野白ぐりさんのレビュー一覧

偏屈なクチュリエのねこ活 小説

月村奎  野白ぐり 

受けの片想いはBL界の宝

 推しポイント、年上×年下。ゲイ×ゲイ。

 誰にも心を預けられず、顔色を窺い、人に気を遣って生きてきたリオンが、出会ったばかりの年上の大我に砕けた口調で接する自分に驚きながらも、過度に期待しないように戒める姿が可愛い。
 大我の行動をポジティブに捉えては、いやそんな訳ない、期待しない甘えない信じない……と抑え込むのが涙。
 兎のお手製ぬいぐるみをきっかけに、大我のことが好きだと自覚してか…

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月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

約束通り永遠に添い遂げた最期に涙

お話の冒頭はスピード感がありつつ、中盤から終盤にかけて2人の間に芽生えた絆と愛情をたっぷりと切なく愛しく描ききった美しい作品。

先日庭にて番外編を手に入れました。お忙しい中での先生のご出展に感謝するとともに、また2人に会いたくなって読み直した次第です。
何度読んでも読了後の寂しさと愛しさの混じりあった切ない気持ちが心地よくあとを引きます。


『ずっと一緒に』『死ぬまでそばにいて』と…

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金銀ささめくひみつは夜 コミック

野白ぐり 

低ストレスで読める

魔術がある世界観。
主計局のミカドと術部隊長のアロイ

表面上はお互い素っ気ない態度をとりつつ、実は親密な関係の二人。


ファンタジー世界だけど、物語自体はシンプルで、ファンタジーならではのエピソードも特にないので「別世界のお話なんだな」くらいの認識でよさそう。
(二人の肩書きに馴染みがなくて「ミカドは経理部、アロイは営業部エースで重役の息子みたいな感じ?」と置き換えながら読んだけ…

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金銀ささめくひみつは夜 コミック

野白ぐり 

No Title

野白ぐり先生のタイトルのネーミングセンスって素敵だなぁ、といつも思います。
こちらも素敵。
ファンタジー色強めの世界観が野白先生のイラストに合ってる!!!
野白先生のきれいなイラストで見るドラマティックなBLおとぎ話だと感じました。

私はメガネキャラは苦手(というかかけていないお顔のほうが好き)なんですが、
みかどは好き。アロイのために目が悪くなったっていうのが本当に尊いです。
綺…

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月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

ラストがすごく素敵で印象的

作家買いです。
ケモミミにも惹かれてるので、ジャケ買いも含み、です。

お話は、田舎に引っ越した青年が、寂れた神社で狛犬の妖怪?に出会い、襲われ、なぜか主人になってくれと言ってくるところからスタート。
ぐり先生の儚くて美しい絵が、狛の存在の危うさや読者のハラハラをさらに引き立てててとても良いなぁと思います。

途中はもうどうなってしまうのか、ドキドキハラハラしてしまったりして。猫が出て…

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月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

甘く、切なく、美しい物語

野白ぐり先生が大好きでして、また執着攻めとの事なので購入いたしました
本当に最高です
ありがとうございます

人外ものになります
狛犬の妖怪?の狛(攻め)と都会から田舎へ来た伊月
都会での人間関係に疲れ、1人逃げてきた伊月の目に止まったのは古びた神社に一つのこった狛犬
「お前はここで一人ぼっち?」
その問いかけ、触れた手が狛を呼び覚ましました

出会いから急展開で、狛がややレイ…

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金銀ささめくひみつは夜 コミック

野白ぐり 

切なくも美しい秘密の関係

くりかえしあいのおとから野白ぐり先生に惹かれまして買いました
めちゃくちゃ良いです
ファンタジーな世界観に先生の絵柄がマッチしていて幻想的でした
内容的には元孤児のミカド✖️御曹司のアロイ
幼少期から共にすごして来た2人が惹かれ合うも、身分差から隠れて愛し合っている
2人とも、2人きりのときと他の時のギャップがすごい
ミカドがアロイをでろでろに甘やかすのが、めちゃくちゃ良いです

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HUMAN LOST コミック

野白ぐり 

甘さと切なさとで胸いっぱいになる番外編

J庭で長ーーーい行列ができており、現場ではお迎えできなかったこちらの
野白ぐり先生の同人誌!「月はみちかけケモノの恋」の番外編です。

とらのあなさんでやっと購入することができ、嬉しい・:*+.
横になってこちらを見つめる伊月(受け)の視線にドキドキです。

Xで先生が「なぜか反対向きで写真を撮られてることが多い」というようなことを
呟かれてましたが、確かにちょっと一瞬どっちが上?下…

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雷々来世 コミック

野白ぐり 

感情が荒ぶるところも見たかったな

 野白先生のタッチと昔の西洋の雰囲気ってやっぱり合うなぁと思うと同時に、現代の高校生同士もいい!と思いました。機会があったら学園ものも是非出してほしいです。今回は転生ものということで、悲恋に終わった主従の関係を引きずる2人が、何百年という時を経て現世でようやく思いを遂げるストーリー。七星も雷央も思いやりが深く、相手を一途に想い続ける純情さが印象的でした。前世でも現世でも恐らく相手の気持ちは感じ取っ…

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雷々来世 コミック

野白ぐり 

凄く良かったです

前世で結ばれなくて今世では…と一見ありきたりな感じなのですが、前世の二人の関係性、深い繋がり、悲しい結末、それらが今世のお話と交互のような形でストーリーに組み込まれており、なんだか二人の二重のお話を楽しませてもらった感覚でもありました。
攻めは結末を全て覚えており、受けは攻めと今世で再会した時にはまだすべて思い出しておらず。お互いに持つ葛藤などもたくさんあり、またすぐに作品に夢中にもなれまたすぐ…

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