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20/21(合計:208件)
えすとえむ
ホモ子・アンドリュー
表題作は、スペインのサッカーファン(というかフーリガン?)のお話です。 欧州選手権で自国・スペインが優勝し、その興奮のまま寝てしまったものの実は別々の国内チームのファンだった!というある意味ロミオとジュリエットな二人。どのサッカーチームを応援しているかが、人間関係まで左右する「障害」になり得るなんて、スペインらしいな~と笑ってしまいました。そこに目をつけたところもナイスです! 私は一番最後…
ミドリ
ネタバレ
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!! 素晴らしいな、こんなサッカーに(というかウルトラスに)焦点があてられるBLがあるとはw リーガ・エスパニョーラに作者自ら取材に言ったそうで。いいなぁ むこうではサッカーは生活の一部ですからね それこそ応援するチームが違えば生活も人生も違うわけです 阪神ファンと巨人ファンなんて可愛いもんよ それくらい、ヨーロッパの方々にとって…
雀影
この本、カバー絵からして素晴らしい この、ダビデ像のような美青年!! 画力も圧倒的だけど、コマ構成も実に美しい!! この本には4つのお話が入っているけど、やっぱり表題作が一番!! えすとえむさんの描く「The 西洋人の裸」! これがたっぷり堪能できる。 「ラスゲアード」のダンサーの裸も、如何にも「ダンサー」で素晴らしい! 他の2作は味わいの違う、軽いほのぼの話。 これはこれ…
茶鬼
他所から見れば些細なことでも、当人達にとっては大問題。 根本的に違う二人は、どうやってその仲を成就させていくのか? フーリガンなどという熱狂的サッカーファンを主人公にして、おかしくも、切なくも、進んでいく彼らの恋に、最後に愛は勝つと歌ってあげたい!? "初めてケツだけでイけた"・・・相性いいかも・・・なんて思ったのもつかの間、相手はライバルチームの熱狂的ファンだったこ…
えすとえむさんの作品の主人公達は、皆自分達の側にいるような、今回奇跡のようなストーリーもあるが、それでさえ、現実にあるのではないか?と思わせるリアリティをもって迫ってくる。 男達の深い想いがじんと染みわたってくる。 表題作は、長年想っていたスケッチの絵が白骨死体と共に発見され、その修復をすると、思い続けていたその絵の男が絵から抜け出して、長年謎だったその作家の過去を語る、という話。 修復…
ミュージシャンを主人公にした作品、えすとえむさんの世界観って独特で個性が強いんですが、映画みたいで好きなんですよね。 多分UKのミュージックシーンだと思うのですが、妙にリアルに自分の中に入ってきます。 かつてのジムジャームッシュの映画をほうふつしてしまったのは、あくまでの個人的趣味か? 才能があるのに、破滅的な生活を送るニックの行動の理由はギターのビリーが好きだけど報われないからだと思う…
秋月こお えすとえむ
秘密クラブの吸血鬼ホスト公彰と暮らし始めた野良猫智彦。 先輩ペイジ(クラブのボーイ)のいじめに会い、怪我をし入院しますが、公彰に迷惑をかけるとこっそりと行方をくらまそうとします。 上巻で出てきた悪人黒人組に見つかり拉致されたところを、吸血鬼の本性を現した公彰に助けられ、その姿を見せてしまったことで、再び智彦を突き放そうとするのですが、二人は離れられないのだと・・・ うまく回り始めた矢先、公彰…
15年前のJUNEの香りがあふれた作品です。 少し表現が古かったりする点もあるのですが、王道のようなストーリー展開に逆に新鮮味を感じます。 主人公智彦は孤児、人生を変えたくて夢あふれる東京に出てくるものの、現実は変わらない。 盗みやホームレス生活をしながらしのいでいる時、憧れが歩いているような男性公彰に出会います。 ある晩怪我をした公彰を助けたことから、彼がホストのアキトであることと、…
水上
自分の読解力が足りなかったのか、大して萌えもせず、さらっと読み終わってしまいました。 初めてのえすとさんの単行本だったからでしょうか。 今回の単行本は、この作者さんの中で異色本だと聞いたから、いつもの感じのほうが私は好きなのでしょうかね。 話のスパイスとなるモノローグや小ネタや独特のイラストは見ていて飽きなかったのですが、どの話も全ての真実をを匂わせたまま終わる。そんな印象を受けました。 …
今までのコミックス、外国舞台の話と、上手すぎる絵とで、確かにちょっと敷居の高かった「えすとえむ」 この本は、一応日本が舞台、それも表題作は「高校生」で「お隣」の「幼なじみ」 まさに、王道な古典的設定 それを「えすとえむ風」に調理したら、こうなった。 とにかく絵が上手いよね。 ちゃんと生身のモデルさんで訓練してないと描けない絵 顔の造作の描き分けもしっかりしている。 この絵を使…