伊達きよさんのレビュー一覧

春になるまで待っててね 小説

伊達きよ  犬居葉菜 

幸せ慣れしていない捻じれてめんどくさい受 補記あり

獣人もの。ムーンライトノベルズ 人気作。
苦労人の心配性・めんどくさい性格になった小型リス獣人・リックが、
セレブ大型熊獣人・デイヴィスにすぐ懐かず、好きなのに困らせる心理描写を楽しめる人向け。

内容に寄り添うようなメルヘン調の表紙と挿絵の四六判単行本は、まるで「大人むけ絵本」。
著者による表紙絵の説明は、
「二人の雰囲気、視線のやり取り、舞う花びら。冬の寒さと春の暖かさを感じる事が…

12

嫌われ神子の8年間 小説

伊達きよ  北沢きょう 

ちょっと複雑な性格の受

著者は、ツイッターでも不定期にショートストーリーを投稿しています。
どちらかというと、ファンタジーのオメガバースモノが好きな作家みたい。

この作品は、ナロウで投稿版を読み、編集されて磨きこまれた商業版を読了。
比較すると、やっぱり商業版のほうが練れて完成度が高い。読後の満足度が高いのは商業版です。

ホントに気の毒な受の圭は、常に自責思考で自虐的。
圭は、突然異世界に同意なく神子と…

7

物言わずとも愛語る 小説

伊達きよ  北沢きょう 

異世界入れ代わり身代わり花嫁で獣人でもアイデアと世界観に拍手

魔法で異世界に入れ代わり身代わり花嫁で獣人と。
盛りだくさんですね!

分厚い本に怯みましたが飽きることなく1日かかって読み終わりました。

主人公莉央の言葉についての思いの変化や、言葉の通じない異世界で通じないからこその王アルヴァロとの信頼関係。

とっても長いお話ですが、丁寧に書かれてあり余分なエピソードや会話やモノローグや描写もなく、本当に読み応えがありました。

うさぎの…

5

『春になるまで待っててね』電子限定おまけ「海とナンパとサングラス」 グッズ

ラブラブ海水浴

二人の休日。ディビス号(リック命名)に乗って海に海水浴に来ました!

相変わらず甲斐甲斐しくリックの世話を焼くディビス。

海で存分に楽しんで、浜で休憩しながらディビスが食べ物を買ってきてくれるのを一人で待つリック。

そこへナンパの二人組がやってきて…。

もう二人が可愛くて仲良くて大好きで。
リックはもっとやりたいことや行きたい所をディビスにリクエストしたらいいよ!ディビスも…

5

『春になるまで待っててね』電子限定おまけ「海とナンパとサングラス」 グッズ

こんなの、リックじゃなくてもグッと来るわ!

電子限定特典のショートストーリーです。
ムーンライトノベルズさんの方で書籍には未収録の番外編が掲載されてるんですけど、そこでチラッと語られた二人の海水浴デートのお話になります。

ところで、私は既に出来上がってるカップルのイチャ甘と言うのが大好きでして、むしろそのイチャ甘を読む為に、頑張って本編を読んでたりするんですよ。
世のBLカップルは、なんでみんなこんなにスレ違うのよと悶え苦しみなが…

4

『春になるまで待っててね』電子限定おまけ「海とナンパとサングラス」 グッズ

本編の書き下ろしより好きでした

どうしても本編ではリックとディビスの2人だけの閉じた世界でした。

それはそれで優しくて甘い世界で良かったんですが、こちらの電子限定書き下ろしでは初めて2人に第三者が絡んで来ます。

だから2人が周りからどう見えてるのかを知る事が出来て、ニヤニヤしながら読むほど面白かったんです。

ディビスの運転する車で2人は海水浴に行くのですが、散々2人で楽しんだ後にディビスは食べ物を買う為にリック…

3

春になるまで待っててね 小説

伊達きよ  犬居葉菜 

リックさんとディビスさんの物語。

リックさんとディビスさん。リスとくまの獣人。
まるで絵本のような物語でした。

冬眠のお話は初めてで、フィクションかもしれませんが
こんな感じなんだ〜と興味深く、楽しかったです。

本編はほとんどディビスさん家の中とベッドの上でのお話です。

ディビスさんが大きくて真面目でリックさんを大切に大切に包み込んで冬を越すのがとっても微笑ましくて。

リックさんが毛布やぬいぐるみと間違…

10

春になるまで待っててね 小説

伊達きよ  犬居葉菜 

まさか冬眠に萌えるとは

伊達きよ先生の作品を読むのは「嫌われ神子の8年間」に続いて2作目でした。

前作が余りハマらなかったので購入に迷ったのですが、レビューが軒並み良かったので思い切って電子で購入してみました。
結果、購入して良かったです。

冬眠してどうやって恋が育ってBLになるのかと疑心暗鬼でしたが、兎に角リス獣人とクマ獣人のディビスのやり取りが可愛くて萌え転がりました。
はっきり言って前作よりとても良…

6

「嫌われ神子の8年間」電子限定特典SS「夜明け前の暗闇に」 グッズ

磨いても消えない玉の傷、時間が薬なのかな。

二人が結婚して圭の部屋で一緒に眠っている、ある日のお話です。

圭はこれまで向けられた心無い辛かった言葉に夢の中で追い詰められて。
やっぱりいつまでも玉についた傷は磨いても残るんですよね。深ければ深いほど。

テスに額に手を置かれていて目が覚める圭。
おそらく圭はうなされたか寝言でテスの名前を口にしたのか。
隣でテスが申し訳無さに苦しんでいて。

圭は朝は誰とも口をきけませんが、…

0

嫌われ神子の8年間 小説

伊達きよ  北沢きょう 

悲しみと隣合わせな感が。

初めての作家さんです。お値段もそれなりでしたので迷いましたが読んでみて良かったです。

もう泣けて泣けて。
最初の恋が終わってからのお話の始まりでしたが。
圭が辛くて寂しくて悲しくて可哀想で。
突然異世界に召喚されて神子だと言われ、第二王子と恋に落ち捨てられ。
その後は散々神子の務めを果たさなかった、うつつを抜かして贅沢三昧してと周りから蔑まれ冷遇され。

何も知らなかったことを言…

7
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