はーたんたんたんたん
冒頭からもう何かがあることを決定だにし、そこからストーリーが流れていくのですが、すごい設定もしっかりしており、お、こっちの展開だったのかと拍子抜けさせられたこともあり、ありきたりな展開なようでそうではない、と、いうことをこの作品に感じられとても見ていて楽しまされました。BLドラマにして欲しいくらいに、なんだか深いものを感じられもした。
年上年下とかではなく同い年で片方は母とのことを抱え片方は重い…
BLというジャンルに留めておくのはもったいないような、他人の人生の受け止め方、身内との関わり方について考えさせられる作品でした。話したいことがあるけれど、いつどうやって話そうか、そもそも話すべきか迷っているというなんとも不思議な目的で千波と出会った渚ですが、中盤でなんとなく事情を察し、理由が分かるとそれも納得でした。むしろ赤の他人だからこそ、気軽に手紙などでぽんと伝えてしまうやり方もあったでしょ…