千代崎さんのレビュー一覧

liar[ライアー] 下 コミック

千代崎 

言葉が足りなかったあの頃に潜む温かさ

 真に孤独な人生が始まる前に、また、新たに孤独な生命を生み出す前に、圭が春の手を取る勇気を出してくれて本当に良かったと安堵しました。もちろん、彼がその選択をすることができたのは、春が諦めずに何度も圭の前に現れて行動し続けたおかげ。春もずっとすべてを曝け出せていたわけではない。彼にも臆病な部分はあって、圭との接し方を間違えたと後悔していた気持ちもある。

 圭から見たら周りは皆自分より強い人、恵…

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liar[ライアー] 上 コミック

千代崎 

本当に必要な人は誰か、心の底ではもう分かっているよね

 あまり大きい声では言えませんが義兄弟も含め兄弟ものが結構好きなので(笑)、久々に読めてちょっとテンションが上がりました。なかなか寝付けない体質というのはさほど珍しくもないですが、圭のようにしょっちゅう悪夢を見たり、夢遊病を発症したりと睡眠障害と言えるほどの深刻なレベルにあるのは、さすがに痛ましかったです。母親との別れは幼い彼に大打撃を与えたんでしょうね。

 圭が求めるものに早い段階で気付き…

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liar[ライアー] 下 コミック

千代崎 

読みたかったところが読めず惜しい

非常におもしろかった上巻から引き続き下巻へ。
義兄弟BL、読み応えのある上下巻で良かったのですが…
うーん、本音を言えば上巻の方がまとまりが良かったように思います。
下巻で読めるのかなと期待をしてしまっていた部分が描かれていなかったり、明かされると思っていたセリフが明かされなかったりとすっきりしないことが多く、萌と悩んで2.5寄りのこちらの評価になりました。

というのも、下巻で明かされ…

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liar[ライアー] 上 コミック

千代崎 

設定と話運びの上手さ

破れたジーンズを直して穿こうとする攻めがちょっと好き。

人気と知名度がある芸能人なのだけれど、庶民派な感覚もある人なのかなーと思いながら追っていくと…
あれよあれよと義兄への執着心がじゅわっと滲み出てくるではありませんか。
人懐っこさがありそうに見えて実はそうでもなさそうな雰囲気がぷんぷん香ってきます。うーん、良い。

義兄弟の一筋縄ではいかなさそうな再会もの。
初めましての作家さ…

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liar[ライアー] 下 コミック

千代崎 

評価は悩む所ですが……(>_<)…‼

上下巻を通して読むとやっぱり未回収事案というか、勝手に私が上巻で嗅ぎ取ってしまった数々の気になるアレコレへの疑問が残ってしまった…
私の読解力が低いのか、逆に深読みし過ぎたのか…
この辺の消化不良感が残ったなぁ~というのが読後の感想で半分を占めました

もう半分は当然ですが、2人の物語を最後まで見届け切れた事への満足感です!満足感、ちゃんとあるんですよね♪
モヤッと消化不良があるにも関わ…

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liar[ライアー] 上 コミック

千代崎 

雰囲気がありますね

初めての作家様です

広告やレビューで気になったので読んでみました

とても作品全体を通した雰囲気がありますね
内容はもちろんですが上下巻共に読み取れない表情を見せる表紙からも既に何かを感じさせるような空気が伝わります

上巻のレビューなので多くは書きませんがすっごい色々気になる布石が多いです!めちゃくちゃ早く下巻を読みたくなります
読ませ方が上手ですね

統一された雰囲気がす…

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liar[ライアー] 下 コミック

千代崎 

ちょっとしっくりこないところもあるけれど、溺愛執着攻めはやはりいい!

(こちらは下巻のみのレビューです)

上巻で婚約者の浮気現場を見させられて…の続きから。

上巻は、受け視点で垣間見られる攻めの春の強い執着がとてもいい!と思ったんですが…。
下巻は読みながら、ちょっとしっくりこない部分が多かった気がします。

例えば高校時代、春は家で女子とセッして、それを圭が見てしまう。受けへの想いを拗らせて女子を抱くのはよくあるシチュですが、夜に圭を抱いてるのに…

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liar[ライアー] 上 コミック

千代崎 

受け視点で匂ってくる攻めの執着がとてもいい!

先生の作品は数作拝読しています。
こちら連載中に飛び飛びで読んでいて好きだったので、単行本読んでみました。
(こちらは上巻のみのレビューです)

血のつながらない義兄弟ものです。
攻めの春が弟で俳優、受けの圭が義兄でリーマン。圭には同棲中の婚約者がいます(セックスレス)。
(「faker 」の受けの瀬川が、圭の同期として序盤に少し出てきますが、スピンオフという感じでもないです。)

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liar[ライアー] 下 コミック

千代崎 

拗れてしまったその先

全然噛み合わないふたりがもどかしい。
居場所が欲しい圭と、家族として受け入れられない春。春にとっては好きな人だから到底受け入れられないんですよね。お互い曖昧にしてきたことでお互い傷ついて終わりが見えない。
正直もうダメなままなのかと思いました。
春が圭の婚約者にいった言葉が本当に切なかった。どんな気持ちであの言葉を言ったのだろうと…
最後の最後でもう涙が溢れました。
本当に胸が締め付けら…

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liar[ライアー] 上 コミック

千代崎 

拗れてしまった愛

上巻は始まりに過ぎません。是非下巻まで読んでください!
義兄弟ものです。
弟×兄
先に言っておきたいのは修正紙は白海苔です!
おすすめです!
注意が必要なのは受けには奥さんになる予定の人がいるということ。その彼女も浮気していますが…
結婚予定の圭の前に現れた弟(俳優)
幼い頃に掛け違えてしまったボタン。
もう一人で寝るという言葉がここまでふたりを拗らせてしまうとは。過去のトラウマか…

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