黒崎あつしさんのレビュー一覧

南の島は恋の罠 小説

黒崎あつし  かんべあきら 

え~、なんて言えばいいのか・・・

明仁(攻)のあまりの非常識さにちょとイラッと来たんですが、それ以上に和志(受)にもうんざりしました。個人的に『口の悪い』『ツンすぎる』受が大の苦手なので。
もうどこにポイントを置いて読めばいいのか、と困ってるうちにあっさり終了。

でもこれは、私がキャラクターがまったく好みじゃなかったというのも大きいです。ですから、『俺様ツン受が攻に尽くされる』ストーリーがお好みなら、また違うのかもしれませ…

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無駄な抵抗はやめておけ 小説

黒崎あつし  タカツキノボル 

作者買い

黒崎さんの作品が好きなこともあり、購入です。
今まで読んでいなかったことが不思議です(笑)

幼馴染再会もの。
知尋は、懐いていた幼馴染のお兄ちゃん志朗に大人になって再会します。
子供のころは甘ったれだった知尋ですが、
子どものころの志朗に冷たい対応をされたことで、
辛い思いをして、それからはクールビューティーとして成長しました。
トラウマとして志朗とのことが残っているのに、
再…

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憂える姫の恋のとまどい 小説

黒崎あつし  テクノサマタ 

ギリギリ良かった

黒崎さんは結構好きな作家さんで、
「悩める秘書の夜のお仕事」が何とも好きで何度も読んでおり、
リンク作品ということで、この作品がずっと気になっていました。
ただ、なんかお稚児さん?的なお話に思えてしまい、
なかなか手が出せませんでした。

祖母に売られた朔と買ったヴィクトルのお話。
買われたというお話なので、読みながら、
「朔がお人形さんのような存在で、意思のないお稚児さんものだっ…

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南の島は恋の罠 小説

黒崎あつし  かんべあきら 

やんちゃ強気なオレ様だけど男前ブリも発揮

就職浪人の老舗呉服屋の長男で、書店でアルバイトをしてる受け様は、
南の島ご招待のキャンペーンに書店アルバイト仲間に誘われるまま応募するが
5人で応募したのに、当りを引いたのが受け様一人、周りに勧められるままに
一人旅行に参加する事に決めた受け様でしたが、それは3年も前から受け様に求愛
している攻め様の企てによるものだったんです。

何も知らずに個人所有の南の小島にヘリコプターで連れてこ…

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憂える姫の恋のとまどい 小説

黒崎あつし  テクノサマタ 

かぐや姫ですか・・・

黒崎さんらしい作品でした。ただし、私のあまり好みじゃないタイプの。決して悪くはなかったんですが、ストレートに『よかった!』というのもなぁ、という感じでしょうか。

黒崎さん、基本的には好き作家さんなんですが、ときどき『う~ん・・・』というのがあるんです。大抵はキャラクターなんですが。

スピンオフ元の『悩める秘書の夜のお仕事』が、私は攻のキャラクターがまるっきりダメだったので(ストーリーや…

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憂える姫の恋のとまどい 小説

黒崎あつし  テクノサマタ 

かぐや姫が月に帰った時にホントの恋が始まる

前作の「悩める秘書の夜のお仕事」のスピンオフ作で、書下ろし短編には前作の二人の
甘々な休日も読める2倍のお楽しみ作品です。

前作の受け様を誘っていたヴィクトルが攻め様で登場しているのですが、攻め様が
可愛そうな日本人の子供を助ける事からお話は始まります。
相手役が14歳の朔で、とても複雑な家庭環境で育っている男の子なのです。
祖父からは多情で淫乱な母親が誰の子供か分からない受け様を身…

5

熱愛未経験。 小説

黒崎あつし  六芦かえで 

キャラクターが意外でした~。

前作は今ひとつ(以下)だったのですが、こちらはけっこうよかったです。とにかく、前作の貴史(攻)がダメだったので、それに比べたら、ということで多少は上積みされてますね。でも、単体でも決して悪くはないんです。

前作で、一弥(受)のエピソードあれこれ(特に退職関係)がやけにあっさりスルーされたな、と思っていたんですが、こちらが出るからだったんですね。

こういうキャラクターのつながりがあるスピ…

3

恋愛未経験。 小説

黒崎あつし  六芦かえで 

中途半端な気が・・・

設定は悪くないんですが、キャラクターがどうも今ひとつでしたね。

直己(受)は思い込みは激しいけど(でもあれは直己だけのせいじゃないと思いますが)、健気で純粋ないい子です。
『死ぬ前に一度だけ!と思ったら(死ぬというのは)勘違いだった』も、『たまたま出逢って好きになった人が就職先の社長だった』も、まさしくベタですが、それはいいんです。ただ、その先の展開がどうにも好みではなかったんですよ。…

1

運命の恋は甘く囁く 小説

黒崎あつし  明神翼 

傲慢かと思ったら尽くすワンコだった。

三ツ谷京(受)は、私の好きなタイプとは言い難いのですが、別に嫌ではなかったです。限りなくデレ成分が少ない『ツンデレ』というんでしょうか。もしこれが攻なら、絶対ダメだと断言できますが、私は受に関しては非常に許容範囲が広いようです。

恵藤まお(攻)が、前半は何とも傲慢なイヤな奴で、正直うんざりしてたんですが、実は演技だった(それが京の好みだという間違った情報によります)という驚きの急展開ですよ…

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恋の予感は甘く香る 小説

黒崎あつし  明神翼 

止まっていた時間。

表紙イラストの華やかさに反して、なんとも地味なストーリーでした。
香留(受)のキャラクターがあまりにも天然というか、おとぼけというかなので、全体に単調な印象でしたね。実際には事件も起きてるし、わりと起伏もあるんですけどね。

聖志(攻)は、停滞を壊す役割です。香留は亡くなった前マスターの遺志を継ぐように、7年も自分のことは後回しで(給料すら出ないような状況で、店のバックヤードに住み込んで)…

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