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剛しいら 須賀邦彦
こにしそる
ネタバレ
出会ってからの一週間をえがいた「「ロマンティックな七日間」の続編で、こちらは同棲を初めてすっかり恋人として確立した真樹雄と裕也のその後の一週間をえがいています。 前より更に増して地味なお話でした。でも読んで良かったと思います。 その辺に住んでそうな二人、と作者様もおっしゃってます。 特別有名でもなく、借金もある、派手な暮らしはしていない男同士で同棲中の恋人。ドラマティックと思える出来事な…
剛しいら 麻生海
杏仙
皆様の評価通り 凪を交えてのセックスセラピーのような3pは痛くなくてよかったです。 主人公、理人はいじめが原因でだれとも親しくなれなくなって。 だんだん成長していくのもすがすがしいです。 スキューバダイビングをするんですけど 飛んでるみたいっていい表現でだと思いました。 私がスキューバダイビングしたときは ふわふわ浮いてる感じしかなかったわ。 イルカのプラトンの…
剛しいら 山田ユギ
bonny
師匠がその生き様でもって、芸の磨き方、愛するものとの向き合い方を弟子に示す。落語の師弟関係を軸に人間模様を描いた『座布団』の続編です。 山九亭初助は、落語で女を演じさせたらピカイチだが、弟子は感謝一人だけ、生涯独身。若い頃から頭角を現し、それなりの固定ファンを抱える彼は、上辺だけ見れば全く私生活の見えない落語家ではありました。初助が亡くなって一年。彼の評伝を書きたいというライターが現れ、初助…
JUNEに掲載されていた作品の復刊かつ新装版。 江戸落語の師匠、山九亭初助と脱サラして入門した弟子、金目(かなめ・後の山九亭感謝)の師弟関係を軸に繰り広げられる人間ドラマといってもよい物語。続編に『花扇』がありますが、セットで味わいたいところです。『座布団』は弟子の金目を中心に描かれており、『花扇』は師、初助の半生を中心に描かれた物語。全体を通して時系列が入り組んだ構成となっています。本作は…
この作品、とっても地味なのですが、好きな作品です。 7日間という限定された期間をメインにしているのも面白いです。 主人公の裕也は恋愛体質なのに臆病で、脚本家になりたいと思っているのに死ぬほどの情熱もありません。 お人よしなのに心の中では悪態もつくし、卑屈で口も悪い。 剛しいらさんの、こういう地味系のお話って、人間臭いと言うか、セリフが落ち着いていてキャラクターの歳相応さが出ており、文章…
M+M
「小説chara vol.13」応募者全員サービスの小冊子102ページです。 小説のイラスト(表紙や挿し絵)を描かれた方が、小説の一部を元に漫画を描かれています。11本中7本が描き下ろしだそうですが、どれが描き下ろしなのかは明記ありません。 原作小説の紹介に1ページ、それからマンガで7~11ページで収録されています。あらすじだけでなく、人物相関図やツボ度チェックまであるのが嬉しいです。…
丸ごと1冊表題作で、巽(受け)の目線で進んでいきます。 「ヤクザ→料理人」×「寺の息子→コック」の二人の話です。 過去のある二人が、心を近づけていく様がとても良かったです。特に、坂東ですね!巽の方は、結構序盤の、坂東の優しさに触れたときから好きになるのですが、過去にヤクザとして3人も死なせてしまった坂東は、身体は抱いても心は抱かないと告げます。それが、徐々に気持ちが傾き、遂には巽の過去…
剛しいら 緋色れーいち
エロい方じゃなくて大人でも遊べる玩具がテーマで、売る側・泰明(攻め)と、作る側・聖(受け)の話です。 巨大カンパニー・天王寺グループの総括代表取締役の三男である泰明は、「おもちゃの王国」の社長。売り上げが芳しくないことから、高い技術を持つ海原工業を買収しようと訪れるが、対応してくれた聖に好意を持ってしまい、買収の話どころか、身分を偽り「鳴神信也」の名で営業として働くことになってしまう。一緒に…
私は基本的に3Pは苦手なのですが、この作品は大丈夫でした。 やや強引ではあっても、攻めが受け意思を無視して陵辱したり、快楽に落としてやるということがなかったからかなと思います。 また、セックスはスポーツ、又は単なる性処理、という単純な思考で行われたものではなく、利害の絡む思惑があるのも面白かったです。 出てくるエロは、加島×大島、凪×大島、加島×凪でした。 三人それぞれが、…
剛しいら 徳丸佳貴
社会人が趣味で集う合唱がメインになっています。それ以外にも、エッチ場面や詫間が襲われたときの救出場面などに、合唱を効果的に使っています。それをふざけていると感じた方は合わないと思います。私は面白かったです。でもエッチ中に歌うのはどうよ、とちょっとは思いました(笑) 詫間の目線で進みます。 丸ごと1冊表題作ですが、全体は大きく3つに分けられます。 詫間(受け)は営業の仕事のため、相手先…