剛しいらさんのレビュー一覧

人魚の誘惑 小説

剛しいら  麻生海 

うちの地元で大人気な本

何が理由だか分かりませんがうちの地元では発売と同時に売り切れた本です。
私が買ったのは最後の一冊だったという。

タイトルかな。
みんな人魚とか好きなんですかね。
私ですか?大好きに決まってんじゃないですか←

そりゃどんな魅惑的なマーメイドさんが出てくるんだろうって思うじゃないですか。
あと、人魚って「切ない」とか、悲恋のイメージないですか?
…そういう意味ではこのタイトルは本…

4

人魚の誘惑 小説

剛しいら  麻生海 

単純な真理程難しい

とてもそそるタイトル、でも蓋を開けてみたら生きる事、人と触れ合う事が
過去のトラウマで不器用な程苦手で傷つきやすく更に臆病さ故に流される。
そんな主人公の受けである大島理人を中心にきな臭い軍事や資源発掘を背景に
描かれた作品で、簡単にこれだからハッピーエンドって雰囲気の話ではなかったです。

結果的には信じていた相手に利用されある意味裏切られる展開でありながらも
誰かのために何かをする…

4

人魚の誘惑 小説

剛しいら  麻生海 

3人がそれぞれ主役なのかも?

今注目されている海底資源調査を舞台にした、3人の男が絡む物語。
劇的に何かすごい事が、とか滅茶クライマックスがという突出したものはなく、非常に沸点の低い物語なのだが、読み返すほどに何だか味わい深い物語だな~と思う作品でした。
地質調査の大島という男を中心にして、ワケアリの男達二人が絡み、
柱としては大島という人間が変化するという、それに他の二人も相互作用で変わっていくという、成長物語の要素が…

4

やってやるっ!(文庫化) 小説

剛しいら  石原理 

いよいよ次は新作・・・!

ノベルズの出版から12年!! 干支一回り~ Σd(゚∀゚;)
権藤組内部の根深い跡目争いに決着がつき、辰巳さんの次期組長襲名が決まりました。
3冊目にて、辰巳さんシリーズ再販終了ですよ。次から待望の新作です!!

その間、干支・星座シリーズの同人誌で追いかけてきましたが、やっと続きが読める!と
もの凄く楽しみにしています。
商業誌でのシリーズ再開を待って、同人でも描かれて来なかった、…

3

匣男 小説

剛しいら  吉村正 

不思議な感覚

表紙の陰鬱とした雰囲気に惹かれて購入しました。
自分では想像もつかないような、まさに奇想天外なお話でした。面白かったです。
エロでは無いのですが、カラー口絵が最高に格好良かったです。

--(以下ネタバレ含みます)--
小さいころから、納戸などの狭い空間にいることに安心感を覚える風宮(受け)
それを理解し、彼を支える祐一朗(攻め)と書くと、祐一朗がとてもいい人に見えますが、読んでる最中…

3

色重ね 小説

剛しいら  高口里純 

SはMの奉仕者

天才贋作師の受けと画商の攻め。
受けに男色の浮世絵を描かせるために縛り上げて体に教え込んでいく。
隠してた受けの被虐願望を引きずり出す感じですね。
はたから見るとMの受けがSの攻めに囚われたような感じだけど、実は魅せられたのは逆だったみたいです。
SはMの奉仕者って言葉がありますが、この話はまさにそれだなー
ラストの快適な座敷牢を用意するところもまさに奉仕。
出かける時は座敷牢に鍵かけ…

1

神のきまぐれ 小説

剛しいら  葛西リカコ 

まるでサスペンス映画みたいです

読み物としてはかなり面白い、作者もあとがきで書いているけれど、あの精神科医の
レクター博士に勝るとも劣らないまでの完ぺきな殺人を行う外科医の鈴村。
そしてその悪魔に魅入られ、自らも魅入った刑事の宇佐美。
この新感覚の微BL、果たして読者の心を掴めるか、自分の感想よりも他の人の評価も
気になってくる今回のストーリー。

推理的な要素は外科医の鈴村の人間性について、宇佐美が思考することでし…

7

教えてください 小説

剛しいら  いさき李果 

女性向けオナペット?目指せオヨメ~

男嫁と書いてオヨメ、男の娘(おとこのこ)と似ているような言葉遊びみたいですが、
攻め様はいたって真面目に受け様をそんなプロデュースして売り込む事を目指してる。
そもそもは、受け様の父親と攻め様が高校時代の同級生で、更に男同士で身体の関係も
あったが、受け様の他人のせいにしてばかりいるような性格に愛想が尽きて別れた経緯が
あって、その後は両親共に亡くなっているので、地元に帰ることも無く、疎遠…

4

教えてください 小説

剛しいら  いさき李果 

男嫁できました

何かリンクスでの剛作品の特殊設定以外の作品って今一つ微妙な感じがして”ンンンー?”って思ってしまう自分です。
今回もまた・・・
これでいいのだ!と言われてしまえば、”ハイ、そうですか。こういうのもありだよね”というけれど、好きかとか好みかとか萌えるかとか聞かれると、そうじゃないんだな~
ユニークだけど心に残らないっていうのかな?
前作、前々作もそうだったんですがそんな一冊に仲間入りしてしま…

2

強引マイラブ 小説

剛しいら  東野裕 

タイトル通り

亮二は仕事帰りに寄ったスポーツジムで好みの男・来栖と出会う。。
バーで酒を飲み、そのまま2人は1夜を共にする。
後腐れない相手だと思ったのに、次の日から来栖の度を超えた執着に悩まされる亮二だが…という話。
とにかく亮二が頑張ってました。
来栖のストーカーレベルの独占欲というか…しかし来栖の性格のせいか話は明るいです。
そもそも付き合ってないのに初めて寝た翌日に無理やり仕事休ませてベッド買…

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