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2/7(合計:69件)
ライリー・ハート 麻々原絵里依 冬斗亜紀
ふばば
ネタバレ
モノクロームロマンスの電子短編。 主人公はミッキー。 昼は図書館司書、勤務後はクィアエロティカ作家の「エイドリアン・レインズ」。 ミッキーには過去の大きな後悔があって、まだゲイを隠していたティーン時代、彼とだけは何でも話せたネット上の友人/HN makeyousmileと「裸で泳ごう」という約束を一方的に破った事。 だから今、チャットルームで「やり残した事」の話題が出た時に「全裸水泳(…
ライリー・ハート ZAKK 冬斗亜紀
こずまる
タトゥパーラーの経営者のギデオンと祖母の遺言で書店と建物を相続した自閉スペクトラム症のマイロの恋´- 登場人物すべてが愛すべきキャラクターで読んでいてとても楽しかった! マイロのモノローグがとても心に刺さった。名言が沢山。 「人間というのは常に規範や秩序の内に収まるわけではないし、人生というのもそう」 「人生は、恨みに振り回されるには短すぎる」 マイロは過保護な母から自立…
ジョシュ・ラニヨン 門野葉一 冬斗亜紀
ぱるりろん
FBI美術犯罪班のジェイソン・ウエスト捜査官が主人公の、殺しのアートシリーズ5冊目。 元上院議員の孫娘の死の真相をさぐるため、大学に潜入し講師のまねごとをするジェイソン。 大学の講師役は案外満更でもない(むしろ第二の人生の先取り?)のではと思っていましたが、読む限り、そうでもないようで。 それでも大変そうでもありつつ楽しそうに先生をやってました。 4巻のあと、それなりにギクシャクしてい…
FBI美術犯罪班のジェイソン・ウエスト捜査官が主人公の、殺しのアートシリーズ3冊目。 「マーメイド・マーダーズ」「モネ・マーダーズ」に続き、事件そのものはそれぞれ完結するのですが、残置の案件があるので、後を引く作りになっています。 ジェイソンの視点で綴られます。ジェイソンはトラブルが寄ってくる体質で殺人事件に巻き込まれ、普通の事件物として読んでも十二分に面白いです。 恋愛面では、前2冊ではサ…
ショーン・マイケル スカーレット・ベリ子 冬斗亜紀
チル76
最近BLニュース記事きっかけでの作品購入が止まらない… とうとうノベルまで買ってしまいました BL小説自体は昨年初めて1冊目に手を出し、その後2冊ほど購入しましたがまだ実は読めていません… なのに新たに買ってしまいました(。・_・。) 「短編小説」ならサクッとイケるんじゃない?という気持ちで記事を読んでみたらあらすじに惹かれてアッと言う間に2冊も買っちゃいました♪ 翻訳された作品…
renachi
潜入捜査で関係を持った二人が、お互いを忘れられずに再会するお話。BDSMプレイ?でエロ多め。再会後と潜入捜査中のシーンを行ったり来たりな構成で、現在と過去の行為中の心理描写で伝えてくる感じ。 プレイ内容がマニアックで、本心でないセリフと本音が混在しており、特殊な状況がさらに面白くなっていた。 BDSMクラブ内で情報を集めるために、ハードなプレイを行う二人。偽名を使い、別人を演じていたはずが…
ベッカ・シーモア Dite 冬斗亜紀
短編の良さが最大限に発揮された作品だと思った。とある一瞬を迎えるために、モヤを一つ一つ晴らして進んでいくような、丁寧な描写に引き込まれる。 現在軸で見ればほんの短い間のことで、失恋相手に再会してくっつく話、と一言で終わってしまう内容。だがその瞬間を感動的にしてくれる構成で、そこに辿り着いたときには、到達感に似た感覚があった。 八年ぶりの再会を果たしたショーンとミッチ。現在と過去のさまざまな…
もきゅ子
とても面白かった。 自閉症のマイロは会ったことも存在も知らなかった祖母から本屋を相続し、母親の故郷である小さな島へと移住を決める。そして本屋の隣でタトューサロンを営むギデオンと出会う。 マイロにはこだわりやマイルールが沢山あるし、社交辞令やオブラートに包んだ物言いは苦手で初対面の人にギョッとされがちなんだけど、ギデオンはそんなマイロを楽しい人だと思ってくれる。お互いがどんな人なのかを徐々に…
みざき
多種多様な人間が溢れる世の中で、「普通」であることを重んじる傾向にある世間にはどうにも溶け込むことが出来ず、なんだかしっくりこない生きづらさを感じている人々にフォーカスを当てた作品。 とっつきやすいか否かで言うと、読み始めは主人公・マイロの独特な表現にとっつきにくさを感じたのです。 ですが、読み進めていく内に全く気にならないどころか愛おしさを覚え、リトル・ビーチでの穏やかで優しい生活と、人と人…
梅もやしさん。
普通にミステリーとしても面白かった BL的にはきゅんとする箇所が所々あり、お互いを意識しだして好きになっていく過程がたまらなく萌えました。 M/Mと呼ばれるジャンルは初めてでしたが良かった!いつもエロ満載なノベルばかり読んで来ましたが、エロ少な目なのもいいですね。 翻訳ものはあまり読んで来ず、別サイトのお勧めで題名を目にして興味を持ち買いましたが、初めの数ページ読んだら、独特な言い回しに…