寺崎昴さんのレビュー一覧

「モーニングワーク」コミコミ特典小冊子「アフター・モーニング」 グッズ

休日前の恋人たち

本品は『モーニングワーク』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、休日が重なった前日お話です。

久々に休みが重なった日の前日、
杉嶋は久野の家にお泊りしてふっぷりと互いの熱を
堪能します。

久野から「明日、デートしよう」と言われた杉嶋は
身体が浮き上がりそうになりますが
心と反対に顔は不機嫌にしかめてしまいます。

しかし久野はそんな杉嶋の不機嫌さを気にした様子もなく

0

モーニングワーク 小説

寺崎昴  サマミヤアカザ 

誰よりも大切な人のために

今回は遺品整理会社の社長の甥と従業員のお話です。

他人と距離をとって生きる受様の新しい恋の話と
受様の元彼の恋話と攻様の過去の恋話を収録。

受様は小規模な遺品整理会社で働いています。
遺族からの依頼がほとんどですが
家族に迷惑をかけない為に生前契約をする人もいます。

またこの会社には社長の甥である攻様の提案で
ゲイ向けのサービスがあり、ゲイである受様は攻様が
その業務を…

3

モーニングワーク 小説

寺崎昴  サマミヤアカザ 

真ん中の短編がめちゃくちゃ良かった!!!

すごく不思議な読書体験でした。
本編に出てくるキャラクター達のほとんどに全く感情移入できず、なんなら攻めの久野みたいなタイプが本当に苦手でなんでこんな事するわけ?とイライラしてきたんですが、なぜか読む手は止まらず一気に読破。
読み終わったら、なんだかいい話を読んだなぁという気分になりました。

そして真ん中の短編、セルフィッシュ・コンフェッションがめちゃくちゃ刺さりました。
本編に出てく…

5

モーニングワーク 小説

寺崎昴  サマミヤアカザ 

過去の恋が痛い

久野×静秋


ゲイの2人の、過去の失敗した恋の
痛みと悲しさと孤独感を背負ったから、
今の恋愛に臆病になった。という
心が痛くなる設定がとても良かった。だけど、

ゲイなのに女性と結婚して、彼氏も作って、
家族を愛する一方で、
彼氏との愛も大切にしているという考え方も少し書かれている。
愛は一人に向けるものではないみたいの理論に、
個人的には、どんなに愛していても、
不…

4

アゲインスト ~犬嫌いは黒柴社長と恋に落ちるか~ 小説

寺崎昴  yoshi彦 

差別って難しいですよね

ギフテッドに続き、2作目の獣化症の話。 

面白いです。

テーマは"差別"です。全作同様。
ルッキズム+セクシャリティ。
簡単には語れないです。こちらはBLで、ケモ耳で、という枠組でストーリーが組まれてますが。
獣化症はそもそも、獣人とも少し違うんですよね。あくまで、見た目が獣な人間。能力は高いけど、子孫は残せない。

これって、現代社会でもありますよね。
神経繊維…

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孤独な神竜は黒の癒し手を番に迎える 小説

寺崎昴  ヤスヒロ 

domsub入門編

 最初から最後までほっこり。
 しっかりDom/Subユニバースという訳じゃない(もうひとつの性別〜とかサブドロップ〜みたいなややこしいワードはない)から、「domsubならよく分からないしやめとこうかな……」って人でも気軽に読める。
 マイナスな感情・感想は特にない平和な話だった。
(邪龍、悪魔扱いするあと男には少しだけモヤっとしたけど)
 エピローグの痴話喧嘩が可愛すぎる。民の「雷雨だ…

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強面黒豹パパは三毛猫男子に初めての恋をする 小説

寺崎昴 

パパなのに初恋?

どういうことかと思ったけど、読んだら納得。
初恋どころか、初めての友達にふわふわしてる黒瀬が可愛かった。友達なのにいきなりプロポーズみたいなことしちゃう天然ぶりが強面とのギャップで良かった。恋がどういうことか知ってく様も良かった。
環はおっとりしてるようで、初対面の親子を自分の料理教室へ勧誘してしまうちゃっかりものでぐいぐい行く感じかと思いきや、空気を読みすぎる予防線を張るくらいには常識的で真…

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雪融けのオークショニア 小説

寺崎昴  兼守美行 

あんまり…

寺崎昴先生の「ギフテッド~狼先生は恋をあきらめない~」とか「アゲインスト ~犬嫌いは黒柴社長と恋に落ちるか~」が好きなので、初めてのモフモフ以外のお話を楽しみにしていました。

ただですね、攻めの誉也以外とのセックスシーンより、ビジネスでの取引き相手である的場とのセックスシーンが多かったのには閉口してしまいました。

いえね、別に良いんですよ!瑞生が仕事を頑張って行く上で必要だったんだし、…

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「雪融けのオークショニア」コミコミ特典SS小冊子「レスト・イン・ピース」 グッズ

過去ではなく未来に向かって

本品は『雪融けのオークショニア』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、瑞生が父の墓参りに行くお話です。

瑞生は父の命日に久しぶりに実家に立ち寄り
母と共に父の墓前に花を供えてきました。

誉也との出会いで父に対する拒絶感はなくなったと思ったし
尊敬もできるようになったはずでしたが

父と語り合うことなく過ごしてしまったたためか
父を思い出すたびに実際にはまだ蟠りを抱えている…

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雪融けのオークショニア 小説

寺崎昴  兼守美行 

新たな道を示してくれた貴方と共に

今回は貴重な美術品所有者の孫と
オークション会社の日本支部長補佐のお話です。 

攻様の祖父の美術品の売買仲介を望む受様が
攻様との付き合いから新たな生き方を見出すまでと
恋人になった2人の続編短編を収録。

受様は海外資本のオークション会社の日本支部にて
日本美術のスペシャリストをしています。

受様の亡き父は日本美術史界の権威で
受様は幼い時から美術の英才教育を施されます…

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