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剛しいら ひたき
碧雲
ピュル、キュルという異音で会話をしだす輝。宇宙人の言葉がミューミューと可愛らしい。 もうれつな男食いは、宇宙人に体を乗っ取られていたからだった・・ 剛しいら先生、突拍子もないストーリーを描いて。 宇宙人を引きはがすと、内臓や脳に深く浸食しているため、寄生したETを無理に引き話すと宿り主が死亡することになるので、共存することに。 風刺を交えたギャグで、シリアスな面もある作品。 面白…
剛しいら ほたか乱
今、剛しいらさんの作者買いを続けています。 あちこちの書評に「ホントに剛しいら先生の作品なのか?」という疑問や「アホすぎる」という批評が目立つ作品。賞賛が少ないので、読む価値あるか?と、素通りした一冊ですが、割引になっていたので、電子書籍で購入。 批判が多い・・どこがどうダメなのか?中を覗いてみたくなるほど、レビューに「これはダメ」が多いけど、読んでみると、そんなに悪くない;この本は、ノリ…
剛しいら 北畠あけ乃
ネタバレ
天才型の飛滝は、憑依型演技。私生活が謎の人。素は強個性だが、演技して没個性にナリキルので、誰にも気づかれず私生活を送ることが可能。 無個性が個性の新人役者、篁はすぐ顔に出る、演技が上手くない役者。なり切れないので私生活で本人が自覚するより目立ってしまう。 この二人のキャラ、「ガラスの仮面」に出てくる競い合う二人の女優を意識したキャラ設定と言うのは、私も感じました。 ★あらすじ: 飛…
剛しいら 山田ユギ
クリスタル文庫の「花扇」を購入しましたが、復刻版は、同人誌の二作が編入されている事を、アマゾンのレビューで見つけて知ったので、単行本版も買う事にしました。 自分用のメモ: 絶版になって入手困難だったクリスタル文庫『座布団 』と『花扇』が、読者の復刊を希望する声を受けて白泉社から再販。 四六版、ソフトカバー、山田ユギさんの表紙 文庫にあった白黒のイラストは未収録。 文庫版の話に、同…
剛しいら 今市子
「顔のない男3巻」にある≪渡英した前田男爵≫(これも架空の人物)で調べたら、剛しいら先生のこの作品に、同じ設定が使われていたと知り、読みました。 造船業 広島辺りの架空の藩(実存したんじゃないかと最初勘違いして調べてしまった) 家老の息子 幕末 維新の動乱 17才 ・・という架空の設定。この架空の状況と似た境遇の先祖が幕末にいるので、興味を持ちました。 この小説の設定はあり…
剛しいら
徳間書店 Chara文庫「顔のない男シリーズ」番外編第四弾。 商業誌未収録作品。 市販されていない同人誌であっても、剛しいら先生にはコアなファンがついていて、読後レビューとネタバレがついているので、筋書きのあらましが把握できましたが、この作品にはないのが残念です。 「優しい男」1-3と併せて「夢の無い男」を一冊にして、電子書籍で出して頂きたい。この要望をアマゾンに投稿したらいいのかな…
「顔のない男」シリーズは、この巻で完結。シリーズ番外編の「優しい男」は同人誌で市販されていないので、諦めます。 続編を希望したくても作家没後なので、叶わないのが残念。 座布団⇒花扇に続いて、レビューで調べると、作風が似ているのがこのシリーズだということで、電子書籍で読みました。・・挿絵部分が全部空白で抜かれているのが残念だった。 好き嫌いあるかもしれませんが、私はこの二人の物語がとても面…
BL小説にあって、剛しいら先生の「花扇」「座布団」は、 耽美小説の代表と書かれていたので、本を探すことから作業して読みました。 結論だけ読めばよいと思って、クリスタル文庫の「花扇」だけ古書店で探して読みましたが、讀んだら、書評で得た期待以上で、やっぱり「座布団」も読みたくなり買いました。 過度な性描写がない、耽美小説と言える名著の一冊かもしれません。活気があった頃の浅草や日本橋界隈の様子が描か…
カラフル
以前から、ちるちるユーザーの人が耽美系小説のオススメで挙げられる事が多かったので、気になって手に取りました。JUNE小説の復興版だそうです。 「落語の世界がテーマ?馴染みが無いし、地味なのでは??」そんな不安をひっくり返してくれる不朽の名作です。 この小説を読んで鳥肌が立ちました。落語界が舞台ですが、どの逸話も面白くもあり、怖くもあり…。人間の業の深さや情念が際立つ話が多いです。これ完…
剛しいら 亜樹良のりかず
みざき
ネタバレ有りに設定していますが、物語の核心部については極力触れないようにしています。 イギリスに住む主人公の寿音(じゅおん)は、ある日ストーン・ヘンジを旅行中に謎の甲冑姿の男と出逢う。 酷く汚れた甲冑、数々の血の香り、通じない言葉。 奇妙な事だらけの男に怯え戸惑いながらもなんとか聞き出せたのは、"ランスロット"という名前と"マーリンという魔術師に時の彼方から…