小綱実波さんのレビュー一覧

英雄はアンブロシアを喰む 下 小説

小綱実波  円陣闇丸 

壮大な叙事詩

数多ある、いにしえの神々の神話に連なる物語です。
ファンタジーと一括りにしては勿体ないと思うのです。神の思考は時に残酷であり無慈悲でもある。
神々の意思に翻弄されながらも、懸命に生きる主人公にエールを送りたいのです。

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背中を預けるには 3 小説

小綱実波  一夜人見 

言葉より涙が溢れ出す怒涛の最終巻

恐ろしい読み応えだった……

読む手が止まらないとはこのこと。最終巻としての期待度を裏切らない超絶怒涛のクライマックスは、言葉よりも涙で紡ぐ圧巻の読後感でした。
最終巻なのだから、全てがハピエンで終わるのが当然みたいなところもありますが、この作品はその当然のことにすら甘えきっていません。読者が期待しうるレベルを100も200も超えてくるストーリー展開がもはや神。ただのハピエンじゃないんです。…

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背中を預けるには 2 小説

小綱実波  一夜人見 

人としてダメになりそう

んっっとにもう……

この作品のヤバさは1巻を読んだときに思い知っていたはずなのに、読み始めたら止まらんのですから恐ろしい中毒性にまたしてもドボンでした。
読み始めたらある程度のことは覚悟しなきゃならんのがこの作品の副作用です。何をするにも話が気になって何も手につかない。やることはいっぱいあるのに、用事をこなす合間に読み耽ってしまって、人としてダメになりそうでした(笑)


1巻は導入…

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背中を預けるには 1 小説

小綱実波  一夜人見 

全ての予定を白紙にする魅惑のモンスター作品

なにこの面白さ……ヤバいなんてもんじゃない。

今日予定があったんです。急ぎじゃないけど、家の片付けやっつけたら、出かけてあれしようこれしようと頭の中には今日の計画がしっかりありました。
ちょっとだけ冒頭読んだら、さて今日の予定に取り掛かるか。なんて思っていたところまでは良かった。

読み始めたら最後。と……止まんねぇぇぇーーー!!((((;゚Д゚)))))))
なにこれナニコレ、何こ…

1

背中を預けるには 3 小説

小綱実波  一夜人見 

やっぱり

素晴らしい!大大大好きな作品です!!
何度も読みたくなって、何度も涙し、元気をもらい、
心に潤いをいただいてます。
この年末もまた、この世界に浸かっております。

まだこの作品に出会えていない皆さま、
ぜひ、読んでみてください!!

フンデルト、最高。


1

英雄はアンブロシアを喰む 下 小説

小綱実波  円陣闇丸 

ウラヌンティウムよ永遠なれ!

上下巻通して、壮大な物語を大団円で締めくくってくださり感謝の気持ちでいっぱいです。
ファンタジーが苦手な私ですが続きが気になって気になって・・・
前作、「背中を預けるには」シリーズに負けぬとも劣らない素晴らしい作品だと思います。

上巻発売から時間が空いたこともあり、思い出せるかなーでも遅読の私が上巻を改めて読み直すのは面倒・・・
更に下巻では、上巻以上に神々の登場が多いこともありストー…

3

英雄はアンブロシアを喰む 下 小説

小綱実波  円陣闇丸 

まごうことなき傑作

とても素晴らしい物語でした。素晴らしいという言葉が薄っぺらく聞こえてしまうほど、濃密で壮大なストーリーでした。

藍とニキアス、そして悠斗、カイロス、シメオン、セルジオス、ユーニス……その他たくさんの登場人物によって編まれ、生まれて、誕生した物語を知れてよかった。出会えてよかったと心の底から思います。

『愛する人と生きること』とはどんなものなのか、その覚悟と、覚悟の先にある唯一無二の幸福…

6

背中を預けるには 1 小説

小綱実波  一夜人見 

1巻は、まだまだ序章

ついに読みました!鈍器本。
めちゃくちゃ面白かった……!
400p超&二段組で結構なボリューム感ですが、読み始めると壮大なストーリーが頭の中に押し寄せてきて、ページを捲る手が止まりませんでした。

ただ、面白くなってくるのは後半1/3〜でしょうか。
と言うのも、本書の半分位がレオリーノの前世・イオニアのEPとレオリーノの生い立ちが占めていて、読みたかった【クラヴィス×レオリーノ】の話が後…

2

英雄はアンブロシアを喰む 下 小説

小綱実波  円陣闇丸 

壮大な物語の結末

ファンタジー世界を分厚ーい上下巻で満喫しました!上下巻通して読み終わった物語は、簡単に言うと『神様の箱庭で、神様に振り回される神の血を引く者や人間達の奮闘記』という印象。上巻では十二国記と思っていましたが、下巻を読むと神話世界に近くてファンタジー感が強くてワクワクしました。

ニキアスと藍、ニキアスの親友カイロス、ニキアスと藍を支える悠斗・ユーニス・セルジオス・シメオン、古参の神子オケアノス……

5

英雄はアンブロシアを喰む 上 小説

小綱実波  円陣闇丸 

異世界転移

下巻が出るのを待って、ようやく上下巻ともに購入!分厚いのでわくわくしながら読みました。

しっかり者なのにどこかフワフワした雰囲気の藍は、26歳なのにティーンにみられるのが悩みの俳優。クォーターの彼がようやく掴んだ大仕事の海外での撮影で、ボディガードの狼目の男と出会い、無理やり異世界へ転移させられてしまう。ボディガードだった男の正体は、滅びかけている祖国を救うために藍を転移させたクロノキアとい…

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