奏島ゆこさんのレビュー一覧

安全でない僕たちは コミック

奏島ゆこ 

あらゆる運命に逆らって生きようとする2人の物語

オメガバース作品は個人的に好き嫌いが激しいのですが、これは好きな作品でした。

αとΩ、それぞれの運命にいろんな面で抗おうとする2人がちょっと青く見えて、高校生設定に合っているストーリーと思いました。
思いが通じ合ってもなお、番になる選択をしない豪(攻め)の思いやりの深さと一貫性がイケメンだなあ……と。

かなりストーリーはしっかりしているのですが、それでも「もう少しじっくり読みたい!」…

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安全でない僕たちは コミック

奏島ゆこ 

一緒にいる、ということ

同じ高校に通っているαの豪とΩの基己のお話。

αばかりの学校の中で生徒会長を勤める基己は勉強ももちろん手を抜かず、並大抵ではない努力をしていて。
αに襲われかけた過去を持つためαをひどく嫌う一方で、何かと下に見られがちなΩという自らの性も嫌っていたのだろうな感じました。

豪のことを「発情しないα」だと思っていますがその確証はないのに、そうだと信じていたかった部分もあったんでしょうね。…

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安全でない僕たちは コミック

奏島ゆこ 

もっと高評価であるべなか

あああ〜、、、語彙力が消滅しているのですが、、、

SAIKOU。

デビュー作とは思えません。
 
わたしみたいな攻めが可愛い民には、ご褒美でしかない作品でした。
攻めの豪くんが可哀想で可愛くて切なくて〜〜〜もう〜〜
リアルに途中は泣きながら読みました。


オメガバースとしては割と王道は題材を用いてるかと思うんですが
(第二性からの脱却解放)
なんせ調理の仕方がお上手…

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安全でない僕たちは コミック

奏島ゆこ 

安全でない僕たちは

オメガバはそれなりに読んできたほうですが、このお話は改めてすごく考えさせられたし、泣けました。
この世界では、αβΩ(強者と弱者)が当たり前だけどふつうにあって。Ωが「αは怖い」と思う気持ちがあって当然なんだよなと。勿論梶野の過去も影響していますが、本能に逆らえずカラダが勝手にαを求めてしまうことはいざ実際今この生きている世界と置き換えてみると本当に身震いしてしまう程でした。
そんな梶野を守る…

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安全でない僕たちは コミック

奏島ゆこ 

本能に抗いたい必死さ

オメガバースは有名なものを読んだことがある程度ですが、この漫画で初めて泣きました。

α嫌いのΩが第二性の発現が遅かった幼馴染αを「自分には発情しない特別なα」として可愛がっている関係から、「本当はそんなんじゃないよ」って襲ってしまうところからただの幼馴染だった二人の関係が変わっていくお話です。

αとΩという性別や発情期というオメガバース特有の装置の上の話でありつつも、本能や欲望だけじゃ…

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「安全でない僕たちは」アニメイト特典リーフレット グッズ

顔が見たい

アニメイト特典は描き下ろし4Pリーフレット。
うち、見開き2Pがモノクロ漫画、表紙・裏表紙は本誌表紙と同じカラーイラスト。

セックスの最中、ふと豪の顔が見たくなった基己。
顔にかかる髪をよけると夢中で、必死で、いっぱいいっぱいで、
余裕のなさそうな豪の表情に思わず「好き」と抱きしめてしまうのでした♡

本編では最後の方でしか甘々な二人は見られませんでしたが、
すっかり恋人な2人と…

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安全でない僕たちは コミック

奏島ゆこ 

王道に見せかけて、ただの王道にあらず!

王道だけど、王道じゃなかった!
オメガバースで、Ωとαの幼馴染で、片思いでって、
よくありがちな設定ですが、想像の範疇外をいくんです。

なので、二人の恋もすんなりとはいかないし、
間違ったり、痛かったりするけれど、それでも逃げず、
二人の形を作ってゆく彼らが眩しくて、力強く見えました。

Ωの梶野基己は成績優秀で生徒会長を務める男子高校生。
子どもの頃の出来事が原因でα嫌いにな…

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安全でない僕たちは コミック

奏島ゆこ 

DKものオメガバース

α×Ωのオメガバースが大好物です( ◜◡◝ )♡
最近は、作品数が膨大になりなかなか目新しいと言うお話にはあたりませんが、この表紙!!
正面を向くふたりが衝撃的に向かい合っているのが伝わります。
色使いが鮮やかで初夏と青春を感じさせるとても目を引く表紙絵に惹かれました!

こちらは男子高校生の青く切ない青春群像劇にオメガバースがプラスされたもの、
オメガバ設定のお話はどちらかと云うと濃…

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安全でない僕たちは コミック

奏島ゆこ 

オメガバースがもたらした運命の絆

初めて読んだ奏島ゆこ先生の作品です。
奏島ゆこ先生のデビューコミックスになります。

オメガバース設定です。
高校2年生 辻田 豪(α)と同級生 梶野 基己(Ω)のお話。

高校の同級生で生徒会も一緒の豪と基己。
2人の出会いは小学生の時――公園でαに襲われそうになった基己を通りかった豪が助けたのがきっかけでした。
それからは、αとΩという関係を通り越してお互いが「特別」な存在に。…

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安全でない僕たちは コミック

奏島ゆこ 

2人の信頼関係がすごい

2人の信頼関係が凄すぎてこの2人じゃないとこんな話にならない替えの利かない存在なんだなと思ったし、進展具合がリアルで幼馴染とか親友から恋人になるってこんな感じなのかなと思いました。

2人とも第二の性を嫌っていて、Ωの梶野は辻田以外のαは敵だと思っていて、αの辻田は梶野の隣にいるためと、父親やその他大勢のαみたいにならないように気を張っていて、素直になれば楽なのにこだわりが強く息苦しそうだなと…

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