ、社内の女性といい雰囲気らしい。 しかし、関さんから「俺バリタチだけど、平坂とならリバでもいいよ」と迫られる。(←ここは青藍の…
「日曜日に生まれた子供」内収録のおじBL、「先生のとなり」にビリリっときて、同人誌まで購入。 本作は、「先生のとなり」の続編となっています。 元教え子で攻めの嶋田直也は、ある企業の部長。50代に突入したばかり。 ところが恋人の平坂先生の息子・青藍(せいらん)が部下に! 「いつも父がお世話になっております」の挨拶に、顔を赤らめたり咳き込んでいる直也。 ある日、連絡せずに実家に帰った青藍…