紺色ルナさんのレビュー一覧

蝶よ花よ コミック

紺色ルナ 

メリーバッドエンド短編集

ニュアンス系の作家さんです
ふわっさらっと終わっちゃう 
起承→結でクライマックスが欠けててあっさり「もうオチ?」みたいな

無表情で心理描写の少ないキャラクターが多く、その割にみんな感情移入の難しい思考回路をしているので
何を考えているのか分からないというのもありますね 

表題作
1話で終わってれば萌えていました
1話は蝶モチーフの使い方も上手かったです

2

家庭内性愛 コミック

紺色ルナ 

レビューのお陰で出会えた良作

タイトルのわりにやけに神率が高いのが気になって読んでみました。
正直、何故これをピアスレーベルで出されたんだろう?と思いたくなるような内容でした。
めちゃくちゃシリアスです。
「家庭内性愛」というタイトルは、ピアスっぽさを出すために出版社の担当さんが付けられたものだとか。(元のタイトルは「シュガーレス」だそうです)

主人公(莉樹)の子供時代があまりにも悲惨すぎて痛ましいです。。
双子…

16

蝶よ花よ コミック

紺色ルナ 

繊細な優しい絵で描かれる、インモラル。

近親相姦、暴力、など歪んだ痛い世界が描かれているのだが、
儚げな柔らかい絵柄のせいか、うっすら淡くホラーテイストで
夢の世界のような雰囲気。

個人的には、もうちょっとインパクトがある方が好みだが
この曖昧で中途半端な浮遊感が魅力でもある。


表題作とその書き下ろし後日談の『瀬尾兄弟』他3編。

表題作は、異母兄達に文字通り舐めるように可愛がられ、
温室に閉じ込められるよう…

3

家庭内性愛 コミック

紺色ルナ 

本当の愛を探して・・・

好きすぎてレビューを書けなかった作品の一つです。
言葉にすると勿体ない・・・そんな気がしました。
それくらいこの作品には思い入れがあります。
だけど折角だし、書いてみようと思いました。

私はビッチ受けが好きです。
受けが攻めを煽ったりしてセックスに積極的で、
気持ちよさそうに喘ぐ姿は、とても可愛くて癒されます。
でも更にどうして受けはビッチになってしまったのか?
その背景がきち…

8

家庭内性愛 コミック

紺色ルナ 

薄氷の上に立つ。

 ピアスレーベルですがストーリーは onBLUE や 麗人っぽい。
タイトルや煽り文に違和感があったのは、レーベルのイメージを優先させたからかも。
(雑誌ではポツリポツリとあるんですけどね、真面目なのが。コミックスだと「エロだよ!」ってノリになるのがピアス流。)

 薄幸の少年が、乱れた人間関係と家族観に迷いながら生きていく姿を、追いかけた物語になっていると思います。
 主人公は傷害事件…

4

家庭内性愛 コミック

紺色ルナ 

原題は「シュガーレス」

紺色ルナさん初ピアスレーベルからの発刊になりますが、
エロ主体というよりストーリーもきちんと練られている感じが良かったです。

タイトルは元々はシュガーレスとつけてあったのですが、
ピアスさんらしく「家庭内性愛」というタイトルでコミック化。

はは、なるほど。
ピアスさんと言えばどぎついエロが売りなので、
タイトルもそれっぽくしたという訳ですね。
タイトル変更については、
作者…

2

家庭内性愛 コミック

紺色ルナ 

思っていた以上に切ない

雑誌掲載時に本作品の一話だけを読んだことがあって続きを気にしてはいたのですが、月日の経過と共にすっかり忘れておりました。
ちるちるさんで検索をかけた時、偶然に本作品を発見して即カートにぶち込みました。

どこか儚くて澱んだ雰囲気はしていたけれど、ここまでシリアスなお話だとは思いませんでした。
エロス重視なピアスシリーズではちょっと貴重な、根底にストーリーがきちんと構築されていて切なさ感じる…

3

流星と銀河 コミック

紺色ルナ 

「病みBL」の作品も収録

病みBLに収録されていた「さよならバイバイまた会う日まで」という、
メリバな物語も最後に入り、全部で3つの作品が収められています。


■表題作「流星と銀河」3話+描き下ろし
田舎の名士と使われる側という父親たちの関係の影響で、
小さい頃から「飼い主と犬」のような上下関係だった、幼なじみのふたり。
王様のような強気な受け(表紙右)と、
1歳年下で小さい頃から男が好きな事を意識し、

8

プリズム☆スペクトル コミック

紺色ルナ 

想像を形にすることの難しさ

他の方々がレビューされている通りに、
あまり話がまとまっていないように感じられました。
絵柄が綺麗なので、画面が華やかなため、
楽しむことができましたし、設定も良かったです。
ですが、やはりそれだけに内容が残念でした。

よくある生徒会モノで、生徒会長が……という王道のお話です。
進め方も実に分かりやすかったので、
王道好きとしては大変楽しめましたが、
あとすこーし捻りが欲しかっ…

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柔らかな憂鬱 コミック

紺色ルナ 

メルヘンチック

花屋さんということで、雰囲気もふわふわしていて
絵柄と相まって世界観に入りやすかったんですが、
色々と決定打に欠けたところがあったように思います。

小説家の方が心を読めるということだったんですが、
思ったよりもあまり活躍しない設定だったのが一番残念でした。
作者のコメントでもあったように曖昧に使うつもりだったようですね。
むしろもっと設定をフル活用した方が話が動いたんではないでしょ…

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