小綱実波さんのレビュー一覧

背中を預けるには 3 小説

小綱実波  一夜人見 

キャラの数だけ愛がある!

かなりのボリュームでしたがページを捲る手が止まらず、読了後は喪失感と達成感が押し寄せてきました。

間違いなく神作品。

転生ファンタジーで最終的に主人公カップルはハッピーエンドで終わるのですが、その幸せはたくさんの人物の犠牲の上に成り立ちます。
そこが切なく、際限なく世界を描けるWeb作品ならではなのでしょうか。近年の商業誌ではなかなか味わえない余韻を感じさせてくれました。

全て…

4

背中を預けるには 1 小説

小綱実波  一夜人見 

これは生まれ変わりではなく全くの別人!!

一巻の9割がた読んだ感想です。間違いなく神作品ですが、これではあまりにルカがかわいそすぎて読んでいられません。途中からなかなかイオニアが前世であることを告げないレオリーノにイライラしてきます。
しかもイオニアの記憶はあるけどイオニアではないというのは生まれ変わりと言わないのでは??姿形は変わってもそのまま意識を受け継いでいる設定だと思っていたのでわたしには合わないかもしれません。
これはグラヴ…

1

背中を預けるには 3 小説

小綱実波  一夜人見 

結末は想像より深いものだった

とうとう最終巻です。
主人公の2人はくっついたし、あとは裏切り者を裁くのみ。裏切り者の目星もついてるし、そんなに波乱はないだろうと思ってました。

しかし、同じ能力の異能者って居るの?
ワンピースの悪魔の実みたいに、風を操る力を持つ人が死んだらどこかで風を操る力を持つ異能者が生まれるんだと思ってました。
ヴィーだけじゃなくて、あの人たちも同じ能力者だったとは。
今回はリーノは大人しくし…

3

背中を預けるには 2 小説

小綱実波  一夜人見 

心が通じ合いました

ヴィーとリーノの心が通じ合いましたね。
くっつくのは3巻なのかと思ってたので嬉しいです。
それにしてもリーノは自分から危険なところに飛び込もうとするので、周りの人達は生きた心地しないですよね。リーノの護衛を任されてる人は本当に大変です。
もう少し、自分の美しさや体力のなさ、そして自分を大事にしてくれてる人たちの気持ちを理解して欲しいです。
さてさて2巻では自分の招待をヴィーに明らかにしまし…

3

背中を預けるには 1 小説

小綱実波  一夜人見 

過去に捕われる男たちの苦悩

すごく良い作品と聞きながら積読でしたが、ようやく時間が出来たので読みました。
この世のものとも思えぬ美しい少年が前世の記憶を夢を通して知っていきます。
過去と現在を交互に話は進みます。
現在は天使のような美しさとか弱い体を持った貴族少年。方や王弟殿下の護衛を任される剣術体術に優れた平民少年。
あまりにも相反する2人だからこそ、話は複雑になっていきます。
私は電子で読んだのですが、カタカナ…

3

背中を預けるには 1 小説

小綱実波  一夜人見 

大好きな物語です

カタカナが苦手で覚えられないので、レビュー上位にいるのは知っていながらも読むのを戸惑っていました。
しかし歳の差体格差が大好物なので読んでみたら、どハマりして夢中で3巻まで読んでしまいました。今は番外編を読んでいます。

フラットな文章で、視点が変わるところは改行があるので読んでいてわかりにくいことはありませんでした。また、カタカナ名前が苦手ですが、人物の簡単な説明は冒頭に説明ページがあるの…

2

背中を預けるには 3 小説

小綱実波  一夜人見 

これからも心に住み続ける物語

一巻から一週間ほどで三巻まで読み終わりましたが、作者様の繊細で、緻密で、丁寧な文章にしっかり心を掴まれ、引き込まれました。
ものすごーくプロットを練られていたんだろうな、と思います。


ここからは本文の内容に触れますのでご注意ください。


読んでいて、なぜそこまでの無体を、と何度も思いました。例えばレオリーノが誘拐され、乱暴を受けた描写。爪を剥ぐなんて、必要だった?と。でも、そこ…

3

背中を預けるには 1 小説

小綱実波  一夜人見 

でも長い

普段高尚なものを読んでいるわけでは全くないのですが、文章が直接的というか含みがないというか、惹かれませんでした。私がなろう系に慣れてないからか、Webで読んだらまた違う印象なのかもしれません。映像のように全てを描き出すような書き方で、話に関係ない部分も多くある気がしてとっても長い。制約がないのがきっと良さなのだろうし、難読とか勿体ぶった言葉がない分誤解しにくく読み易いのですが。
巻頭の登場人物紹…

8

背中を預けるには 番外編集 運命の男達 小説

小綱実波  一夜人見 

出会えてよかった物語

BLにはまったのは最近のわたしですが、長年ファンタジー小説読みをしてきた中でも「背中を預けるには」は本当に面白い作品でした。本編ももう何度も読み返していますし、この番外編集も本編の余韻に浸れるすてきなお話ばかりです。電子で買って怒涛の勢いで明け方までかかって読んだしまったので、年末年始にまたゆっくり読み返そうと思っています。

ウェブでも公開されていた短編集もよいですが、なんたって書き下ろしが…

6

「背中を預けるには 番外編集 運命の男達」コミコミ特典SS小冊子「愛に酔えばいい」 グッズ

意外な・・・

本品は『背中を預けるには 番外編集 運命の男達』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

テオドールと宰相の結婚祝いの酒席での出来事です。

テオドールと宰相の結婚を祝うため
酒宴が行われる事となりますが

レオリーノはあまりにも急な話だったために
お祝いの品も準備できなかった事を残念に思い
グラヴィスにどうして突然の祝いになったのか尋ねると

ルーカスが結婚祝いにテオデール…

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